今回は点字の本の紹介です。
点字を興味をもったきっかけ
コロナが音楽の時間を変化させた
息子の小学校では、緊急事態宣言中に鍵盤ハーモニカ系の吹く楽器を使ったり、歌を歌うことを禁止しています。そのため、音楽の時間は鍵盤が印刷された用紙で指運び練習をし、手話合唱をしているそうです。
不憫な状況ですが、手話合唱をしたことから、「じゃあ、目が見えない人のものは?」と、点字に興味を持ち、点字の本を学校の図書室から2冊借りてきました。
「手話は勉強しなくていいの?」と聞くと、「学校で教えてもらったからいいんだ」そうです。
手話や点字に興味をもつことって、日常であまりないですよね。
コロナで制限されることが多いけれど、その代わりに「手話や点字」の世界に自分から自然に入ることが出来ました!
『点字のひみつ』(全5巻)
第3巻点字を読もう
5冊あるうちのひとつ、第3巻のみ借りてきました。一度に2冊しか借りられないから、厳選したんだと思います。実際に点字を読むことができるようになる1冊でした。恐らく他の巻に歴史等が載っているんだと思います。
図書室の本なのでカバーをとった状態。
本当は次のような表紙のはずです。
手話なら多少、ドラマの影響で友だちが手話に夢中になり、知っているのですが…
点字は全く知りませんでした。興味を持つきっかけもなく、点が並んでいて暗号みたいで難しそうと嫌煙していたのですが…
息子の本をのぞいてみると、あれ?意外とわかりやすい?
ローマ字みたいですよね。
(上の画像は白黒コピーしたものです)
うちの子はもうすぐ小3になるので、小学校では小3でローマ字を習うこと考えると、点字を学ぶ適齢期かもしれません。
文章・数字・アルファベットのきまりもしっかり載っています。
問題も載っています。
遊びコーナーもあります!
『もっと知ろう! 点字』
1冊にまとまっている
こちらは一冊にギュッとつまった感じの本です。
上の写真は表紙を開いたところです。
点字全般を一冊で学べます。
点字の歴史も海外のことから、
日本のことまで。
点字の仕組みも学べます。
母音・子音を知らない子も大丈夫。
読みやすくなる解説があります。
文を書くきまりも親しみやすい文章で載っています。
練習問題もあります。
他にもいろんな情報があり…
私は点字キーボードというものがあるとは知りませんでした。
そろばんや地図、定規なども触ってわかるように凹凸をつけていることが書かれています。
点字で筆算はとてもやりにくいので、そろばんで計算をするそうです。
英語のように手話や点字も小学校で教育を!
交流がしやすいように
他のこともあるので、1週間では完全にマスターできず返却日がきて慌ててコピーをとりました。
小学校で英語の基礎を教えているように、小学校でも手話や点字の簡単な部分を教えるようになればいいのになと思います。
そうすれば、もっと耳が聞こえない人や目が見えない人との交流がしやすい気がします。
もっと点字の普及を
手話はドラマなどの影響もあり、必要としていない方も手話が出来る方がある程度いらっしゃる気がしますが、点字はまだまだ一般に普及していませんよね。
図書館に点字の本もありますが、図書館の本を点字にするのはボランティアの方がされているようです。
外国語を日本語にする場合、翻訳家がいて、きちんと報酬が払われます。
そのため、勉強のし甲斐もありますが…
点字を学んでもあまり収入に結びつかないということも、点字の普及を妨げている気がします。
手話や点字等、ボランティアに頼らなくてもいい仕組み作りを、次の世代の子どもたちは考えていって欲しいです。
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