今回は本の紹介をさせていただきます。
日本と世界の名作を子どもに知っておいて欲しい!
教養に!~内容を知っておくだけで話題についていける
よく昔話のパロディがありますよね。それはその昔話を知っていないとその楽しさがわかりません。
また、昔話だけでなく、ふとした時に有名な物語が、「知っている」のを前提に話題になることがあります。しかし、知らないと当然その話題についていけません。
だから、教養のひとつとして、子どもには早いうちからドンドン名作を読んでいって欲しいのですが…
小2のうちの子は物語を好まず、図鑑系を読んでばかりです。
幼児期の名作シリーズは
しかし、小学校に入学する前は、次の記事に書いたようなシリーズを一緒に読み、気にいった話を一人で黙々と読んでいたこともあります。
※当初書いたものに画像を加え、追記しました。よろしければお読みください。
もちろん、今も誘えば読んで楽しんでくれますが、「名作よんでよんで」シリーズは幼児向けの内容です。
小学生向けの名作集は?
それならば、上の記事に書いた「名作よんでよんで」シリーズの「おやすみ前のお話366話」のように一話が短くたくさん収録している小学生向けの名作集がないかなと探してみました。
名作から人生の教訓を得られることができるので、本当はひとつひとつ丁寧に読んでくれることを望んでいますが、子どもの様子を見ていると到底無理。
また、親である私もいつ、何を選んで手渡してやればいいのかわかりません。
とりあえず名作のあらすじがたくさん載っている本を図書館でかりてきました。
『12歳までに読みたい名作100』レビュー
小学生が読む名作のあらすじの本
『12歳までに読みたい名作100』は、1話が5分で済むように、各作品2ページでまとめた「あらすじ」が載っています。
大人があらすじを読んで子どもに「この作品を読んでみたら?」とすすめるのではなく、子ども自身が「あらすじ」を読んで、興味を持った名作を読むようになっています。
低学年・中学年・高学年向けに分けて掲載されている
低学年・中学年・高学年向けに分けて掲載されているので、子どもの年齢に対して難しすぎる話は後回しにすることができます。
また、この年齢だとこれくらの作品を自分で読むようになるのか…という目安も知ることができます。
代表的なエピソードが軸になっている
無理に短くまとたあらすじではなく、ちゃんと代表的なエピソードが入っているので、「あれ?知らないの?」ということがおきにくくなっています。
今どきの少女マンガ系イラストでビジュアル重視派にも
昔からある子どもの勉強系の本のイラストって、どうしても少年漫画系が多くないですか?特に算数とか語彙系の本は圧倒的に少年漫画・ギャグ漫画系のイラストが多いです。
でも、最近、少女漫画系のビジュアル重視のお勉強本が増えてきて、特に物語系は少女漫画系のイラストが多くなってきましたね。
この本もビジュアル重視派に受け入れられる挿絵になっています。
古典も海外の作品も!
先ほどの写真はロシアの話だったでお気づきだと思いますが、掲載作品は日本のものだけでなく、海外の作品も古典も含まれます。
竹取物語は絵本でもあるから馴染みやすいですね。
おすすめブックリストは305冊!
数行の名作解説付き
あらすじがしっかり載っているのは100話。
でも、それでは足りないという方のために、おすすめブックリストが305冊分載っています。こちらも低学年・中学年・高学年と分けて掲載されています。
高学年は長編小説にもチャレンジできそうですね!
相田みつを「にんげんだもの」が高学年のリストにあったのに驚きました。これはどの学年でもいい気がしますが、本当に理解できるのは高学年なんでしょうね。
知っている話ももちろんありますが、知らない話もたくさんあって…親自身の読書経験も少なかったんだなと思い知らされました。
よろしければ、一度ご覧になってみてください。
次のサイトから試し読みができます。
⇒1話5分!12歳までに読みたい名作100 - 中島克治 - Google ブックス
物語を好まない小2男子の場合
読み聞かせから開始!~幼児期を思い出す
うちの子は少女漫画系のイラストを見るとまず「女の子の物」といったん距離を持つ癖があります。
それもあって最初は見ようとしなかったのですが、
子どもが実用的な本を読んでいる隣で内容を音読をして勝手に「読み聞かせ」をしていたら、だんだんと興味を持って一緒に読んでくれました。
「名作よんでよんで」シリーズの「おやすみ前のお話366話」の頃のようで楽しかったです。
今回は、子どもが自分から好んで読む物語を探すのではなく、どの分野の名作も内容を把握するのが目的なので、好みのものではなさそうなものも読み聞かせしましました。
1日1話ずつ~100日かかる!
図書館でかりたので、あっという間に返却期限がきてしまい、全部読めませんでした。1日1話読んでいたので、全部読むなら100日かかります。また次、何かの機会に買ってあげようかなと思っています。親の方も知らなかったお話、あやふやな記憶しかなかったお話がいくつもあったので、自分自身の教養?にもなります。
古典に興味を持った
あらすじだけでなく、本当の作品を読みたいと言い出したのは今のところ古典の「竹取物語」だけでした。「そもそも古典ってなに?」からはじまり、昔の文の本当の方を読んでみたいと。
教育熱心なご家庭だと竹取物語をはじめ、名作の冒頭部分くらいは幼児期に暗記させるらしいですが、我が家はまったくしていなかったので、用意してあげたいなと思っています。
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