ずいぶん経ってしまいましたが、希学園の体験授業と公開テスト後、頂いた資料から子どもと話し合ったことを書いてみます。
体験授業
算数パズル系の内容
公開テストのあと、体験授業がありました。
とても可愛らしい表紙付きのプリントが配られました。
後ろの方で見学可能で、見学している保護者にも配られました。
余白たっぷりで、充分書き込めるようになっています。
内容は算数パズル系でした。
基本的に上の学年の内容が出来ないし、低学年の内容は簡単なので塾でするとすればやっぱりそうなりますよね。
特に最難関を目指す子は低学年のうちにこういう問題をたくさんするそうです。
授業中の子どもの様子
授業の方は、楽しくしっかり子どもたちの心をつかむものでした。
以前、別の中学受験塾の体験授業で「ハイ優秀~」と言いながら一人ひとりにマルつけしていく個性的な授業を見学して違和感を感じましたが、
こちらの授業はスタンダードでとても良く、親としては馴染めました。
しかし、先生の授業開始前の「みんな公開テストはどうだったかな~難しかったかな~」の質問に、
うちの子は一人だけ元気よく「そんなことなかった。全部できた!」
というような返事をしてしまい…
「ほ~そうか。あとは全部あっているかどうかだな」というような内容を先生は返してくれていて、見ていて《あちゃ~》と思ってしまいました。
あの教室では、「難しかったです」と謙遜しておくのがよかった空気でした。
授業中も先生の質問のたびにガンガン手を挙げて前のめりの息子。可愛らしいですが、周りの落ち着いた子たちを見ると、幼いなぁと思ってしまいました。
他塾の体験授業では息子よりも前のめりの子がいたので目立たなかったのですが、希学園では悪目立ちしてしまいました。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」「能ある鷹は爪を隠す」自慢するな謙虚になれと、ことあるごとに言ってきたのですが…どうしても子どもって気持ちが前に出て自分をアピールしますよね。
子どもに感想を聞いてみたら授業そのものは面白かったそうですが、希学園はチャイムの音が大きすぎて不快だったから通学したくないそうです。耳元で大声出されたくらいに感じたそう。「他の塾のチャイム音は?」と聞いてみるとチャイムがなかったと言っていました。私はあまり意識しておらず、記憶にないのですが。
たぶん、普段あまり大きな音に触れる機会がない子だからだと思います。グランドピアノの音の大きさにびっくりしていたくらいですから。
公開テスト後に届いた書類から得たこと
後日、公開テストの結果と資料一式が送られてきました。
採点結果から
採点された解答用紙を見てびっくりしたのが、ミスを続出していたこと。
特にいつも一番得意な国語の説明文が一番悪くて、算数の文章題も他の塾のテストや家では普通に出来るはずの問題をミスしていました。
そういうこともあるとは思いますが、これが受験当日に起きると悲しいですね…。
だから中学受験も一般的に複数校受けるんですね。
それでも小3の最高レベル演習算数の受講資格があると書かれた合格判定の用紙を頂けましたが(国語の最高レベル演習は受講資格不要)、灘クラブ特訓の受講資格はないんだということに気付きました。
受講資格基準(最高レベル演習・灘クラブ特訓)
なんとなく灘クラブ特訓の受講資格基準が気になり書類を見ていくと、ばっちり書かれた部分がありました。
小2だと公開テスト総合(国語・算数)10位以内、小3だと公開テスト総合(国語・算数)偏差値65、小4だと公開テスト総合(国語・算数)偏差値64と、学年によって基準が違うようです。
希学園の偏差値表では65のラインは灘中のみ。
だから、灘クラブ特訓の受講資格が64・65ラインになっているんだと思います。
※受験者が違うので、学校の偏差値は塾によってマチマチです。(塾のテストを受ける人が塾によって違うので)
子どもが偏差値表に興味を持ち話し合うことができた
今回、子どもが初めてこの偏差値表に興味を持ちました。
今回の灘クラブ特訓の受講資格がない公開テスト結果も含め、偏差値表のことを一通り説明すると、
「行きたい学校を決めるまではとりあえず一番上の灘を目指す。灘の下に書かれている学校どれでも選べる可能性が高いんでしょ?」と言い出してくれました。
国立や公立中高一貫校は特殊だから一概には言えないけれど、数字が上の方ほど選択肢が広がることを理解してくれたみたいです。
ひとまず、3年生の間に行きたい学校を親子でいくつか決めて、それに合わせて4年生からの塾選択・勉強方法を考えようということになりました。
子どもの将来の夢や志望校によっては、通信教育もいいかもしれません。
コロナで学校見学できない状況なので、志望校を考えにくいですが。
これまで実際に見学したのは次の2校だけです。
もっとあちこち行っておけば良かったです。
資料からわかったこと~飛び級・無料体験期間・年間予定など
講座一覧を見ていると、飛び級制度があることがわかりました。
小6に飛び級ベーシックという講座があり、それは小5で小6の講座に飛び級した受講生用の講座だと書かれていました。
飛び級制度は他塾の受講案内には書いてなかったですが、書いていないだけで、きっとあちこちの塾にあるんでしょうね。
さらに、小6の志望校別特訓を見て気付いたのですが、教科授業以外に「学習サポートルーム」時間が存在するようです。
さらに体験入塾の申込書もあり、2週間も無料体験できるということがわかりました。
どの塾も長期間お試し受講させて頂けるんですね!
そして、受講申込書を見てみると…
公開テスト代と諸費用の部分には最初からチェックが入っていましたが、ベーシック講座の部分にはチェックが入っていませんでした。
ということは、ベーシックはとらずに最高レベル演習だけとることも可能ということでしょうか。
年間予定表が入っていました。他の学年の分も書かれています。
予定が立てやすく、わかりやすくていいですね。他塾では、ここまで丁寧な予定表は頂きませんでした。
小3から「プレ灘中入試」があります。
今どきの最難関を目指す子たちは小3から入塾が当たり前なんでしょうね。
小6は大晦日も元日も塾のようです。
希学園のように最難関に特化した塾だけかもしれませんが、中学受験塾にお正月休みなんてなさそうです。
頂いた資料からいろんなことが読み取れました。
他にも希学園から学んだことを次の記事に書いています。
希学園から多くのことを学べました。
思い切ってコロナの緊急事態宣言前に、希学園の公開テストを受けに行って良かったです!
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