子どもと横断歩道を渡ろうとした時、後ろからきたサラリーマン風の男性に子どもの頭を軽くポンポンとされました。
え?夫が突然現れた?
と、思ったら、見ず知らずの中年男性。そのまま、追い越して駅の方へ去って行かれました。
特に怪しい風貌でもなく、まあ、軽くポンポンくらいなら、かわいい男の子によしよししてあげたいという気持ちの表れだろうし、気にしなくてもいいと思っていたら、息子が
「なんだよぉ!僕は杖じゃないぞ!」と、プンプンしています。
すごく、気持ち悪くてイヤだったそう。
うん。よく考えたら、通り魔的で嫌かも。すれ違いざまに女性の胸やおしりを触るようなもの。もし、軽くポンポンじゃなくて、強く悪意のあるものだったら?凶器を持っていたら…。
一緒に歩いているのに、息子を守れていなかったなと反省しました。
そして、幼稚園入園当初のことも思い出しました。
幼稚園近くの道で、わざと片手を子どもの方へ出して、近づいてくるヨレヨレのおじいちゃん自転車に遭遇。とっさに子どもを自転車と逆側にしてかばったのですが、子どもとハイタッチでもしたかったのでしょうか。
黙ってニヤニヤして近づかれると恐怖です。
上品な女性の外国人観光客に、子どもの写真を撮らせてほしいと言われたこともありました。どうやら、日本の幼稚園児の制服姿がかわいいから、ということらしい。
複雑な心境でした。
多くの外国人観光客は、珍しいものに出会うと、撮っていいか確認することなくバシバシ写真を撮ります。子どもも含め。この人にOK出そうがだそまいが、子どもの写真はどこか見ず知らずの人の手にあるし…。
子どもはかわいいから。それはよくわかります。子どもは親だけのものではありません。でも、子ども自身の気持ちはどうでしょう。
好意を持ってくれるのは嬉しいことですが、少し気をつけてもらいたいものです。