小学生になったら大人に敬語を使い出す
息子が小学校へ入ってしばらくすると、息子と同じ学年の近所の女の子が、大人に対して話をする時は敬語を使うようになりました。
女の子はなんでも早いですね!
次の記事に書いてますが、今どきの女の子は小1でラインデビューです。
女の子集団に続いて、男の子チームの方も大人に話しかける時、徐々に丁寧に話すようになりましたが、これまでの話し方を急にかえるのが難しいのか、敬語の知識がないのか…
うちの子も体育会系の「●●っス」(「●●です」)的な話し方を覚えてきたりハチャメチャです。
そんな中、食卓で敬語の使い方を面白おかしく語り出しました。
「学校で習ったの??」と聞くと、
「パパが図書館でかりてきてくれた本に書いていたんだ。すごく面白いんだよ」
夫もハチャメチャ敬語が気になったんでしょうね。
「どんな本?ママそんな本見たことないよ!ママにも見せて~」
「ママが見るとちょっとコワイ~いうかも。びっくりして倒れちゃうかもよ」
どんな本か増々気になって、「もう絶対見たい!」となって見せてもらいました。
『小学生のまんが敬語辞典』レビュー
表紙と中身のイラストの雰囲気がちょっと違う!
『小学生のまんが敬語辞典』というタイトルで、こんな感じの表紙でした。
大人しい感じのイラストですよね。
「ウサギさんや猫さんのほのぼの系マンガじゃない~」と言うと、
「違うんだ、目がボーン出たり、ドッカーンってなったりするんだ」
どれどれと見せてもらうと…
なるほど…。
小学校入学前はこういうマンガを嫌がっていたのに、もう平気になったんですね。
入学前に本屋で教材を下見した時、息子はこういう少年漫画のような学習漫画を拒否して普通の教材を選択しました。次の記事に書いています。
小学校に入学してから男の子らしい言動というか、バーンボーン、ババーーン系の言葉が増えました。
目次を見るとしっかりとした内容で立派な教材!
それは置いておいて、目次をみると…結構しっかりした内容です。
本の使い方とマークの説明もありました。
立派な教材です。
マンガで楽しく敬語の世界へ
教材なんですが…おもっきり少年マンガ系の導入部があり、
機嫌よくお勉強ページに入っていけるようになっています。
次のように一般的なマンガで覚える語彙の本と同じ構成の部分もあります。
しっかりお勉強部分もすべてカラーで見やすくわかりやすい
フルカラーで見やすいしっかりお勉強ページもあり、
楽しみながら学べるページもあります。
手紙やメールもバッチリ
手紙やメールのページもあり、
充実しています。
お手紙に必要な時効の挨拶、季節のあいさつ、国語の時間に習いましたよね。
今どきはメールの書き方まで解説があるんですね。
練習問題「おさらいドリル」で総仕上げ
辞典ですが、最後に「おさらいドリル」があり、最後の総復習ができるようになっています。
ドリル部分もカラーで見やすい。
これはかなりおすすめの一冊です。
新装版が出ている
図書館でかりたものは古いバージョンのようで、新装版が出ています。
新装版の画像を見て、このマンガ、どこかで見たことあるなぁと思ったら、
はるママ (id:smile-haru)さんがブログで紹介してくださっていたものでした。
息子さんが2023年に中学受験をされる予定の先輩ママの、47都道府県制覇を目指し親子で旅をされているブログ(コロナで現在、旅の方はストップされていますが、過去記事がたくさんあります!)です。
上の記事に、
プレジデントファミリー秋号の「東大生が読んだ本2020」でも3位にランクインされていた「数の悪魔」
と「数の悪魔」も紹介されていて、私もどこかで紹介されてるのを見た気がしたので、どんな本か気になって図書館で予約して借りてみました。
ところが…うちの息子は「『悪魔』と書いてあるから、読むのが怖い」と開いてもくれませんでした。鬼さんにはなれたけれど、悪魔はまだ怖いらしいです。
一瞬、読み聞かせしようかなと思いましたが、
今回、嫌がっていた目が飛び出たりの少年漫画系のイラスト学習漫画『小学生のまんが敬語辞典』をいつの間にか読んでいたように、そのうち「悪魔」にも慣れてきて、勝手に読みだす時がくるもしれないし、
丁度その時、親子でくたくただったので面倒になり、読まずに返却してしました。
数の悪魔が数学ぎらい治します! 1や0の謎。ウサギのつがいの秘密。パスカルの三角形……。ここは夢の教室で先生は数の悪魔。数学なんてこわくない。数の世界のはてしない不思議と魅力をやさしく面白くときあかす、オールカラーの入門書。スリムなペーパーバック版。10歳からみんなにおすすめ。
(普及版 数の悪魔 | 晶文社より引用)
物語のような本なので、物語好き文系女子も引き込まれて算数好きになるかもしれません。
話はそれましたが、今回ご紹介した『小学生のまんが敬語辞典』で一応、基本の敬語は使えるようになりました。
相手を見て、これまで通り男の子独特の言葉を使いますが、それはそれでいいと思っています。
敬語は、社会の中で自然に、また親から子へと会話の中で教わるのが一番かと思いますが、もし、子どもにいちいち教えるのが大変だと感じているなら、おすすめの一冊です。
☟下のバナーをクリックしてくださると嬉しいです。
3つのカテゴリーに参加しています。
応援ありがとうございます!