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次の申し込みはどうしようと、ホームページを見てみると…値上げと会場受検廃止の言葉が飛び込んできました。
9月にはホームページ上で告知されていたようです。改めて見てみると、前回子どもが受けた算数検定の合格証にも文書が同封されていました。
途中退出廃止・9級以下会場受検廃止などの変更点
2020年度4月検定から以下のように変更されます。
①9級、10級、11級の個人受検の会場受検を廃止
②途中退出の廃止
1次検定(すべての級)・2次検定(3級~5級)③1次検定の検定時間の変更
2~5級 60分⇒50分に変更④書店申し込みの終了
「インターネット申込」「コンビニ申込」「郵送申込」のみ。
(2020年度4月検定からの変更点について | お知らせ | 実用数学技能検定(数学検定・算数検定)より)
書店申し込みという言葉が懐かしい響きですね。
9級以下の会場受検廃止は受検する年齢層が低いからだそうです。子どもが受検しましたが、9級~11級は大部屋にまとめられ、幼児さん用の部屋という雰囲気でした。安心して会場受検デビューできる環境に保護者としてはありがたい環境だったので…残念です。
塾などの提携会場では9級~11級(検定料は2000円)でも受検でき、個人でも提携会場受検を申し込めるのですが、その地域や団体ごとに日程がバラバラで探しにくく、定員がいっぱいになると締め切られるので、利用しにくい状況です。
検定料の大幅値上げ
2020年度4月検定から検定料が変わります。
【個人受検の場合】
1級 5200円⇒7800 2600円値上げ
準1級 4700円⇒6700円 2000円値上げ
2級 4200円⇒6000円 1800円値上げ
準2級 3700円⇒5200円 1500円値上げ
3級 3200円⇒4500円 1300円値上げ
4・5級 2700円⇒4000円 1300円値上げ
6~8級 2200円⇒3000円 800円値上げ
(2020年度4月検定からの検定料改定について | お知らせ | 実用数学技能検定(数学検定・算数検定)より)
800円~2600円の値上げ。値上げしすぎではないですか??びっくりしました。4級・5級は英検よりも高い。これまでのように気軽に受けられる検定ではなくなってきました。
※2022年10月検定からさらに値上げされます。これまで提携会場受検の検定料の方がわずかに安かったのですが、2022年10月検定からは個人受検と提携会場受検の検定料が同じになっています。
【2022年10月検定からの個人受検・提携会場受検、共通の検定料】
1級 8,500円
準1級 7,300円
2級 6,500円
準2級 5,600円
3級 4,900円
4級・5級 4,300円
6級~8級 3,200円
かず・かたち検定 2,700円
詳細については下記公式サイトをご覧ください。
⇒2022年10月検定からの検定料改定について(個人受検・提携会場受検) | 数学検定・算数検定(実用数学技能検定)
(2022/2/9追記)
直近に受けた2019年10月実施9級について
教材と結果
前回、うちの子どもは9級に合格していました。11級の会場受検を1度経験し、大丈夫そうだったので1つ飛ばして9級を受けました。
9級受験の時も11級受験の時と同様に、子どもはこのひよこちゃんを持ち歩いて出先の待ち時間に読んで、
過去問を1冊1回だけ全部して受けました。
過去問はメルカリで購入したので、前回とは種類が違います。
[rakuten:book:18383379:detail]
結果は満点ではありませんでしたが、ギリギリでもなく、いつも通りのちょっとミスがあった程度で済み、合格できました。
1年生ですが、2・3年の通信教育もとっていますし、
今回もとくに無理な級でもなかったと思います。
試験内容 ~過去問になかったような問題も
いつもミスする問題はクリア
子どもが試験会場から帰ってきて、すぐに問題を見せてもらいました。いつも通り書き込みがありません。(時間はたっぷりあるはずなので、口が酸っぱくなるくらい問題用紙に答えを書くように言っておく方がいいと思います‼)
しかも、よくミスするマスの数を数える必要がある問題がある…
また数え間違いがあるんじゃない?と思っていましたが、結果はマル!数え問題を克服です‼
過去問になかった問題
「見たことがない問題が出た!」と子どもが言っていたので何かと思えば次のふたつ。
この<竹ひご>と<粘土玉>の問題と、
くす玉を作る折り紙の問題。
このふたつの問題は上のウサギの絵の過去問には出てきませんでした。ひよこちゃんの対策本にも。
だから、今回はダメだったかなと思いながら、もう一度家に帰ってから解いてもらったら、合っていました。問題そのものはそれほど難しくなかったからだと思います。
よく見かける問題も
あちこちの問題集でよく見かける問題もありました。
上のひよこちゃんの絵の検定対策本にも載っていました。
半径と直径というものがわかっていればできる問題です。
(基本の計算問題ももちろん、過去問も対策本もあちこちの問題集にもありますが、今回の話からは除外しています。)
もうひとつ、あちこちで見たことがある問題がありましたが、
次の問題はウサギの絵の過去問にも、ひよこちゃんの絵の検定対策本にも載っていなかったので、出題されてびっくりしました。
↑「算数の授業は何時間目ですか?」
複数の人の話から、全体像を読み取る問題です。
確か、ずいぶん前にした「思考力ワーク入門編」に書いていたような…
記憶があいまいなので、購入される際は中身をご確認ください。
通信教育だと「ちょうせんもんだい」、一般的な書店の問題集だと「思考力」「算数パズル」などに出てくる問題だと思います。
何度もやったしこれは絶対大丈夫だと思っていたら、家で問題を解き直して自分で「あ、まちがえていた」と気付いていました。
間違えているだろうと思う問題があっていたり、あっているだろうと思う問題を間違えていたり…
次はどうしよう?
小学算数をさらっとしたことがあるので、
まったく未習というわけではありませんが、これからは、それほど問題を解いたことがない学年の学習分野になってくるので、飛ばすとその分の学年の勉強が抜けてしまします。
だから、段階的にひとつ上の級を少しずつ勉強して受ける方式にしようと子どもと相談していたんですが、これだけ検定料が上がると、全部の級を受けるといったい、いくらかかるんだろうという気分になりますよね。
試験を受ける時間ももったいないし、いっそのこと、しばらくじっくり勉強してから少し上の級をポンとうけるという方式にしようかと、揺れてしまいます~。
※その後、段階的にひとつ上の級を少しずつ勉強して受ける方式をやめ、上の級をポンと受ける方式にしました。(2021/2/22追記)
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