私が子どもの頃から持っている、ふるーい折り紙の本を息子にあげました。
これ。
【中古】 やさしいおりがみ /仲田安津子(著者) 【中古】afb
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > ホビー・スポーツ・美術 > その他
- ショップ: ブックオフオンライン楽天市場店
- 価格: 108円
もっと早くあげたらいいのに!と思われるかもしれませんが、すっかり忘れてたんです!
こんな古い本でも喜んでひらいて、さぁこの本の折り紙にチャレンジしようとしてくれたときのこと。
この本、折り紙の色まで書いてあるんです。
写真の右端の「さんかくひこうき」の下のところに「あお」と書いてあります。
青の折り紙で折ってねというもの。
それをすっかり忘れてて、息子が
「青の折り紙ある~?」と聞くので、ああ、また、「男の子は青が好き」という思想を幼稚園で教えられているからだな、青の折り紙ばかり使うから、使いかけの折り紙の中には青がないし、まぁ、いっか~と、あまり使いそうにない薄紫の折り紙を渡すと、
「違うよ。青の折り紙って、ここに書いてるんだよ」と言われました。
「ああ、ママ、間違って紫持ってきちゃった…」
「ごめんね、青がないの~」
と悲しそうに、わざと泣きそうに言うと、
「大丈夫、ほら、青、だんだん青になってくるんだよ。ほら、青に見えてきた。大丈夫だよ。ママ」
何かもめていると勘違いしたパパが「どうした?」と見に来て、
「あ、本に青と書いてるけど、紫なんだね」
というと、
「違うよ、青なんだよ。この折り紙、だんだん青になるんだ」
と。
なんだか、優しい子になったなぁ~と感動した話でした!