知らなかった!日記

 子育て中の【知らなかった!】を日記にしています。~子どもとのお出かけや教育、習い事のピアノなど~

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国語の読解問題(物語文・説明文)にはどんな作品が使われているか?~進研ゼミ【考える力・プラス 中学受験講座】(私立・国立受験用)4年生10月号11月号より

 

今回は進研ゼミ【考える力・プラス 中学受験講座】の話です。

毎月楽しみにしている講座

丁寧で楽しい内容だから2学年先でも大丈夫

通常コースはそのままの学年にし、小1の頃から2学年先のオプション講座をとってます。

shimausj.hatenablog.com

通信教育って毎月くるので、次の記事のような「めばえ」「小学一年生」系雑誌や昔の学研のおばちゃんの「科学と学習」を 与えている感じです。

shimausj.hatenablog.com以前、こちらにも書きましたが、うちの子はこの中学受験講座の教材が大好きです。

shimausj.hatenablog.com

物語文だけは苦戦

ほとんど一人で出来るようになりましたが、国語の物語文だけはどうしても母親の解説なしでは難しいです。

中学受験講座の物語文は、ほのかな恋心を描いた作品まであり、小2男子の中でも幼い心を持つうちの子には、大人すぎてついていけないず、なかなか楽しんで読む領域にまで到達できません。

男の子は物語が苦手なもの

塾の先生の話~仕方ないと諦める

中学受験塾の保護者説明会で、「よく男の子のお母さんから『図鑑ばかりで物語を読まないんですが、どうしたらいいですか?』という相談を受けますが、男の子とはそういうもので仕方がないと思って下さい」という説明を聞いたことがあります。

問題文で「物語」に触れる経験を重ねればOK

塾の先生は続けて「イヤでも通塾していたら『問題文』で物語文に触れることになり、物語全部でなくても触れることができる。少しずつでも物語を読む経験を積むことになるからとりあえずはそれでOK。低学年から通塾させるメリットはそこにある」とおっしゃっていました。

そう割り切れば楽ですよね。とりあえず、今はこの中学受験講座で「今月分はあと国語のこれだけ!これを終えると全部終了するぞ!(やったよシールが全部貼れてシールの漫画が完成する)」という状態で頑張れているのでヨシとしています。

月によって学習テーマが決まっている

進研ゼミの中学受験講座4年生の読解は毎月学習テーマが決まっていて、「物語文」「説明文」とペアでくるわけではなく、ドーンと1カ月「物語文」だったり、「説明文」だったりします。(漢字と言葉系の問題は毎月あります)

10月分だと物語文。

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入試に必要な10の力のうちの「因果関係をつかむ」力をつけるというのがテーマとなっています。

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11月だと説明文。

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入試に必要な10の力のうち、「要点をつかむ」力をつけるというのがテーマとなっています。

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【物語文】の月

4月・5月・8月(詩込み)・10月

4月・5月の分については次の記事に書いています。

shimausj.hatenablog.com

shimausj.hatenablog.com

【説明文】の月

6月・7月・9月・11月(詩込み)

6月分に関しては次の記事に書いています。

shimausj.hatenablog.com

学習の成果は塾の公開テストに出た

4・5月の物語文は親ががっつり手助けし、これで鍛えられたのか、次のテストで成果を出すことができました。

shimausj.hatenablog.com

8月の物語文は問題の中に詩も含まれていて、4月5月に比べれば楽に済み、 それほど大変だった記憶がありませんが、再び10月号で物語文がやってきたときは、ちょっと大変でした。

「大変っていうけど、どんな物語が載っているの?」って気になりませんか。

そこで、どんな話が載っているか、物語文(10月分)・説明文(11月分)それぞれ本のタイトルをあげてきます。

気になる方はそれぞれネット検索するなり、図書館で見るなり、好きな方法でご確認ください。

読解問題(物語文・説明文)に使われている作品

4年生10月号の【物語文】で使われた小説など

テキスト・演習ワーク・添削課題(テスト)に載っていた物語のタイトルを上げていきます。

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テキスト

「あさのあつこコレクションー舞は10さいです。」あさのあつこ 新日本出版

 

「夜の学校」田村理江 文研出版

 

「空色の地図」梨屋アリエ 金の星社

 

「どまんなか 1」須藤靖貴 講談社

 

「ドテラのチャンピオン」ビートたけし 『少年』新潮社より 新潮文庫

 

「泣けない魚たち」 安部夏丸 講談社 講談社文庫

 

「酪農家族」立松和平 河出書房新社

 

「夏を拾いに」森浩美 双葉社 双葉文庫

 

「いもうと物語」氷室冴子 新潮社 新潮文庫

 

「教室二〇五号」大石真 理論社

 

「前奏曲は、荒れもよう」今井恭子 福音館書店

 

「夏のとびら」泉啓子 あかね書房

 

演習ワーク

「スウィング!」横沢彰 童心社

 

「おかあちゃんの口紅」森浩美 『家族の言い訳』双葉社より 双葉文庫

 

「『リベンジする』とあいつは言った」朝比奈蓉子 ポプラ社

 

添削テスト

「ダリアの笑顔」椰月美智子 光文社

 

「バスに乗って」重松清 『小学五年生』文藝春秋 文春文庫より

 

子どもが全部読んでみたいと言い出した物語は…

10月号は添削テストに載っていた次の物語文のお話を全部読みたいと言い出しました。

「バスに乗って」重松清 『小学五年生』文藝春秋 文春文庫より

今までたぶん、中学受験講座の物語文のお話を全部読みたいということは、なかったのでびっくり。

主人公の母親は入院していて毎日ひとりでお見舞いに行き、バスに乗って帰ります。バスの回数券をもう一冊買うと、またその回数券分だけ母親の入院期間が伸びそうな気がして買いたくない。最後の一枚の回数券を使いたくない。これまでの、バスの運転手さんとのこともあって、思わず泣いてしまう。怖くてぶっきらぼうな運転手さんに泣いてる理由を聞かれ、正直に話をすると…

そんなシーンが課題に出されています。

小学生なのに苦労して…さぞや心細いでしょうと、思わず泣いてしまいそうな場面ですよね。

ところが、子どもは

「そもそもなんで母親は入院しているんだろう?入院期間が伸びる伸びないってどんな病気?」

【注目すべきはそこか?!】という状態ですが、本人が興味を持ったのはいいことなので、とりあえず図書館で予約しようと思っているところです。

4年生11月号の【説明文】に使われた実用書・専門書など

テキスト・演習ワーク・添削課題(テスト)で使われていた説明文の元となった実用書・専門書などのタイトルを上げていきます。

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テキスト

「日本のもと 技術」監修・山根一眞 執筆・仲谷宏 講談社

同じものが見つからなったので、仲谷宏さんの本をのせておきます。

 

「巣箱 森のいのちを育てる」国松俊英 くもん出版

 

「ふしぎ日本語ゼミナール」金田一秀穂 日本放送出版協会 生活人新書

 

「小中学生のための世界一わかりやすいメディアリテラシー」後藤武士 宝島社

 

「地球に生きる人間ーその歩みと現在ー」大塚柳太郎 小峰書店

 

「道は生きている」富山和子 講談社

 

「食べ物とくらしー料理のはじまり」大竹三郎 大日本図書

 

「野生動物と共存できるか」高槻成紀 岩波書店 岩波ジュニア新書536

 

演習ワーク

「多数決とジャンケン ものごとはどうやって決まっていくのか」加藤良平 講談社

 

「日本語を反省してみませんか」金田一春彦 角川書店

 

添削テスト

「農は過去と未来をつなぐー田んぼから考えたこと」宇根豊 岩波書店 岩波ジュニア新書

「地球に生きる人間ーその歩みと現在ー」大塚柳太郎 小峰書店

 

4年生11月号の【詩】

テキスト

『かくざとう いっこ』なむら ひろし かど書房より

honto.jp

 

『現代児童文学詩人文庫10 長窪綾子詩集』長窪綾子 いしずえより

 

「朝」江口あけみ『子どもといっしょに読みたい詩100 第2集』たんぽぽ出版より

 

『詩を読もう! 空への質問』高階杞一 大日本図書より

 

演習ワーク

「名づけられた葉」新川和江

 

「吉野弘詩集」吉野弘 角川春樹事務所 ハルキ文庫

 

親世代にとって、読解文に載っている作品は懐かしく楽しい

子どもの教材とはいえ、よい作品のいい部分を掲載されているので、国語は親だって楽しいです。

新川和江さんの詩が載っていたので、

昔、国語の教科書に出てきた新川和江さんの詩を思い出しました。

「私を束ねないで」新川和江

 

ご存知なくてちょっぴり気になる方は、有名な詩なので、ネット検索すると誰かがこの詩について語ってくれてくれて、詩の内容がわかるかもしれません。

私は小学校から中学・高校と国語の教科書が大好きでした!

私はあまり本を買ってもらえなかったし、図書館にも連れて行ってもらえなかったので、学校の図書室がすべてでした~。図書委員長にもなりました☆彡

10月号のテキストの物語文に氷室冴子さんのものがあり、懐かしく感じた方もいるのでは?少女小説家として有名な方でしたね☆私は姉から借りて読んでいました!

新井素子さんの本も同じ時期に姉の本棚によくありました。同世代の方、懐かしくないですか??

子どもの国語教材を見ていると、いろいろ学生時代に読んだ本を思い出し、楽しくなりますね♪

 

4年生10月号・11月号の他の教科のことは次の記事に載っています。

shimausj.hatenablog.com

 よろしければ、こちらもどうぞ。

shimausj.hatenablog.com


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