- スペルミスを防ぐためにしたこと
- 英作のひな型を覚える~テンプレートに当てはめるだけ!
- 英検総合対策本のライティング対策部分を活用
- 過去問のライティング問題部分を活用
- 英検準2級のライティング対策本を使う
- せっかくだから準2級も!
「普通の小学生が英検にチャレンジした体験」を勝手にシリーズ化してしまいます!
前回はスピーキングテストのことを書きましたが、今回はライティング対策について書いていきます。
スペルミスを防ぐためにしたこと
これまで5級から順番に順調に受けてきましたが、
3級で初めてライティングが出てきたため、3級の時はライティング対策に力を入れました。これまでの試験はマークシートのみだったので、英語の文字を書くことに慣れていないし、単語の綴りを正確に覚えていなんですよね…。
『速読英単語 中学版 改訂版対応 書き込み式単語ノート』を購入
もともと、英単語本を与えてガツガツ単語を覚えるタイプでもないですし、物語の中で単語を覚えた方が覚えやすいので、ストーリーで単語を学ぶ「[改訂版]『速読英単語』中学版」を購入していました。
カバーをとるとこんなにシンプルです!
そのため、それと同じシリーズの『速読英単語 中学版 改訂版対応 書き込み式単語ノート』を購入して取り組みました。
3級の【読解力・ライティング力・単語力】を補強するために取り入れたことを書いた次の記事の最後の方に書いています。
しかし…全部はできませんでした!
ステップ2の欄に何度も書くのがイヤになり、だんだん「一つ書いて終わり!」になって、コピーして私も一緒に取り組んだりいろいろ試行錯誤をしてみましたが、最後までたどり着きませんでした。
イラストが入っているので、比較的取り組みやすいんですが…
しつこく書かせようとすると英語が嫌いになってしまいかねないので、ほどほどでストップ。
もともと漢字は好きだけど、漢字の書き取り練習は嫌いという子ですし…一般的にイマドキの小学生は単純な「書く」という作業を嫌がるらしいので、引き際も肝心かと。
でも、ちょうどいい大きさの文字で、ひとつの単語の文字の間はつめて、単語と単語の間は開けて書く練習は必要ですし、綴りの確認は必要なので、ある程度は練習出来てよかったです。
英作のひな型を覚える~テンプレートに当てはめるだけ!
英検3級・準2級どちらもどのような英作文の指示が出るのかだいたい決まっていて、それにはどのような形で書けばよいのかが、決まっています。だから、どの教材にも似たような型が書かれているので、その型を覚えてそこに当てはめるだけ!
中身は考えないといけませんが、枠さえ覚えてしまえば、真っ白の状態よりかなり楽です。型を覚えるのはどの教材のものでもいいと思いますが、私が使ったものを例としてあげておきます。
無料教材「Dr. Writeの英検ライティングテストに挑戦!」を使う
以前、英検がPDFのライティング教材「Dr.Write」を無料で提供をしていて、ダウンロードして保存していたので、それを使いました。
3級、準2級、両方使いましたが、準2級の方だけ残っていました。落書きもあり、ボロボロになっていますが…。後ろの方のはみ出ている紙は、過去問題集についていた解答欄のコピーです。何度もこれを見ながら、取り組みました。
とても良くできた教材で、どういう手順ですすめればいいのかが楽しくサッととわかるようになっています。もともと英語日記書いていたりして、普段から英文に慣れ親しんでいる方だと、これだけで充分です!たった30分で終わる教材なので、自信がある方も過去問題にチャレンジする前に一度しておくことをおすすめします。いきなり過去問題に取り組むより効率がいいはずです。
英検総合対策本のライティング対策部分を活用
『小学生のための英検3級合格ドリル』『英検3級をひとつひとつわかりやすく』
英検総合対策本のライティング対策部分もとりくみました。総合対策本ではたいてい最後の方に載っているので、前から順番に取り組んでいくと、「ライティング対策の時間がない!」ということになってしまうので、ご注意を。
3級の時は、子どもが本屋さんで立ち読みし、マンガ部分が気に入って購入した『小学生のための英検3級合格ドリル』と『英検3級をひとつひとつわかりやすく』(3級のみ無料解説動画付き)を利用しました。
『英検準2級をひとつひとつわかりやすく』『つきっきり英検準2級』
準2級の時は、『英検準2級をひとつひとつわかりやすく』と『つきっきり英検準2級』を利用しました。
『小学生のための…』のシリーズは英検3級までですし、『ひとつひとつわかりやすく』のシリーズは英検準2級の解説動画がないので、いきなりこれを使ってテキスト学習に入ると面白みがないように思えましたし、中高生のように学校で習ったあとでもないので、学校の授業代わりに準2級は『英検のプロと一緒!つきっきり英検』シリーズを最初に使ってみました。
過去問のライティング問題部分を活用
最初は解答例を丸写しして学ぶ
3級のライティング対策は大変でした。英作文の型があるんだという学習をした後、過去問のライティング部分をコピーして渡してチャレンジしてもらいましたが、どんな内容を書いていいのか見当がつかず、やはり、かたまりました。そこで、最初は解答例の書き写しをさせました。
しかし、低学年やうちの子のように幼い小学生は「解答を写すなんて、いけないこと」という感覚があるので、抵抗感があるようです。
解答欄に合う相手に読みやすい大きさと文字で書く練習に
小学生は解答欄に合う大きさの文字を書くのは難しいようで、実際に書いてもらうと、文字が大きすぎて一行に書ける単語数が少なすぎたり、小さすぎて読みにくかったりしました。文字そのものも読みにくかったりしますし。解答例の書き写しは、そういう練習にもなるのでおすすめです。
「書く」ことに必要な時間を把握して、構想にかける時間を把握する
小学生は文字を書きなれていないので、「書く」という行為そのものも時間がかかります。解答例を写している段階で、実際に最初から最後まで「書く」だけでどれくらいかかるのかを把握しておくことをおすすめします。そうすることで、実際に構想を練る時間はどれくらいになるのか、見当がつくはずです。
英検準2級のライティング対策本を使う
準2級の時は、思い切って英検準2級専用のライティング対策本を買いました。
英検3級の面接対策に購入したひよこキャラの本と同じシリーズのものです。
カバーをとった状態のひよこちゃんもすごい迫力…。
しかし、これはちょっと内容が難しめ。
どこかの商品リンクの書き込みに、2級の対策にも使えるようなことが書いていましたが、本当にそう。そのため、「真剣に最初から最後までするぞ!」と取り組むとしんどいし、そこまでしなくても合格できるのに、途中でやる気をなくしてつぶれるようなことになるとマズイので、かなり飛ばし飛ばし取り組むようにしました。
また、この本は2次の面接対策にもなるということも書かれていました。
面接は5つの質問があるのですが、そのうちのNo.4の質問は、あるテーマについて自分の意見を述べるというものですから、その質問に対する対応力がつくということなんだと思います。
載っている内容は次の4つ。
①英検準2級ライティングの概要と攻略法
②最重要文法・語法を徹底攻略
③分野別 ライティング力UP トレーニング
④総仕上げ 実践模試にチャレンジ!
この本は分野別に重要な話題が載っていて、準2級のライティングの形式にそって、賛成・反対両方の意見の理由を2つ以上考えだす訓練がたくさんできます。
また、付録として最後に載っている「準2級のライティング攻略!必須表現100」と「準2級のライティング攻略!必須例文50」も、まだ英文を書くことに慣れていない人にとっては、かなり役立つと思います。たくさんあって、簡単に全部覚えられないので、目に付くところにコピーして貼っておきました。
せっかくだから準2級も!
3級対策よりも準2級対策は楽だった
一応、準2級はライティング専用の本を購入しましたが、それほど親も子も頑張った感じはありません。英検3級からライティングが始まるので、3級の時の対策は大変でしたが、準2級はそれほど頑張らなくても大丈夫でした。
ライティングや二次試験の面接だけでなく、リーディングの部分も英検4級⇒英検3級より英検3級⇒英検準2級の方が断然楽に合格点に届きました。
『小学生のための…』の小学生用英検対策本は英検3級までしかないですし、小学生は英検3級までとるのが普通という方々もいらっしゃるようですが、こんなに苦労して4級から3級の壁を超えたのに、なんだかもったいない気もします。もし、英検3級がとれたらそれで終わりにせず、せっかくここまで力をつけたのだから、準2級もとってしまっておくことをおすすめします!
今回はライティングのことだけになりましたが、また、そのうち英検用のアプリやリーディング対策のことについても書きたいと思っています。なかなか時間がとれず更新が遅いですが、よろしければまたお読みください。
☟下のバナーをクリックしてくださると嬉しいです。
3つのカテゴリーに参加しています。
応援ありがとうございます!