産後、まわりの子育てをみて、ああ、きっちりしなくても大丈夫なんだと思うことがたくさんありました。
例えばオムツ。
最初の頃は、少しでもオムツの「おしっこサイン」の青いラインが出ると、当然のようにすぐにかえていました。
でも、助産師さんの新生児訪問のとき、紙オムツを脱がしてお尻の状態を確認したあと、「オムツこのままはかせていいですか?さっきおしっこして、青のラインでてるけど、少ししかおしっこ出てないし、もったいないし。気持ち悪いというなら新しいオムツを」と言われ、え?そういうものなの?と驚き、それからは、少しくらい大丈夫なんだと心に余裕ができました。
保育所に預けだしたら、それはもう、おしっこ吸収できる限界まできてるパンパンのオムツが保育所の使用済みのオムツ入れに入っていて、けっこうショックでした。
あんなに必死に頻繁にかえてたのに、そんな必要なかったんだ…と。
他にも粉ミルク。
作りおきは厳禁。二時間経過したら捨てる。
赤ちゃんがのみ残したら捨てる。
これ、きっちり守っていました。
でも、パパは仕事で忙しく、いろんな家関係の手続きをひとりでしないといけない忙しいママ友は、そんなこと守っていられない様子で、粉ミルクで作ったミルク入り哺乳瓶を持ち歩き、あちこち外出していました。
ママ友の赤ちゃんは、ミルクを飲む力が弱い赤ちゃんだったから、少し飲んでは休み、を繰り返す。だから、外出先でも、当然、のみ残しをあげないとやっていけない様子でした。
それでも、元気に育ちました。
雑菌が繁殖するから、のみ残しや二時間経過したものはダメなんで、もちろん、赤ちゃんがおなかを壊した時は、母親は責任を問われたいへんな思いをするでしょう。
でも、産前に考えていたように、
そんなにきっちり規定通り!かちこちになって育児しなくてもいいんだなぁと、産後ぼちぼちわかるようになりました。
二人目育児は楽だと言われているのは、そういう、手の抜きどころがわかっているからかなぁと思います。