保育所編です。
保育所によって全然違うんですが…
例えば始業開始時間が10時間だったとします。
通勤時間が1時間。
そうすると、書類上、保育開始時間は9時。
しかし、9時に保育所の扉をあけてすぐに子どもを預けて行くことはできません。
1.カバンをおろし、上着をかけます。
2.手を洗います。(保護者と子どもふたりとも)
3.検温。
4.ボードの用紙へ記入。(到着時刻や迎えの予定時間、迎えの人の続柄、プール可かどうかなどいろいろ。)
4.子どもをトイレに行かせます。(オムツをかえます)
5. お昼寝布団を布団入れにいれます。(週のはじめのみ)
6.園庭用の靴は袋から出して、袋と一緒に靴箱へ入れます。(週のはじめのみ)
7.おしぼり・エプロンをそれぞれ指定場所のかごにいれます。
8.お手拭きタオルをかけます。
9.足ふきタオルをかけます。
10.かごに一日分のオムツを入れます。(オムツは園においておけません。毎日一枚残らず持って帰ります。)
11.着替え5セットをかごに入れます。(オムツ同様、園にはおいておけません。毎日一枚残らず持って帰ります。)
12.スーパーの袋を2枚、それぞれのフックにかけます。
13.色帽子(体操の時の帽子)を棚に入れます。
14.おたより帳(家で毎朝、体温も食べたものも時間ごとの記録、いろいろ…たくさん書きます)をかごに入れます。
ああ、たくさん準備があるんだな。そろそろ「もう書かなくていいよ」と言われそうな状態ですが、それだけじゃないんです。
保育士さんによっては、なぜか朝に長々と話をしたがる人もいるんです。
子どもの話なら、もちろん親としては聞きたいし、多少の時間も気にならないのですが、子育て論を展開したり、親の仕事の内容を詮索したり…。
そして、子どもはこの準備時間中、ずっと親の手元。保育士さんは預かってくれません。
赤ちゃんの時は抱っこ紐をしたままで、布団入れの棚が高くて入れにくくても、ぼーっと見てるだけ。手伝わない決まりなんです!と言わんばかりの顔。大きくなったらなったで、子どもは素直に熱を測ったり手洗いしたりトイレに行ったりなんてしません。少しでも一緒にいる時間を伸ばしたいからだとわかっているので、頭ごなしに叱って言うことを聞かせる気にもなれず…。
赤ちゃんの時も幼児になっても、やっぱりわかれたくなくて大泣き大暴れします。
先に書いたように、保育所や保育士さんによって違うようなのですが、
わたしは「落ち着くまで抱っこしてあげててください」とよく言われ、
抱っこし続け、いつまで続くのー!どれだけ保護者暇だと思ってるのー!
というところまできて、やっと、「仕事が…」と言って預かってもらうという状態でした。
30分は確実にかかりました。
さっきの例で行くと保育開始時間が8時半以前でないと間に合いません。
早めに保育所に来て準備すればいいと思われるかもしれませんが、保育開始認定時間より早く来ても、扉をあけてくれません。
困ってしまって、保育士さんに「朝、仕事に間に合わないのですが…みなさんどうされているんでしょうか。」と聞くと、「みなさん、延長料を払っていらっしゃいますよ」との返答。
つまり、保育開始認定時間より早い時間に保育所の扉をひらいて欲しかったら、延長料を払ってくださいとのこと。
ちょっと、びっくり仰天しました。
泣いて暴れる子どもを片手抱っこしながら、子どもの持ち物を保育士さんが指定した部屋のあちこちにある収納場所へ入れまわったり、保育士さんの話を聞いている時間、
つまり、保育士さんがぜんぜん保育していない時間分、追加で保育料を払わないといけないという事実に。
わたしはそんな無駄なお金を払いたくありません。
保育士さんのお話は、帰りに聞きますと断り(←反抗的な保護者…モンスターと言われてるかも)、荷物は念入りに準備。部屋をまわる順通りに保育所のかごに入れやすい大きさにたたんで詰めて、少しでもスピードアップ。
幸い、駅から保育所までの距離が長く、ゆっくり歩くペースの時間で通勤時間を書いておいたのですが、現実は猛ダッシュ。
もともと、始業時間よりかなり早く着き仕事の準備をするのが当たり前の職場でしたが、
職場には、「今日は子どもが保育所でウンチをして、それで時間がかかったの」(実際、そんな日もありました!)とか、わけのわからない言い訳をしていました。
毎朝の疲労感半端なく。職場に着くと一仕事終えたー!!そんな気分でした。
公務員なので、人事異動が毎年あり、どんどん人は入れ替わり、退園する(今は幼稚園に通わせています)ころには少しかわり、(苦情がきたからなのかもしれませんが)「お仕事に遅れるのでいいです。預かります。」と言ってくれるまでにかわりました。だから、いま入ったら、そんなことはないのですが…。
もしかして、今もどこかの保育所でこんなことがあるかもしれません。