2020年に出版されたばかりの図鑑ようなシリーズ本
2020年4月第一刷の最新の地理本をかりてきました。
主な対象は【 小4 小5 小6 中学 高校】だそうです。
最初、この本を見た時「地理の図鑑」という印象を受けました。
分厚く(2.5センチ!)A4サイズで大きいのですが、その分、しっかり載っています。1つの都道府県につき、24ページ以上、9つのテーマにわけて書かれています。
地形と気候/地域とくらし/防災/産業/伝統工芸品/観光地と祭り/郷土料理と名産品/郷土の歴史/郷土にゆかりの人物
基本データも見やすく掲載、しっかり学習できる
「地域と気候」のページには、その都道府県の基本データが載っています。
「地域とくらし」のページは、人口の多さがわかるイラストがあり、うちの子は特にこれが気に入っています。子どもは数字だけで差がわかりにくいのでいいですね。
私は「ご当地ことば」欄が気に入っています。
例で載っている滋賀県の「しまつして、きばる」の「しまつ」は節約、「きばる」は頑張ること。
近江商人の日常の心がまえで、「むだがないようにして、相手が喜ぶように頑張って働く」こというそうです。いい言葉ですね。
農業や漁業、工業など、「産業」についても充実しています。
新指導要領に対応~防災コーナーも
「防災」のコーナーもあります。
これまで地理でこんなに防災について学んだかな?と思ったら、やっぱり学習指導要領が改訂されて、それにあわせて設けられたコーナーのようでした。
小学校で2020年度から全面実施される新学習指導要領では、県の特徴を、観光や起こり得る自然災害を通して理解することが求められています。本書では名所旧跡、自然のみどころから祭りまでを「観光地と祭り」として多数紹介。また、地域ごとに心配される自然災害をまとめた地図「災害危険度マップ」をすべての都道府県について掲載しています。
(ポプラディア プラス 日本の地理(全7巻)|学習|本を探す|ポプラ社より引用)
これからは防災教育大事ですもんね。防災教育について書いた記事があります。よろしければお読みください。
旅をしている気分で楽しめるお気に入りのページ
郷土料理や名産品のコーナーも充実。写真が多いのでとても楽しめます。
「るるぶ」みたい!
そういえば、「るるぶ地図でよくわかる都道府県大百科」について書いたものもあります。よろしければ、こちらもお読みください~!
観光地と祭りのコーナーも充実!
伝統工芸品コーナーはお土産物屋さんにいる気分を味わえます。
郷土の歴史コーナーは、最近、歴史漫画を読み始めた子どもが「スゲー」と楽しんでいました。
郷土にゆかりの人物コーナーもあり、歴史好きの方、伝記が好きな方は楽しいと思います。
うちの子はもともとあまり伝記系を読まないので、読んで欲しいのですが、ここはほとんど素通りしています…
各市町村ガイドも充実!
これまで子どもと読んでいた地図や地理系の本は都道府県の情報止まりでしたが、こちらは市町村ごとのデータまであります。
基本的なデータはもちろん、各地域の特色や有名なものが載っています。
時々、写真も載っているのでわかりやすいです。
友だちが住む地域、旅先の地域のことが詳しくわかっていいですね!
【近畿地方】コーナーもグラフや図、写真でわかりやすく比較
詳しい地図もしっかり掲載
全体から近畿、各都道府県の地図がしっかり掲載されていて、どこの部分か把握しやすくなっています。
地図帳のように詳しく載っています。
都道府県どうしを比較する資料も充実
近畿地方の断面図も載っています。
都道府県名が書かれているので、京都府に丹波高地があって、大阪府に大阪平野が…と断面図で見ると記憶に残りやすいと思います。
日照時間や雪の量、気候も写真やグラフ、イラストで見やすくなっています。
人口の比較や交通網、産業や世界遺産も地図や図、大きな写真と共に書かれています。
ポプラ社のポプラディア プラスシリーズ
「日本の地理」は全部で7巻。お住いの地域のものをぜひ!
この「日本の地理」シリーズは地域ごとに全部で7巻あります。
世界に出て、日本のことを知らなくて恥ずかしかったという話をよく聞きますが、それは日本国内でも同じこと。自分が住む地域の話がうまくできなくて残念な気持ちになった方も多いのではないでしょうか。
まず、子どもには自分が生まれ育った地域のことを知って欲しいので、「近畿地方」を図書館から借りました。
これ以上詳しく書かれいる本はないのではないかというくらい詳しく書かれています。
皆さんも、ぜひお住いの地域のものを読んでみてください~!新しい発見があるかもしれないですよ。
「世界の国々」・「人物」・「仕事」のシリーズ
このシリーズ、世界地図の方もあります。
なんと人物事典も!
仕事・職業シリーズもあります。
以前、子ども自身もお仕事ナビ系の本を学校の図書室からかりてきたことがありますが、
ポプラディアのシリーズの方が多くの職種を一度に見ることができそうです。
高校生まで長く使える図鑑のような本なので、兄弟が多いご家庭なら一式そろえておいてもいいかもしれません。
世界の小学校や暮らしの本も「現地取材!世界のくらし」シリーズ
ポプラディアシリーズではありませんが、ポプラ社のホームページでいいものを見つけました。
「現地取材! 世界のくらし」シリーズです。
以前、世界のこどもの生活について書いた本について書いたことがありましたが、
このポプラ社の「現地取材! 世界のくらし」シリーズにも各国の小学校の様子が書かれています。
2020年4月にスタートしたシリーズ本で、QRコードから動画が見られるようになっています。
こちらの方が新しいので、今度はこのシリーズを順に子どもと読んでいく予定です。
このシリーズ、一巻目はなんと「日本」なんですよ。どんな風に書かれているか楽しみです♪
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