先日、公立(公立高校受験に備えて小学生から学ぶコース)・中学受験コースどちらもある進学塾の保護者説明会に行ってきました。
保護者説明会でいろんなことを聞きましたが、取り急ぎ、とても気になった教材のご紹介だけ先にさせていただきます。
資料を読み取り意見を書く力を養う教材
「今解き教室」とは
進学塾で紹介された教材「今解き教室」は、朝日新聞に掲載された記事や図表を題材に、現代社会が抱える様々な問題について学ぶ総合教材。
教材の前半は豊富な写真や記者の解説で学び、後半では記事やグラフの読解問題に取り組むようになっています。
今解き教室は2010年の創刊時から、記事や資料を読み解き自分の意見を書くことを重視してきました。教科横断型の問題を課す中学入試や公立中高一貫校の適性検査はもちろん、2020年度の大学入試改革にも通用する力をつけます。
(今解き教室とは? - 今解き教室 : 朝日新聞教育プロジェクトより引用)
電子ドリルだけなら月500円
塾などの学校でまとめて購入される場合もあるようですが、個人でも購入できます。
基礎L1と発展L2があり、基礎は小4~小6、発展は小6~中学生(高校生も可)となっています。
添削付きのコース、冊子だけのコース、電子ドリル付きのコースと様々なコースが用意されています。
価格やコースは次のサイトに載っています。
電子ドリルだけでも購入でき、その場合だと月500円で済みます。
個人的には月500円の電子ドリルだけコースが気になっています。
電子ドリルですが、印刷して取り組むようになっています。
印刷の手間がかかりますが、500円で十分な内容が手に入ります。
一度、電子ドリルの中身を確認してみて下さい。
ちなみに、冊子はメルカリに多数出品されていました。入試に直結する時期ではないし、資料を読み取り作文を書く力をつけたいだけだから、古いものでいいという方におすすめです。
2019年度版を無料開放中(「今解き教室 電子ドリル」)
小中学生向けプリント教材として、2019年度版の電子ドリルをすべて開放されています。
「今解き教室 電子ドリル」の特長
●最新ニュースで時事を学べる!
朝日新聞の記事やグラフを使ったドリルです。
電子ブックにアップされるドリルを紙に印刷して、記事の読解や要約、時事用語確認ができます。
記事に関する基礎知識や背景も説明。時事の知識を増やしながら、読解力、思考力、記述力が養えます。
●電子ドリルの種類
天声人語ドリル …… 「天声人語」で、日本語表現や読解力を磨きます。
図・グラフドリル …… ニュース記事の図やグラフを読み解きます。
時事ドリル …… ニュースの解説記事で時事問題の理解を深めます。
(イマトキ先生からのお知らせより引用)
うちの子はまだ小2なので、とりあえず無料開放されている分だけ印刷してみようと思っています。
すべて公立進学コースのお子様にも
将来の高校受験・大学受験・就職試験対策に、仕事にも!
公立に進学するから特別な勉強が必要ないかといえばそうではなく、時代の流れを見据えて勉強を始めるのが大切だそうです。
これからの時代、資料を読み取り作文を書く力は必須。
中学受験を経験している子たちは受験勉強として小学生から取り組むから、その力がそなわるけれど、中学受験をしなくても中学受験をしている子と同じように小学生から力を磨いておくことが、将来の高校受験などの成功につながるし、仕事にも役立つというような話を聞きました。
公立中高一貫校受検者は必須
公立中高一貫校の作文試験は特に難しく、資料のデータを読み取り、作文をいくつも書かせるテストもあるそうです。
どんな試験がでたか話を聞くと、公立中高一貫校を受験予定の方は必須だと感じました。少しでも気になる方は一度、過去問をご覧になるとよいと思います。
私立中学受験も増える傾向に
他の塾で聞きましたが、超難関校・難関校で教科横断型の難しい記述問題が増え、それがだんだん他の中学入試問題にも広がってきているそうです。
私立中学受験をする方は、この「今解き教室」をしておく方が無難だと思います。
サピックスでも使用
先ほど「今どき教室」を検索したら、関東で有名な(関西にも最近進出してきましたが)サピックスでも4~6年で使用している情報が出てきました。
あちこちの塾で使われているのかもしれないですね。
とりいそぎ、今回はいいなと思った教材のご紹介でした。
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