- 「ぜったい算数がすきになる!」とはどんな本?
- 学習内容に結びつく例
- ふりがなつきで低学年もOK!高学年は復習に
- 教材・教育関連書籍を多数出していて信頼できる『どりむ社』の本
- シリーズは全4冊(算数・社会・理科・国語)
今回は、子どもが小学校の図書室でかりてきた本のことです。
「ぜったい算数がすきになる!」とはどんな本?
小さな子が好きそうな楽しく優しい雰囲気のイラストの表紙です。
タイトルからして、算数が好きになるきっかけづくりになる本のように思えましたが、うちの子はすでに算数好き。
わざわざ借りてこなくても…と思いつつ、開いてみました。
目次も楽しく可愛らしい
目次は殺風景なものが多いのですが、目次までこんなにカラーイラストがふんだんに使われていて可愛らしい!
子どもが読みたくなる工夫がされています。
日常の疑問から学校の学習単元へ
「この本の使い方」を見ると、右端の縦の部分に「算数の教科書の単元名の目安」も書かれていて、学校の学習とリンクしやくなっていることがわかりました。
また、日常の不思議や疑問に感じることを、算数の考え方を使って説明する部分が右上にあり、日常と「算数」という教科の学習がつながりやすくなっていました。
つまり、「日常と学校の学習内容をつなげてくれる楽しい本」だったのです!
学習内容に結びつく例
学習内容は小学校2・3年生~中学生のもの
右端の学年のところを見ると、小学2、3年生から中学生までの内容を扱っていることがわかりました。たくさんあるのですが、その一部を紹介しておきます。
自然界にあるフィナボッチ数の不思議
「フィナボッチ数」って名前を聞いたら、子どもはまず「何それ?」って思いますよね。それを長ーい文と数式で見るとつまらなくなりますが、こんなカラー写真とイラストで、フィナボッチ数の世界に子どもを惹き込んでくれます。
※フィボナッチ数は、前の2つの数を加えると次の数になるという数列のことです。
※4年生「計算のきまり」5年生「整数の性質」の部分に当たるそうです。
きまりを探す問題も楽しく
算数の定番、きまりを見つける問題も、可愛らしいカードでわかりやすく書かれていて、素数の内容にまで踏み込んでいます。北アメリカに13年、または17年ごとに大量発生する13年ゼミと17年ゼミの話をからめて、興味深く学べるようになっています。
※5年生「整数の性質」に当たる部分だそうです。
ふりがなつきで低学年もOK!高学年は復習に
高学年の子どもなら、これまで習ったことが日常にかかわっていることがわかって楽しく感じるでしょうし、低学年の子は初めて触れる上の学年の「算数」の世界に目を輝かせるんではないでしょうか。すべてふりがな付なので小1~読めると思います。
小学校6年間分を低価格で簡単にすべて学ぶ方法
お子様がこの本を読んで算数に興味を持ったら、その勢いで興味の趣くままに小学算数をすべて学習する方向へ導いてみるのもよいかと思います。
次の記事に書いていますが、一冊で6年間分の学習が済みます。
解説授業動画だけなら無料なので、おすすめです。
この本の欠点は問題の量が足りず、理解はできても、演習不足になること。
数問でマスターするタイプならいいですが、普通は大量の問題を解いて自分ものにしていきますよね。
しかし、問題だけなら次の「ちびむすドリル」から無料で手に入れることができます。
⇒【学年別から探す】 小学1~6年生 学習プリント|ちびむすドリル【小学生】
「ちびむすドリル」には、「栄光ゼミナール」「ドリルの王様」「天才脳ドリル」「思考力ひろがるワーク」とのコラボ教材もあります。
他にも無料で提供しているサイトが多数あるので、それを活用すると低価格で簡単に小学算数を家庭でマスターすることができます。
教材・教育関連書籍を多数出していて信頼できる『どりむ社』の本
小学校低学年でも読めるようにやさしく楽しく作られているけれど、実は内容はハイレベルという雰囲気のこの本、どこかで見たことがある…と最後の部分を見てみると、やっぱり「どりむ社」の本!
『学力がアップする ノートの書き方大研究 11のコツをマスターしよう』も良かった
以前、《内容はしっかりしているのに、わかりやすくて、子どもを惹き込む力がすごい!!》と感動した次の『学力がアップするノートの書き方大研究11のコツをマスターしよう』も「どりむ社」の本でした。
これも学校の図書室からかりてきたので、コピーして、今でも時々読んでいます。
有名な教育学者監修の通信教育も出している
どりむ社は、教育関係で有名な齋藤孝先生監修の作文通信教育「ブンブンどりむ」をだしている会社です。
公立中高一貫校の受検記述対策 作文なら「ブンブンどりむ」
中学受験の学習にも役立ったと感じた会員、約95%
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ドリルの王様や小学ポピー、Z会の小学生コース「エブリスタディ」にも実績があるようです。
他にも「どりむ社」のホームページに多数載っています。
教育関係の本が多数あり、信頼できる出版社です。
シリーズは全4冊(算数・社会・理科・国語)
最後にシリーズの紹介がありました。
算数の他に社会・理科・国語もあるようなので、別に図書館で予約してかりてきてあげようかと思ったら…すでに理科は「学級文庫」として借りて読んでいるそうです。
※うちの子の学校の「学級文庫」は、家に持ち帰って読む本として借りる本とは別に、教室で読む本として児童それぞれが選んで図書室から借りている本だそうです。私が小学校の時は図書室とは別に教室用の本がずらりと並んでいて、その中から好きな本を選んで読むという形式でした。
「学級文庫」として借りたなら、家には持ち帰らないので、ちょっと読んでみたかった私にとっては残念…
気になる方はそれぞれ読んでみてください!
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