今回は進研ゼミ【考える力・プラス 中学受験講座】の話です。
小2ですが、小4の中学受講座を受講中です。
保護者通信と5年生の講座案内
4年生10月号に保護者通信が入っていました。
やる気を持続させるために大切なこと~専門家より
今回の保護者通信は、5年生から始まる本格的な受験勉強に備え、「やる気を持続させるために大切なことは?」をテーマに書かれていました。
中学受験に関する調査で、「受験をやめようと思ったことがある」という回答が半数近くあり、その理由のトップに「子どもがやる気にならないから」があがっているからのようです。
専門家の話では「楽しさ・達成感・息抜き」が必要で、
子どもが苦手な部分は伴走し、勉強量を調整、やればできるといった達成感を味わわせること、子どもを追い込まず、休みながらも続けることが挙げられていました。
やる気を継続させる・やる気をアップさせるワザ~先輩保護者より
「保護者通信」に、中学受験でお子様を合格させた先輩保護者がやっていた、やる気を継続させる・やる気をアップさせるワザもいくつか載っていました。
私が個人的に気になったものだけ、書いておきます。
①「持ち運びできるコンパクトな机を、リラックスしたい時は庭向けに、集中したい時は壁向けに置いて勉強し、本人自らやる気になる環境を整えていた。」
これを読んで、ウンウンとうなづいてしまいました。
持ち運びできるコンパクトな机は便利です!以前、幼児用の小さな机を寝室に運んで、寝込んでいる私の横でワークをしていることもありました。
教育熱心なご家庭の家に遊びに行った時、学校の机セットがあり、「口コミで学校の勉強の練習になる(正しい姿勢で座る習慣をつける)と聞いたから買った」と聞いたこともあります。
私は、使わない時は折りたためる次のようなセットが欲しいと思っています。
上の商品は大人用だから、低学年の子には高さが合わないはずなので、購入していません。高学年になってから、購入するつもりです。
②「歴史や地理、四字熟語などはゲーム形式やマンガ教材を活用。外出先でも待ち時間に。マンガ教材はトイレにも設置。壁には苦手な問題の拡大コピーや文法表、地図、漢字ことわざ表など貼り、疑問点は楽しんで一緒に解決。」
トイレにマンガ教材を置くまではしていませんが、似たようなことをしています。
子どもが好む教材は外出先に持って行き、壁に地図やコピーを貼ったりしています。
最近は、さらにダイニングテーブルの下に次のような透明マットを敷いて、下に何か挟めないかなぁと考えています。
③「受験勉強や宿題が終わればテレビやゲームもOK。休みの日は友だちと映画やコンサートも」
うちの子は受験生ではないのでゆるゆる生活ですが、受験生となっても気分転換が必要ですね!
④「学期始まりなどに、やる気を常に確認。あいまいな返事だと『受験を辞めよう』と言うと、『やる!』と宣言し、やる気を再燃させた」
本人のやる気の確認、大事ですよね…。
5年生の中学受験講座の案内
5年生からの教材の案内もありました。
暗記対策教材や「思考力・記述力診断テスト」などのテストが増える
4年生の教材でも届いた「4教科要点復習スピードチェック」の他、
5年生の「暗記対策」の欄には新聞やシートのようなものも載っていました。
5年生講座のラインナップも載っていました。
毎月のテストとは別に「思考力・記述力診断テスト」「合格可能性判定プレテスト」が年に4回ほどあるようです。
内容はより抽象的に
全体に5年生は抽象的な内容を扱うそうです。社会は歴史がはじまるようです。うちの子は歴史漫画を読み始めていますが、話を聞いていると…まだちょっと理解が難しいようなので、ちょうどいい気がします。
国語の読解は2500字程度にまで増え(4年生は1500字程度でした)、微妙な違いの中から正しいものを選ぶ、自分の言葉で書くという力も鍛えていくそうです。
演習ワーク(算数)のコース分け案内
算数の演習ワークだけコース分けがあり、選択して登録する必要があるようです。
【スタンダード算数コース】
①考え方の基礎が身についているか確認。
②標準的な入試問題の演習
【ハイレベル算数コース】
①より複雑な条件を組み合わせて正解へたどり着く問題
②難易度の高い入試問題
子ども向け「中学受験おうえんブック」
5年生の受験勉強の内容紹介~漫画でやる気アップ!
4年生11月号に子ども向けの「中学受験おうえんブック」が入っていました。
5年生の中学受験講座ではどんな内容を勉強するのか詳しく書いています。
中学校の文化祭などに行ってみよう!というところから始まり、演習ワークのコース分けの内容まで。
すべて漫画で書かれていて、やる気アップ!
すごく短いこのマンガを何度も何度も読んでいました。
うちの子は男の子ですが、この可愛らしい絵柄のマンガをとても気に入っています。
5年生からコース選択(演習ワーク)
ハイレベル算数コースにする?スタンダード算数コースにする?
保護者向けの案内にも、子ども向けの案内の中にもありましたが、
進研ゼミの中学受験講座は、5年生から算数の演習ワークがコース分けされます。
スタンダード算数コースとハイレベル算数コース。
これをどちらにしようか悩んでいます。
コース選択チェックリスト
どちらのコースで勉強するか悩む人のために次のようなチェックリストもありました。
スタンダード算数コース
5年生で求められる応用力を確実に身につけて合格したいかた向けのコース
こんな人にオススメ
▢4年生の「演習ワーク」の難易度がちょうどいい
▢「考える力・プラス中学受験講座」の算数の「赤ペン先生の問題」でつまずくことがある。
▢5年生で求められる基礎から発展までの問題にバランスよく取り組みたい。
▢入試で、算数を確実に得点していきたい。
ハイレベル算数コース
難関校を志望され、算数が得意かつ得点源として合格したいかた向けのコース
こんな人にオススメ
▢4年生の「演習ワーク」よりも、もっと難しい問題に挑戦したい。
▢「考える力・プラス中学受験講座」の算数の「赤ペン先生の問題」は90点以上のことが多い。
▢発展問題にたくさん取り組みたい。
▢難関校を志望し、入試では算数を得点源にしたい。
子どもは、90点以上はとれているけれど、難関校を志望してるわけではない(受験校未定)から、小3の教材は「挑戦コース」とかがいいけれど、5年生のコースは「スタンダード算数コース」の方がいいと言っています。
でも、関西は算数が重要だと聞きますし、
全体に進研ゼミの中学受験講座は算数が少し易しく感じます。(うちの子は国語より算数の方が好きだからそう感じるのかもしれません。個人的な感想です。)
算数が重要とはいえ、まだ計算練習を強化していたらいい時期なのかなと思ったり、イヤイヤ、せっかく算数が今、楽に解けているんだからさらに伸ばしておくべきだと思ったり。
まだ、はっきり話をしていませんが、「ハイレベル算数コース」にするようすすめてみるかもしれません。
コース登録をするともらえるもの
2/22までにコース登録するとノートと蛍光ペンがもらえるようです。
これが欲しいらしいので、2月までには決めたいと思います。
4年生10月号・11月号
毎月ついてくるもの
毎月、授業テキストと演習ワークが届きます。
テキストとワークの表紙のイラストは違いますが、テーマは同じ。
10月号の表紙はテープカッター。
11月号はハンコ。
他に、答えの本とプリントとドリルがつきます。
国語
10月号はうちの子が苦手な物語文で大変でしたが、11月号は得意な説明文なので、楽そうです。長くなるので、国語部分の話はカットし、別の記事にしたいと思っています。
社会・理科
ひとりで楽しむ~図鑑を楽しむ感覚
以前は、特に「社会」は親子で取り組んでいましたが、
最近はひとりでやってしまいます。うちの子にとっては、まだ学校で習っていないことばかり。テキストを読むのが楽しくて仕方がないようです。たぶん、小さい子が図鑑を喜んで見るとかそんな感じ。
一緒に勉強していたら一緒に学べますが、そうではないので、そのうち、私が知らない知識をたくさん持つような気がして、「いざ高学年になった時に質問されて答えられるのか?」と、ちょっと焦っています。その時は塾にお任せしましょうか…。
10月号はマルつけをしている時に「トレーサビリティ」(食品がいつ、どこで生産されたか、どこで加工されたかなどを確認できる仕組み)が出てきていて、びっくりしました。私が子どもの頃に習わなかったことがたくさんあります。
本当は自分で丸つけをする教材ですが、丸つけして欲しがるので、丸つけしています。
答えが載っている本に、テキストにはないたくさんの情報があるので、自分で丸つけして欲しいのですが、たまに解答し忘れている部分もあって、最終チェックはしておく方がいいかなぁと丸つけしています。
社会の10月号は「農業」と「水産業」、11月は「林業」「エネルギー」「地方別地理・農林水産業のまとめ」。
理科の10月号は「昆虫」と「植物のつくりとはたらき」、11月号は「川のはたらき」「豆電球と乾電池」。
「昆虫」は蜘蛛やムカデのイラストがあってヒャ~という状態!ひとりで勉強してくれて助かる単元でした。
うちの子は男の子ですが、もともと昆虫好きではないので、昆虫図鑑もほとんど読んでいませんし、知らなかった虫の仕組みに興味津々で特に「気持ち悪い!」という感覚はなかったようです。
算数
授業動画も親も不要~テキストの説明がすごく丁寧
植木算・和差算・年齢算・等差数列と9月号までは受験算数っぽい問題もあり、一応、説明する場面はあったのですが、
10月号は最初から一気にしてしまい、親の出番も授業動画の出番もありませんでした。
ベン図を使って数字を求める問題は初めてかもしれませんが、テキストの書き方が丁寧なので、特に問題なかったようです。
11月号は次のような内容です。
最大公約数・最小公倍数のところって、つまづきやすいですよね。
でも、こんな風に1から解説があるので、たぶん初めて学ぶ子もスムーズに学習できると思います。
6年間分、予習済みだからかも
算数は、次のテキストと動画で6年間分、サラッと学習済みです。
しかし、『やさしくまるごと算数』には、この一番つまづきやすい最大公約数と最小公倍数の部分があまりにもあっさりと終わっていたので、
コロナ休校時、別の通信教育「まなびwith」の特別サービス「ワークブック一冊送付」を利用して、
この単元のテキストを一冊手に入れて学習していました。
ダウンロードして他の学年のものも印刷して用意しましたが、やっぱり冊子になっているものの方がすすんで取り組んでくれました!
だから、11月号も特に問題なくすすめるはずですし、演習ワークの「できたらすごい!」も大丈夫そう。
うちの子にとって、国語の物語文は今の難易度で充分難しくて、歯がたたないこともあるくらいなのですが、
算数は6年間分の予習が済んでいるからか、基本的にスイスイです。(4年生の演習ワークはコース分けがありません)
だから…
これは人によって違うと思うのですが、ちょっと解けないかもという歯ごたえのある難しい問題にも、取り組んでみたくないですか?
子どもはスタンダード算数コースにしたいと言っていますが、「それでいいの?演習ワークだけでも、ハイレベル算数コースにしなくてもいいの?」という気持ちになります。
親としても、同じ費用なら難しい問題を頂ける方が嬉しいですが、この考え方がダメなのかなと思うこともあります。
算数は暗記しておく方が有利
算数はある程度の答えを暗記しておく方が良いとよく聞きます。複数の中学受験塾の保護者説明会で聞いた気がします。
日々訓練して計算スピードをあげることも大事ですが、それだけでなく、ある程度は暗記してしまっておく方がいいそうです。
11月号の演習ワークにも、最大公約数や最小公倍数は、よく出てくる数や小さな数は覚えてしまっておこうと書いています。
他の月の号にも、覚えてしまうべき計算式が載っていました。
暗記してしまえば、計算している時間が丸々省けますもんね。
本物の入試は時間との戦いで、少しでも難しい問題を考える時間を作れるようにしておくのが大事なようです。
うちの子はこういう暗記や計算スピードを上げる訓練がほとんど出来ていないので、高学年になってから苦労すると思います。
本人のやりたいように好きなようにさせると、暗記や地道な計算練習って、どうもしないですよね。純粋に計算問題だけが載っているプリントやドリルは続きません。
続いているのは、この中学受験講座についている「ぐんぐんドリル」(1行問題を1日5問するだけ)だけです~!
たった5問でもゼロよりはいい。
進研ゼミは嫌いなものもちゃんとさせるワザがすごい。
「とってて良かった進研ゼミ中学受験講座♪」です。
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