6月は休校明けで親子とも調子が出ないし、公開テストの案内ハガキ&塾からお誘いのお電話をいただいたので(過去に受けたことがあるから電話番号の資料が残っていたからだと思います)、気持ちが切り替わるきっかけになるかもしれないと受けてみることにしました。どちらも無料のテストです。
能開センターの公開学力テスト
どんな成績表か
能開センターは成績をWeb上で返却してくれます。カラーでグラフの種類も豊富ですし、見直し順(間違った問題の中で全体得点率が高い順)も表示されます。
子どもが書いた解答用紙そのものも、画像で届きます。消し跡までしっかり写っていて書き直した形跡までわかります。
当日の試験の未記入の問題用紙(復習用)と解答・解説を試験当日に渡してもらえるので、保護者と受験者にとっては嬉しいテストです。
試験の後はイベントに参加できる
この時の受験者数は全国で525人。
自宅受験も可能ですが、会場で受けました。
子どもは試験の後の理科系イベントに参加したくてテストを受けたようなものです。
3色を重ねると白色になるというものだったようです。持ち帰れるので家でも遊んでいました。
塾も受験者を増やすために頑張っていますね!
国語
国語から先にテストを受けたからか、国語の方が点数が高くでました。
語彙分野で、次の選択問題が出来なかったのがびっくりでした。
サッカーの試合に負けて、ぼくたちは、「〇〇〇〇」帰っていった。
うずうず・すごすご・ぱくぱく・ひらひら
正解は「すごすご」です。なぜか「うずうず」を選んでいまいた。「うじうじ」と勘違いしたんでしょうか。
全体得点率17.9%の問題なので、ほとんどの子が出来なかったとようですが、今どきの小2はそんな感じなのかなと思ってしまいました。
苦手だったはずの物語文の問題が全問正解、全体得点率30%台の問題も正解していたのは、努力が実ったようで嬉しかったです。指示語の穴埋めもバッチリ!
進研ゼミの中学受験講座4月号5月号の国語は物語文で公開テストよりも込み入った問題だったんです。
算数
算数は、積み木の真上から見た図の問題で、全体得点率12.7%の問題も含めすべて正解していたのは嬉しかったですが、不思議でした。
まったくそういった問題に取り組んでいなかったんです。
休校中にシンクシンクをしたくらいでしょうか。
シンクシンクは次の記事にも書いています。
算数最後の問題は、なんと全体正答率2.7%。うちの子も間違いました。
「1から99までの数が書かれたカードが1枚ずつ…」と続く問題でした。
ちょっと複雑な問題だけれど、少し前に家でも似たような問題に取り組んだこともありるし、落ち着いて順番に考えていけはできるのになぁと思いましたが、
正答率を見て、小2でコロナ明けの会場受験の雰囲気の中では厳しかったのかなと思い直しました。
高学年になったら切り捨てる問題ですね。
他は単純ミス。やっぱり日々の練習が足りなかったし、「僕は算数の方が得意」と思っているので、気持ちがたるんでいたんだと思います。
浜学園の学力診断無料オープンテスト
どんな成績表か
浜学園は成績表が郵送で送られてきます。グラフは棒グラフしかありませんが、カラーですし、必要な情報は充分書いています。解答と解説もあります。
今回受けたのは、次に載っている浜学園に通っていない子どもを対象とした無料のテストです。
次のような浜学園の塾生も受ける有料のテストではありません!
※追記です。のちに塾生も受ける公開学力テストを受けました。
Webで問題の解説授業や保護者説明会を視聴できる
浜学園の「学力診断無料オープンテスト」は、テストに出題された問題の解説講義が無料でWeb配信されます。(申し込んだ人のみ)
保護者説明会も申込みをすれば、無料でWeb配信されます(コロナで密を避けたい人のための特別措置のようで、全国版です。自習室があるなしなど、教室ごとの話はありません)が、すすめられるがままに、子どもが試験を受けている間に、参加しました。
テスト実施中の保護者説明会のことは次の記事に書いています。
参加するとオリジナルノートがもらえる
受験者数は全国で640名いたようです。
こちらは試験後のイベントはありませんが、オリジナルグッズがもらえます。子どもは何がもらえるかなと期待して受けました。
前回受けた時と同じノートでしたが、本人はまたもらえたと喜んでいました。
前回のテスト(小1)のことはこちらに書いています。
国語
浜学園も国語の方が算数よりも少し良かったです。
返却された子どもの解答用紙を見て、国語のテストの漢字問題の文字がものすごく丁寧だったのが印象に残りました。
文字が綺麗でないと小学校の漢字テストではOKでも、外部の漢字テストでは間違いの判定をされるということを口酸っぱく言っていたからだと思います。
ちゃんと聞く耳を持ってくれていて嬉しかったです。
国語の問題はどう考えても能開センターよりやさしく、量も少なかったです。
特に読解。読解は大問2問ありましたが、どちらも物語文でした。こぶたちゃんの話とこりすちゃんとこうさぎちゃんの可愛いお話です。
通常だったら全問正解するはずの問題ですが、うっかりミスがありました。外でのテストってそういうものですよね。
全体正答率(その日受験した人たちが正解した率)が最も低いのは22%で、どんな問題かと見てみると…
あとから こうして いたら よかった、とか ああして いれば よかった、とかと いう 気もちの ことを なんと いいますか。
「こ」から はじまる ひらがな四字の ことばを こたえの らんに 書きなさい。
「こうかい」ですよね。これが最も正答率が低い問題だったということに驚きました。
我が家では日常でよく「あとで後悔しないように」と言っていますし、うちの子は正解しています。
今どきのご家庭は「後悔」という後ろ向きな言葉は使わないのかなと思いました。
算数
試験が終わったあと「難しくて時間がかかった」と言っていたので、今回はめちゃくちゃ悪いんだろうなと思っていたら、そうでもなく、最後の問題が難しかっただけだったようです。
最後の問題は、全体正答率が最も低く17%でした。
「☆に7をたした数は25から☆をひいた数と…」
と 続く問題で、☆を求める問題です。
これに時間を費やし、この最後の問題は正解していましたが、
その分、他の見直しをすることができなかったのか、割と簡単な問題でミスをしていました。
感想
休校明けのダラダラ生活の中のテストだったので、平均より下とかもっとすごく悪い想像していたのですが、「意外と維持できてるぞ。」という感覚(私の基準は低いです)でした。みなさんもダラダラだったんでしょうけど💦
今後のミス対策は…簡単な問題をたくさんこなすことでしょうね。
今回の受けたテスト内容の難易度は能開センターの方が高かったと思います。浜学園のテストは塾生以外が対象だから、やさしかったのかもしれません。
よく公開テストの結果をブログに書く方もいますが、
この記事に、「 ザクッとでも模試の成績をブログに書くのはこれで最後にしようと思います」と書いたように、私は今後も控えるつもりです。
思っていたより良かったらつい書きたくなりますけど、私は良ければ良いほど個人の特定につながり、どうかなぁと思います。
有名なコンクールやコンテストなどもそうですよね。仮にトップだと…顔と名前を出されてわかっちゃいますよね。(我が家にはそんな心配いりませんが)
今後受ける方は
塾のテストなので、小学校で習わない問題も出ています。特に算数。
もし、これから初めて公開テストを受けるという方は、事前に算数パズル系の問題集か次の問題集をしていくと心がまえができて安心かもしれません。
うちの子は、これ一冊全部する時間がなかったので、この本の最後の切り取り式のテスト2回分をしてから公開テストを受けました。
「トップクラス問題集」のことは、次の記事の「難易度高めテキスト」の項目に書いています。他にも似た難易度の問題集を書いていますので良かったらどうぞ。
他に有名なのは次の「スーパーエリート問題集」。
うちの子は使っていませんが、少し難易度高めのものです。
他に、算数オリンピックの勉強をしているとある程度対応できると思います。
通信教育「まなびwith」にも少し算数パズル系があります。
よろしければ、こちらもご参考になさってください。
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