- ファーストメガネと同じ度数の予備メガネが活躍していた
- ファーストメガネと同じデザインの新しいメガネを購入
- 眼科に新しいメガネをしないことを相談
- 学校の担任の先生に伝え、新しいメガネを持参
- やっと解決!原因判明!
ファーストメガネと同じ度数の予備メガネが活躍していた
もともと最初に眼鏡を作った時、同じ度数の眼鏡を2つ作っていました。
ひとつは本人が選んだフレーム。予備の方はもう部品が売っていない古いタイプのフレームメガネ。
もちろん、最初は本人が選んだものを使っていたんですが、男の子同士のじゃれ合いでメガネが破損してしまい、フレームそのものが傷んでしまったので、途中から予備メガネをしていました。(ほんと作って良かった予備メガネですよ…小さな男の子は激しく動くから危険!)
ファーストメガネと同じデザインの新しいメガネを購入
眼科の視力検査で近視が進んだことがわかったから
コロナが流行る前のことなので、ほぼ半年前、
予備メガネで過ごさせている中、眼科(いつもアレルギーで充血するので目薬を出してもらっています)で少し近視が進んでいることがわかり、少し度の進んだメガネを作ることになりました。
最初の子どもが選んだフレームと同じデザインで、少し顔の幅が広くなったバージョンです。デザインを変えても良かったのですが、本人がこれがいいと言うし、私たちも予備メガネの前の眼鏡をかけている期間の方が長かったので見慣れているから同じものにしました。
メガネ屋さんに眼科で処方してもらったメガネを作るようお願いしたところまでは良かったのですが…
新しい度数のメガネをかけたがならない!
なぜか新しいメガネをかけたがりません。もちろん、出来上がった時に耳や鼻の位置と眼鏡が合っているかのフィッテイングもしてもらって、バッチリのはずなんです。
理由を聞くと「新しいメガネの方が見にくいから」。
メガネ屋さんがレンズを間違った??
念のためメガネ屋さんに相談すると、処方通りだとのこと。
眼科に新しいメガネをしないことを相談
子どもは違うフレームの眼鏡を嫌がるもの?
無理にかけさせるのも…と眼科に事情を説明してみると、最初に言われたのが
「子どもはフレームがかわるだけでかけたがならくなることがあるから、前のフレームにしてみますか?」
でした。
直前のメガネは、古い型の予備メガネのフレームですし、
新しく購入したメガネは、ファーストメガネと同じフレームで長い間本人が気に入っていたものです。
幅は違いますが、顔の幅が大きくなってきたので、余裕がある方が楽でしょうし…
「予備メガネのフレームの方がいい?新しいメガネのフレームがイヤなの?」
と聞いてみると、
「そうじゃなくて、見にくいんだ」
そうだよね…でフレームの可能性はなくなりました。
コロナで室内が多く近くを見る生活だから?
室内では度が緩い方が楽だからかも?
すでにコロナ休校期間に突入していたので、眼科の先生に普段どのような生活をしているか聞かれました。
室内で本を読んでいる時間が圧倒的に増えたことを話すと、
「本を読むことは大事なことだからやめさせることはないし、遠くを見ることが少ないから、度が緩いメガネで室内で過ごす方が楽なのかもしれない。無理にかけさせるのも違うから、しばらく様子をみましょう」
と温かいお声がけをいただきました。
本を読む姿勢は大事ですが…
正直言って「処方は間違っていない!かけないのは子どものわがままだ!」と叱られるかもと不安だったのでホッとしました。
子どもは視力を調整する力が強いからかも?
また、眼科の先生は、コロナで室内を過ごす子が増え、遠くを見ることが少なく一時的に近視になっている子が増えているようだという話をし、
もしかして、子どもは視力を調整する力が強いから、新しいメガネの方があっていないのかもしれない。
眼の筋肉の緊張を緩和する目薬を処方され、目の緊張が取れた状態で再度、視力を測ろうという提案もいただきました。
学校の担任の先生に伝え、新しいメガネを持参
そうこうしているうちに学校が再開し、前の予備眼鏡で登校したので、視力検査にひっかかりました。
先生に対応中である書類を書いてもらい、新しいメガネを持参させ、連絡帳でもし見にくいようなら新しいメガネをするよう指導をお願いしました。
席の考慮もしてもらい、とりあえずのまま夏休みに突入。
やっと解決!原因判明!
眼科で再度、子どもの意見を主張
お盆休みは眼科がしまっていたので、やっと再度受診。
やっぱり近視がすすんでいるので、新しいメガネに慣れた方がいいという結論に達しました。
はっきりとわかりませんが、診察室で診察中に、別の方が眼鏡をふたつとも持っていって調べているようだったので、レンズの度数そのものも、眼科内で確認されていたようです。
子育て経験済みの凛とした立派な女医さんから、
「子どもだから、看板など街のあちこちから情報を得て成長して欲しいので出来れば新しいメガネをかけてほしいけれど、
学校に新しいメガネを持って行っていること、日常で新しいメガネでなくとも困っていないことを考えると、無理強いしてかけさせるのは違うし…。
でも、できるだけ新しいメガネに慣れないと、さらに度が進んだメガネをすることになった時に慣れるのに大変」
こんなありがたい内容のお話をいただいたのですが、
念のため「子どもはこっちの新しいメガネの方が見にくいと言っているんです」と再度、強く主張してみると、
(子どもの言っていることだから、本当に見にくいのか、それともかけたくなくて「見にくい」と言っているのかどうかわからないという気持ちもあり、それほど強く主張していませんでした)
「もしかして、メガネの調整がうまくいっていないのかもしれない。レンズと目の位置が合っていないとレンズは合っていても見にくいことがあります。そういう技術的なことは眼科の範囲ではなくて私たちにはわからないから、メガネ屋さんでもう一度事情を話して確認してみてください」
その話を聞いてすぐにメガネ屋さんへ直行しました。
メガネ屋さんで目とレンズの位置を調整
メガネ屋さんに事情を話してみると、
「遠くが見えないの?近くが見えないの?」と子どもに質問してくださって、「遠くが見にくい」とハッキリ子どもは答えます。
【ええ?そうなの?遠くが見にくかったの?じゃあ、学校で遠くの黒板の文字見にくいからとこの新しいメガネをかけ直しても見にくかったわけ?】
と、焦りつつ、様子を見ていると、メガネ屋さんのスタッフは奥へ行って何か作業をしています。
戻ってきて、
「これで見やすくなった?」
「うん」
これで終わり。
この瞬間からずっと新しいメガネをするようになりました。
無理強いしなくて良かった!
半年以上も新しいメガネをしないことに悩んでいたのに、あまりにもあっさり解決してびっくりしました。
目とレンズの距離・位置があっていないと見にくくなる、そんな単純なことだったなんて。
それに気付かず、子どもの我が儘だと、無理強いして見にくいメガネをさせなくて良かったとも思いました。
そもそもファーストメガネを嫌がる子も多いと聞いていたのですが、喜んではじめてメガネをかけはじめたところをみると、それほど繊細な子でもないから、
フレームが違うからとかでかけたがならないタイプではないだろうとは思っていたんですが、そういう理由なのか?わがままなのか?と少し怪訝に思っていて、
「わがまま言わないで、次のメガネの時に困るから、頑張って新しいメガネに慣れなさい」と親として指導しないといけないのかとも思っていたんです。
もし、同じように悩んで、子どもに「わがまま言わないで」と指導しようと思っている方がいらっしゃったらと思い、慌てて記事にしてみました。
子どもの話をわがままだと退けないで向かいあうこと
視力以外のことでも、
「子どもの言うことだから」と子どもの主張を退けると、
子どもは「わかってくれない」という思いを抱え、「○○で、つらい」思いをし続ける可能性があります。
小さいと何を言ってるのかよくわからないことが多いですし、忙しいと荒っぽい対応になりがちですが、
自分の体験から、これから子育てする方はできるだけ、子どもの話にしっかり向かいあって欲しいなと思いました。
子育てで後悔しないように。なかなか難しいことですけどね…
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