今回も小3の息子のピアノレッスンの話です。
子どもが小学生になって、これまでの子育てを振り返ると反省点がたくさんあります。
二人目のお子さんがいらっしゃる方はそれを次のお子さんに活かせることができますが、うちの子は一人っ子なので、このブログを読んでくださっているこれから子育てをされる方のお役に立てばと思い、少し書いてみました。
リトミックで自然に音楽にのる訓練を
「棒弾きになっている」との指摘から
ピアノの先生から、
「もしかしてリトミックとかしたことがない?体が音楽にのらず棒のようになっている。そういうのを棒弾きっていうのよ」
というご指導をいただいたことがありました。
以前、コンクールの練習をしていた時に、似たようなご指摘をいただき、子どもらしく大きく体を揺らして弾いていたら、「わざとらしく動かしすぎない」という指導をいただいたこともあります。
大人のような微妙な自然なゆれが欲しいところなんだと思いますが、難しいですね。
上に記事に書きましたが、地方のコンクールでは先生がご指摘されるくらいのオーバーな揺れの子が多く、そういった子の方が高く評価されているようでした。
※今年は感染力の強いコロナが流行っているからコンクールに参加しないと本人が決めていて、不参加予定です。
小さな子ほどオーバーに身体を動かしがちですよね。
ある程度リトミックなど曲にのったり踊ったりの経験があれば、大げさでももう少し表現力があったのではないかと思います。
当時、保育園で何かトラブルがあったのか、保育園時代は頑固に歌ったり踊ったりを拒否してしなくなり、幼稚園に入園後少しずつ改善されたくらいなので、私はリトミック教室に通わせようなんて思いもしませんでしたが、
これから何か音楽系の習い事をさせてあげたいなぁという方はリトミック教室からスタートがおすすめです。
音楽の基礎がしっかり身につく教室へ
ドレミを歌いながら弾くのが苦手で残念
よくレッスン中に「もっとよく歌って」と言われます。実際に歌うわけではなく、「ピアノでもっと歌うように弾いて」という意味なんです。もちろん、カンタービレ(歌うように、表情豊かに)という記号がついている楽譜だからというわけではありません。
「実際に歌いながら弾いてみて」とおっしゃる日もありました。音符を歌いながら弾くというものなんですが、これがうちの子はものすご~く苦手なんです。
音符で歌う経験がこれまでなかったし、もともと歌に対してのハードルが高いので、歌に集中すると手元がおろそかになり、ピアノが弾けないという状況になってしまうようです。これがすごく残念だなと思います。
ピアノ教室によって教え方が全然違う
最初のピアノ教室では一度も「歌いながら弾く」「音符で歌う」なんて言われたことがありませんでした。
↓最初のピアノ教室の記事です。
しかし、音符を歌いながら弾くのはピアノ練習では一般的なようです。作文・表現力講座の順序立てて説明する例のひとつに、ピアノの練習の仕方が載っていて、音符で歌いながら弾くことも書いていました。
幼児さんに、ピアノを弾かずに楽譜を見て歌うだけという視唱の訓練をされているピアノ教室もありました。次の記事に書いています。
私が習っていたピアノの先生の教え方は、子どもが最初に習っていた先生の教え方よりもっと簡素なものでしたし、ピアノ教室によって、教え方が全然違います。
幼児期に通う教室によって、その後の可能性の広がりがまったく違ってくる気がします。
幼少期の基礎がしっかりしていれば、可能性が広がる
昔では考えられなかったことですが、よくYouTubeに自分の弾き語りをカッコよくアップしている若者がいますよね。ピアノを頑張っている息子を見て、「将来あれをすればいいじゃない!」という方もいらっしゃいます。
でも、残念ながらうちの子は「歌いながら弾く」が苦手なのでしないだろうなぁ~と思います。
先日、貯め代さん(id:tameyo)から次のようにもコメントを頂きました。
親(保護者)の補助があるのが前提で行われるピアノレッスン~家庭でどんなサポートが必要か - 知らなかった!日記
- [😃😃😃]
お子さんを一流ピアニストにしたいのなら、親がつきっきりで練習もあり得るでしょう。私はふたりの娘に習わせたけれど、途中で挫折(>o<)音楽のプロとしてやらせるのか、趣味なのか将来を見据えると、答えが出そうです
2021/06/09 16:22
嬉しいコメントありがとうございます。
今のところ、次の記事に書いたように本人はもうピアニストになれないと思っているようですし、
私もそこまで財力がないので、最初から音楽のプロになるなんて考えていませんでした。それに、特に秀でた音楽的才能があるようにも思えません。
幼児期にピアノ・音楽の基本を徹底的に身につけていれば、特別な才能がなくてもある程度伸びるでしょうが、そういったこともなかったので、その道のプロは難しいかと思います。先ほど書いたように、弾き語りユーチューバーも!
でも、音楽の世界って知れば知るほど楽しいということが、息子の習い事を通してわかりました。息子には、これから先の長い人生の楽しみを広げて欲しいので、コンサートに行って楽しく思えるくらいの、音楽の世界の入り口までは息子のピアノ練習&下調べにお付き合いしたいと思っています。
これからの幼児さんに何か習い事を…と考えている方は、私のように続くかどうかわからないし、趣味なんだから本格的でなくていいいとか、そういう消極的な気持ちではなく、無駄になる覚悟をして、将来その道のプロになることを前提に本格的な教室ではじめることをお勧めします。
よく、立派な新品のアップライトピアノを買ったのに、子どもが嫌がりすぐにピアノ教室を辞めてしまったと嘆いている方もいらっしゃいますが、それはそれでいいんじゃないかなと思います。
私はもっと幼児期にピアノ・音楽の基本を徹底的に身につける教室へ通わせれば良かったなと後悔しています。もちろん、子どもに強制するつもりはありません。
可能性を広げるのと、絶対にその道に進むよう強制をするのとは違いますよね。
ピアニストの反田恭平さんは、小学5年生の時にサッカー選手の夢を諦め、12歳から本格的にピアニストを目指したそうですが、もともとピアノ(4歳からスタート)の基礎は有名な音楽教室でしっかりしていたからこそ、なれたんだと思います。
しっかりしたピアノ教室へ通わせているんだからピアニストになって欲しいなんてご両親は思っていなかったらしくて、父親に「ピアニストで食って行けるのか」とずいぶん反対されたとテレビで語っていらっしゃいました。ご両親も悩まれたでしょうね。少し前までサッカーに夢中だった子が…と。それにしても、いろんな人生がありますね!
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