うちゅう教室体験
どんなの?
以前、こちらの記事に書いたように、「うちゅう教室」を体験してきました。
対象は1年生~3年生。
すでに4月から開講されている教室へ、体験として混ぜてもらうことに。
一言で言うと…
宇宙好きの子どもたちがワイワイ話をして楽しむ教室でした!
先生は、大学院で研究をしている先生が一人、大学生のお兄さん先生が2人の計3名。
体験した日は大学生のお兄さん1人がメイン講師を務める日で、名前と宇宙に関する好きなことをふたつ書いて、同じチームの人に自己紹介するところから始まりました。
みんな宇宙図鑑や宇宙本を読んだり、科学館で知識を仕入れているので「それ、僕も知っている」とワイワイ。
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ブラックホールの撮影に成功したニュースが出たばかりだったので、これも話題になりました。
面白い問い
子どもたちと宇宙の話をしながら授業はすすんでいったのですが、途中で研究している代表の方にバトンタッチ。そこでちょっと面白い話がありました。
月の基地から離れたところへ着陸してしまったという設定で、基地まで持って行くもの3つまで選べるならどれにする?という問いを投げかけられて…
子どもが選んだものはなんとマッチ!
理科実験教室でマッチを扱ったばかりなので、マッチを魔法の棒のように感じているのかもしれません。
NASAで緊急事態に持って行くべき物の順位を決めておられるそうで、10位まで発表されていました。
①酸素
②水
③星の地図
④宇宙食
⑤宇宙携帯
⑥救急箱
⑦パラシュート
⑧照明弾
⑨ヒーター
⑩マッチ
ヒーターが下位にあるのは、宇宙服を着ているので、寒い暑いの影響は少ない設定だから。
照明弾をあげて場所を把握してもらっても基地から距離があり、助けに行くのに日数がかかりすぎる。
パラシュートはクレーター対策に必要。
宇宙食は食べなくても人間はぎりぎり2週間持つから。
コミュニケーション~協力して何かを作る
最後に「宇宙エレベーターを作ろう」と、コピー用紙を重ねてどれくらい高く、本一冊分のせても倒れないものを作れるかという工作がありました。
チーム制で話し合って協力して作るというものですが、これがなかなか難しい。大人ならそこそこ話し合って、「えー!それはないでしょ?」と思いながらも、それぞれの考えをちょっとずつ取り入れたりしながら、作業分担したり一緒に製作していくと思うのですが、子どもは大抵、自分ひとりで自分の思うように作りたがるんです。
息子は同じチームのお兄ちゃんに意見してましが、当然通らず、セロテープを切るお手伝いをしたりしていました。他のチームと競うので、他のチームを偵察したり…
楽しすぎて、体が弾む弾む。飛び跳ねながら「うぉー、すげー」「こっちは5枚重ね!」
ブラックホールに見立てた段ボール箱の穴に2人で協力してボールを落とすゲームですら、大興奮。息子だけじゃなくて、子どもたちみんな。
大人の目で見るとそんな単純なことに…と思うのですが。
【同じ好きなものがある】異年齢の子どもが集まっているので、コミュニケーション能力の育成にいいと思いました。
うちゅう教室へ通うか?
費用と日時と…
体験後、子どもは楽しかった!通いたい!と言うのですが、少し悩んでいます。
月2回 1時間半
受講料 月額 5,400円(税込)
教材費 月額 2,160円(税込)
土曜日なので、土曜授業や運動会などの行事とかぶります。振替は半期に一度だけ。
結構なお値段がするので、それなりにもっと深く、宇宙に関すること学べると思っていたのですが、楽しむことが中心でした。授業進行に慣れない学生さんが教壇に立つこともあるし…
大人はついつい費用対効果を考えてしまいます~!
うーん、もしかして、他にもっとお得な宇宙教室あるかも?と調べてみました。
JAXAや科学館の宇宙教室は?
JAXAの宇宙教育センターのページから
子どもの宇宙の学校へ辿りつきました(KU-MA 子ども・宇宙・未来の会)が、大阪府内で開催されていません。
大阪市立科学館のジュニアクラブは小学5・6年生~
でも、イベントを発見!!
大阪府内の宇宙イベント
2019年5月12日(日)大阪市立科学館⇒(理科実験野外教室(科学館会場))
2019年5月26日(日)万博記念公園⇒(万博公園・理科実験野外教室)
宇宙教室でよく実施される「ロケット飛ばし」ごっこも実施されます!!
【実験2】 ロケットを飛ばそう
Let’s Fly a rocket
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の開発したH-ⅡA ロケット(エイチツーエー ロケット)の燃料には、水素と酸素の混合気体が使われています。この水素と酸素の混合気体を爆発させて、ロケットに見立てた「ペットボトルの底」を飛ばします。
このイベントの実験は13種類もあります。ご興味のある方はぜひ!
イベントはこの日一日だけで終わってしまうし、もしかして、体験した「うちゅう教室」へ通うかもしれません。
でも、子どもは宇宙だけでなく、いろんなことに興味があり、時間もお金も限りがあるので、もう少し悩んでおきます~。