国語の面白い間違い~日常会話から
子どもが国語の問題をしていて、面白い答えを書きました。
電話が ひょっこり あらわれる。
友だちが ぷっつり 切れる。
うん、あるある…「ケータイ電話がひょっこりあらわれたよ」って言ったこと。
きっと、学校で友だちがぷっつりきれたのね。
うーん、わかるけど、
日常会話の感覚で国語を解くとダメですね。
国語の問題の答えとして答えないと!
正解は…
友だちが ひょっこり あらわれる。
電話が ぷっつり 切れる。
「まなびwith」2月号の問題でした。
※追記です。「まなびwith」は2021年4月から「コナンゼミ」になりました。
国語力低下は物語を読まないから?
先ほど書いたように、家庭学習でこんな間違いがひょっこり出てきて、世間で騒がれている国語力の低下ってこういうこと?と思いはじめました。
それというのも、最近は、物語を読まずに自分の好きな種類の子供向け実用書(?)
今はこれではなく「時間の使い方」系の本ですが、こんな類ものや、
こういう図鑑系ばかり読んでいるからです。
つい、こういう類の本だと、勉強になるからとわざわざ止めなくていいかなと思ってしまいますよね?
でも、貴重な読書の時間がすべて実用系で物語系はゼロというのは…
本を読んでいないわけではないけれど、物語を読んでいないのが原因だと睨み、
寝る前にいつも通り好きな本を読んでいる子どもの横で、少しずつ物語の音読(読み聞かせ)を始めました。1日1章ずつ、少しずつ。
子どもの横で親が物語を感情たっぷり音読
子どもは「読んでいらない」と言うに決まっているので、「読み聞かせ」ではなく、【親が勝手に好きな本を読んでいる】というスタイルで、音読することにしました。
大人ですから、ただ音読するのはつまらないもの。どうせならプロ並みになってやるという気持ちで、感情豊かに、ナレーター気分で読んでみました。ただ、丸々一冊読むのは疲れるので一章ずつ。
1日目はしらんぷり。
2日目は後半気になり、チラ見。
3日目はしっかり聞いている。「続きはまた明日」というと嬉しそう。
4日目は今夜…どうなるでしょう。
使っているのはこの本です。
なんとなく挿絵が好きで…完全に親の趣味です。
以前、よく読んでいたゾロリやおばけのコッチシリーズの方が簡単に引き込めそうですが、親の方が飽きてきているし、
自分が読んでいて楽しければ、子どもが振り返らなくても「せっかく読んであげたのに!」とガッカリしたり、イライラしないからです。
(子ども向けの本をつまらないなぁと思いながら読み聞かせ、反応がなくて、1日で挫折したことがあります)
このまま物語の世界へ引き込めるでしょうか。
引き込めなくても、大きな声で音読するのはなかなか面白いので、「うるさい」と言われない限り、しばらく続けたいと思います!
ランキングに参加しています。
応援ありがとうございます。