初めて子どもが小学校に入学して1ヵ月が過ぎた頃のこと。
同じ小学校のママからこんな話を聞きました。
「〇〇ちゃんは、インターナショナルスクールの土曜授業に通っていて、その宿題があるから毎週月曜日は休むんだって。」
「インターナショナルスクールに行くから学校を休むんじゃなくて、宿題を消化するために、月曜休むんですか?」
「そうらしいよ」
私の感覚は古く、自分が小学校に通っていた時のままなので、驚きました。
しばらくして、別の子どもから、
「私は週に1回だけ、遠い学習塾に通っているから五時間目授業はいかないの。給食を食べてすぐに塾へ向かうの」
という話を聞きました。
先ほどの話を聞いたあとだったので、なるほど、そういう時代なんだなぁ…という気分になりました。
他の学年のママたちの会話で、
「学校休みたがるけど、休み癖がつくから行かせた。先生は、高学年になって休まれると勉強についていけなくなるから困るけど、低学年のうちは多少休んでも大丈夫って言ってくれてたけど。」
という話を聞いたこともあり、
先ほどの子たちは低学年だったので、たぶん、今なら多少休んでも大丈夫というのもあるんだと思います。
受験期に、試験の一週間前から学校を休んで(インフルエンザにかかって試験を受けることができなくなる危険を避けるためにも)家に籠って勉強をするという話は昔から聞いたことがあるし、その進化版!
他の人から聞いた噂話だし、低学年の子どもの話すこと。真相はどうか定かではありませんが、子どもの時間管理にどのご家庭も苦労されているんだなぁという気分になりました。
子どもだから、遊びも学校も大切。
でも、その子その子の特性に合わせて、どんな経験をさせて、どんな勉強をさせたら伸びるのか考え、それをさせようとすると時間が足りない。
その足りない分を、休んでも問題のなさそうな授業の部分を削ってあてているんでしょう。子ども同士の人間関係やバランスのとれた基礎学習・発達も考えてのことだと思います。
私はそこまで子どもに合うものを見つけられていないし、自分の判断に自信がないのでできませんが、
そうやって必要なものをテキパキ選びとって時間を確保していく人が、社会的に成功していくんだろうなぁと、ちょっぴり刺激を受けました。
私も大胆に不要なことは捨て、自分の時間・子どもの時間、それぞれ大切にしていきたいです。