赤ちゃん時代に何が困ったかというと、やっぱり泣き続けること。
赤ちゃんが泣いたら、まず、抱っこして、泣いている原因を探します。
オムツ。ミルク。痛いところがないか。眠いからか。
どれを検討しても泣き続ける時期がありました。
出産前は、
ほぎゃあ、ほぎゃあ、ほぎゃあとかわいく泣いている赤ちゃんを優しく抱っこして、「どうしたのかな~?」いいながら、あやすとニッコリ。
そんな幸せな図を想像していたんですが、現実は厳しかったです!
顔を真っ赤にして「ギャー!!!!」。それこそ、何か痛い思いでもしたのかと思うくらい激しく泣き続けました。
慌てて、「どうしたの??」と言いながら、抱っこしていろいろ確認するんですが、何もない。オムツもぬれていない。ミルクも飲んだばかり。混合だから、母乳の後に産院から指示されている量のミルクを足してあげているので足りないわけではないはず。ひたすら、あやすのですが、全然泣き止まない。
産後すぐのわたしがピリピリしているからかと、夫や母(おばあちゃん)に抱っこしてもらってみるも、同じ。
先に出産した友人に「抱っこしてないと泣くから大変なの。」と聞いたことがあって、当時は大変だなと思っていましたが、
わたしの子どもは抱っこしても泣き止まない。泣き止む分、いいじゃないかとあとからうらやましく思ったこともありました。
ここまで泣くのは、本当に具合が悪いんだろうか?ここはプロに見てもらう方が…と思い、少し大きな病院の小児科に連れて行ったこともありました。
「時々、そうやって連れて来られる方いるんですが、たいていは大丈夫ですよ。こちらも医師なので、こういう時にチェックする項目があって、一応そのチェック項目は確認させてもらいますが、お母さん、そういう赤ちゃんもいるんです。あきらめてください。」と、お医者さんは笑って答え、耳をのぞいたり、一通りのチェックを終えて、やっぱり、問題なし。
そうか、そういうものなのか…あきらめるのか…
とりあえず、どこか具合が悪いところがあるわけじゃないとわかってよかったと自分に言い聞かせ、帰りました。
夫が状況を見かね、ネット検索して、どうしたら赤ちゃんが泣き止むかを考えてくれました。
ネット検索の結果、
泣き止ませる魔法の道具、それはおしゃぶり!!!
だという結論にたどり着き、試してみることにしました。
当時、大きくなってもおしゃぶりをとることができなくなり、歯の発育の影響が…など、おしゃぶりはさせない方がいいという風潮だったので、させるつもりはなかったのですが、背に腹はかえられない。思い切って、赤ちゃん本舗でこの時期にあう月齢の有名な赤ちゃんグッツを販売する会社から出ている、きちんとしたおしゃぶりを買ってきてもらいました。
これで大泣き生活が終わるのね!と、夫も私もドキドキしながら、さあどうぞと、大泣きの口へ…
赤ちゃんはびっくりした顔をして、モゴモゴ、ペッ!
以上。でした。
そのあと何度もトライしましたが、まったく受け付けず。吐き飛ばして泣き続けるわが子…。
二人して脱力感におそわれました。
もちろん、授乳中や哺乳瓶でミルクをあげてるときは泣きやみ、幸せそうでした。
でも、授乳や哺乳瓶ミルクも24時間与えるわけにもいかず…その話は別の日記に書きたいと思います。