- 「赤ちゃんってどうやってできるの?」と聞かれたきっかけ
- 子どもが幼稚園の頃、絵本での教育をすすめられたことがある
- 保護者向けの教育本をいくつか夫に投げかける
- 『赤ちゃんってどうやってできるの?にきちんと答える親になる!』を夫がかりてきた!
- 高学年に子ども本人に読んでもらうマンガ
「赤ちゃんってどうやってできるの?」と聞かれたきっかけ
子どもに「赤ちゃんってどうやってできるの?」と聞かれたことありますか?
普通は幼稚園くらいで聞いてくるそうですが、うちの子は遅くて、小2になる頃でした。
妹が産まれる子の物語文を読んで
きっかけはこれ。
進研ゼミ中学受験講座のテキストの中の国語のお話からです。
女の子に妹が産まれる話が書いています。
書き込みが激しくて見苦しくてすみません。
この頃は、国語が本当に苦手で、他の教科はほっといても国語だけは協力しないといけないと思って、ものすご~く解説していました。男の子が苦手とする物語文で、何でわからないのかもわからないくらい理解力がない時でした。
一生懸命、説明をしている最中に、「赤ちゃんって、どうやってできるの?」と聞かれて、びっくり。
え?この話でなんで?
一人っ子なのでこういう経験がなかったのですが、普通は妹や弟が産まれる時に疑問に思うんでしょうか。
コウノトリ説+「今度調べて教えてあげる」で終了
「赤ちゃんは欲しいと思ってもすぐにお腹にきてもらえるものじゃないから、コウノトリがお母さんのお腹に運んできてくれると言われているよ」
「本当に運んでくれるの?」
「そう言われているけれど、また今度、調べてしっかり教えてあげる~」
で終わっておきました。
さあ、どうしよう~とこの話を夫に相談したら、ドン引きされて、
「じゃあ、代りに質問に答えてよ!」
と振ってみたらやっぱりコウノトリの話をして、それはママから聞いたという怪訝な様子。
子どもが幼稚園の頃、絵本での教育をすすめられたことがある
アンパンマンのやなせたかし先生の絵本「なぜなのママ?」で挫折
最近は、早期の性教育が盛んですよね。子どもが幼稚園の頃、年長ママに子どもの性教育は早めにした方がいいと聞き、教えてもらった絵本があります。
「アンパンマンのやなせたかし先生の絵本だから大丈夫よ!」
「うちの子はすでにこの絵本で教育した」
そんな話を聞いて、図書館で予約して取り寄せてみたら…
ぎゃ~!!私たちには無理!!という内容でした。イラストが具体的すぎるんです!!この本を取り寄せたのも恥ずかしい~!夫ももちろん猛反対。
ということで、「子どもに絵本で性教育」というのはこの経験から除外。
保護者向けの教育本をいくつか夫に投げかける
自然にわかればいい派の気持ちを無視できない
しかし、今回は「今度、調べてしっかり教えてあげる」と子どもに約束したので、なんとかしなければなりません。
夫は基本的に親世代と同じように自然でいいというタイプ。
私は最近はいろんな情報が渦巻いているし、誤解して犯罪に巻き込まれて加害者・被害者になって欲しくないのでしっかりわかっていて欲しいタイプ。
私が自然派だったら、勝手に子どもに変なことを吹き込まれたら腹が立ちます。
だから、夫にも納得してもらってから教育したいし、どうしよう~と思っているうちに書店でいくつか保護者向けの本を見かけたので、夫に本のタイトルを送りつけておきました。
『赤ちゃんってどうやってできるの?にきちんと答える親になる!』を夫がかりてきた!
忘れかけた頃に夫がこんな本を図書館から借りてきてくれました。
私がメールで送りつけたタイトルのひとつだったそうです。
全ページマンガなので子どもひとりで読める
忙しかったので、また後で読もうと思って、夫に寝る前の読書タイムの相手をお願いしたら、子どもが自分で読んだよ~と翌朝教えてくれました。
途中まで読んで、「ママたちが読む本だよ」といったんは返したそうなんですが、
「○○ちゃん、読んでいいよ」と渡したら、一気に最後まで一人で読んで、もう一度最初から読み直そうとしたけれど、寝る時間になったから終了させたそう。
漫画が大好きなので、読んだんだろうと言っていました。
最近、息子はマンガ好きなので。
「反応はどうだった?」と聞くと、
「一人で読んだだけだからどう思ったかとはわからない」
そうか…それならどれくらい理解しているのかわからないなと思い、次の日は私ガッチリ隣について、一緒に読むことにしました。
「きゃ~」となる部分はあるかチェック
一応、一通り読んで「ぎゃー!」なところはないかチェックしてみました。
昔、男女に別れて女子が小学校の保健体育で習ったことくらいは書いています。
以前、子どもが熱心に読んでいた図鑑の「人間」に書いていたことくらいなので、
大丈夫!
※言葉は「きゃ~」というレベルのものがいろいろ出てきます!
低学年に必要な内容はバッチリ
花も花粉がつかないと実ができないのと同じだと仕組みがわかり、
人間のそういうことに関するインターネット情報は間違った情報が多いから気をつけないといけないこと、
学校で習った水着のプラベートゾーンがなぜ大切なところで、人に見せたり触ったりしてはいけないのか、
それを守らない人がいたら助けを求めること(男の子もどれくらいの率で犯罪にあうか書いています)、
そういうことに関する言葉も、見たり聴いたりすると不快に思ったり、恥ずかしく感じる人もいるから、不必要に出さないことなどが書かれていて、
(子どもにいろんな言葉を教えると外で言わないか心配だという話も聞きますが、不必要に言ってはいけないことだと一緒に教えるといいと思います。よく子どもは言ってはいけない言葉を言って反応を楽しむものですが、幼稚園の先生から、排泄物に関する言葉はむやみやたらに言ってはいけない、本当に必要な時だけときっちり教育されたので、今のところ言いません。)
とりあえず、低学年に必要な情報は詰まっています。
もちろん、命の大切さも載っています。自殺する若者が多いけれど、絶対自殺してはいけないこと。奇跡的に誕生した、望まれて生まれてきた大切な命なんだと自己肯定感を持たせることが大切だと書いています。
何があっても自殺は絶対にいけない、自分だけの命でないということは昔から言ってたので、納得できたようです。
一緒に読んで理解度を確認・補足説明を入れる
やっぱり、一緒に読んでみて良かったです。
時々、わかっているのか確認もかねて、雑談を入れ、補足説明も入れました。超真面目に読んで聞いて、質問もしてくれました。驚きの連続だったようです。
質問する機会がないと、わからないままモヤモヤが残ってしまいますよね。
渡しっぱなしにしなくて良かったです。
うちの子は7歳です。7歳~9歳は、本には「もっと知りたい」と思ってもためらってしまう時期と書かれていました。
ひとまず、10歳の壁の前に基礎的な話が出来て良かったです!!
高学年に子ども本人に読んでもらうマンガ
身体の変化に戸惑う姿が具体的に書かれている
高学年の男の子を持つ古くからの友人にこの話をしたら、「私もそういう本を買ったけど、内容が恥ずかしくて教育は学校にお任せすることにした~」と聞いたので、どんな本か聞いてみました。
「おれたちロケット少年」
試し読みをしてみたら、男の子の身体の変化に関することが具体的に書かれています。
私は図太いので、高学年になってから、子どもが変化に戸惑う頃に渡してあげればいいかなと思っています。
この本にも、就学後のおすすめマンガとして載っていた漫画です。
女の子バージョンはこちら。
「ポップコーン天使」
高学年はいろいろ変化がおきて、親の方も対応が大変そうですね!
10歳以降は子どもは親離れするそうですし、あと数年。
ドキドキです!
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