どんなテキストと問題集を使ったか
これまでの積み重ねがあるので、11級の1年生の範囲は特に勉強しなくても大丈夫だと思っていたんですが、念のため算数検定の対策本と問題集を買ってみました。
普通の検定対策本もあったんですが、かわいい方。買ってもらって嬉しそうでした。
外出先の待ち時間などに一緒に読んで、どんなものが出るのか親子で確認しました。試験当日、会場で試験開始までの待ち時間に1ページだけ問題を解きましたが、他の部分は真っ白。もったいないので、息子より小さな子どもがいる友人にあげました。
上の「親子ではじめよう」を読むだけで余裕で合格しそうな気がしましたが、息子と同じ年齢の子が、前回の算数検定で不合格だった話を思い出し、試験の1週間前ふと不安になって過去問題集を買い足しました。
過去問題8回分と解説がついていて、このお値段。他の過去問題集より可愛らしさはないけれど、お得です。これは、しっかり8回分、家で取り組みました。全問正解!安心して当日を迎えられました。
驚いたこと
受験票に証明写真が必要!!
受験票が届いて一番びっくりしたのが受験票に証明写真を貼らないといけなかったこと。先に漢字検定の受験票が届きましたが、下位級は不要だったんです。11級でも必要なんて…ボックスのスピード写真で充分ですが、写真を切って裏に名前を書いて貼ってと、ちょっと面倒でした。
持ち物にものさし?
当日の持ち物は
「受検票(写真貼付)、筆記用具、ものさし・定規」
と受験票に書いてありました。
ものさし?定規もいるの??と思いませんか?
念のため持って行き、机の上に置いておきましたが、使いませんでした。
受験票記載の時間よりタイムスケジュールが早い!!
受験票には次のように書いてありました。
入室可能時刻13:00
注意事項説明13:00~13:10
検定13:10~13:50
しかし、
12:30から入室可能に。
12:50から問題用紙を配り始める。
配り終えると説明もはじまる。
入室可能時刻と書いてある時間にはすっかり説明が終わっていました。
初めて算数検定を受けられる方は、30分前には会場に来られることをおすすめします。
保護者が記入する欄・記入する時間
名前や住所・受験番号は保護者が代筆できます。解答用紙に、アンケートと開始日時・終了時間を書く欄があります。これも保護者が書くことができます。
説明者も保護者が記入するものとして説明されていましたし、ほとんどの人が検定開始時刻の13:10までに保護者が全部記入していました。
検定開始直前まで皆、保護者が子ども席のそばに立っていました。実際に入室した時刻から開始時刻までが長い(30分以上)ので、子どもは退屈です。この間に「親子ではじめよう算数検定11級」を取り出して少しさせていましたが、やっぱり退屈で仕方がない様子でした。何か退屈しのぎになるものを持参されることをおすすめします。
受験する年齢は1年生というより幼児さん
試験会場で、まわりを見渡すと11級の席の範囲の子どもたちは皆、うちの息子より幼いような…。1年生らしき子もいましたが、ほとんどが幼児さん。
1年生の範囲だから、1年生が受験するものだと思いこんでいましたが、上の公式サイトに載っているように、「入学前の腕試し」で幼児さんが11級を受験するのが普通のようでした。
公式サイトには10級は2年生の範囲と書いていますが、実際は1~2年生の範囲のようです。
↑11級の合格証と一緒に入っていた「個別成績票」の一番下のコメントに書いていました。
どうせなら思い切って、10級を申し込めば良かったかなと少し後悔しました。
全員、途中退出!会場内の後ろの席でお迎え待ち
試験が始まると保護者は廊下に出されます。廊下から室内が見える窓がなかったので、廊下で待っていてもなぁという気分になり、建物から出て外のベンチで待っていたんですが、早々に試験が終わった子どもたちの軍団が建物から出てきました。
え?もう?というくらい早い!
漢字検定と違って途中退出できるので、早々に退出したがるんだと思います。
帰る親子の人波に逆らって慌てて迎えに行くと、廊下のドアの前で子どもの引き渡し作業が行われていました。
保護者が見つかると部屋から出て行くのですが、見つからない子は試験会場内の後ろの方の席にまとめて座らせ、保護者が迎えにくるのを待たせているようでした。不安そうな顔の子もいましたし、早めに廊下で待機しておくことをおすすめします。
私は息子に、試験終了時刻まで「途中退出せずに見直ししましょう」と言い聞かせていましたが、残っている子にスタッフの方が「終わったら退席していいんですよ」と声をかけていたようですし、そんな雰囲気ではありませんでした。試験終了まで残っていた子はいなかったんじゃないでしょうか。全員、途中退出したように見えました。
試験結果が郵送されるのは忘れかけた頃
ウェブ上で試験から3週間後に合否確認できます。「合格」の文字を見てホッとしました。ウェブ上では合格しているかどうかだけしかわかりませんし、この時点では子どもに内緒にしていました。
詳細資料が送られてくるのは試験から40日後です。ほとんど試験を受けたことを忘れかけたころです。試験結果の封筒には、次のようなものが入っています。
封筒の中身を全部渡すと、子どもは「かず・かたち検定」の時と同じように、本物の合格証より、かわいい「個別成績票」の方を見て喜んでいました。
今回は満点合格ではなかったので、ちょっぴり残念そうでしたが、「合格って書いてあるよ」と見せてくれました。
間違ったのは「ひっくり返しても同じ数字にみえるのはどれですか」という問題。答えはもちろん「1」。結果を見せる前に、同じ問題を出したら、「1」と言っていました。なんで「×」がついているんだろう…。うっかりミスだと思います。
前回の「かず・かたち検定」と違って、大きな大学での会場受験。緊張しますよね。
よく頑張りました!
※追記です。算数検定9級(小3程度)以下の会場受験が2020年4月から廃止になりました。