すっかり寒くなりましたが、今年の夏の話です。
広報に載っていたフェリー乗船体験へ初めて応募してみたら、当選しました。
毎年応募してるのに当選しないという話を友人から聞いていたので、超ラッキー。
嬉しいやら、申し訳ないやら。ありがたく家族で参加してきました。
有名な「さんふらわあ」ではなく「おおさかⅡ」の方でした。ちょっと残念。
場所取り&ピクニックシート&お昼ご飯
再度当選されている方が多いのか、事前の情報収集能力が素晴らしいのか、みなさん、準備万端。集合時間よりかなり早く集合場所に到着したのに、すでに行列。乗船時刻は少し早まり、乗船するや否や、みなさん、ピクニックシートを持って場所取りへ。
ソファがあって、大きなガラス張りの外が見やすい部屋(7階デッキの前)があるんです。そこに一歩入るとピクニックシートだらけ。ちょっとゆったり景色を見る雰囲気が壊れ、げんなりした気分に。私たちはピクニックシートがいるなんて思いもしなくて、他に空いている椅子は…と船内を探しにいくも、船内にはたくさん椅子があるのに、どこも荷物がいっぱい。
乗船前は、船内に売店や自販機あるようなので、そこで買って簡単にお昼ご飯を済ませようかなんてのんびり思っていたんですが、椅子がない!
お昼の時間を過ぎると食べ終わって椅子から荷物がなくなるかと思いましたが、そうでもなく…入港までずっとそのままでした。座っていない時は荷物をどけてくれたら、交代でみんな座れるのになぁと思うものの、仕方なく、バイキングのレストランへ入って食べました。時間が遅かったので、明石海峡大橋を見ることができませんでした。(食事中の通過となったため)
レストランで食べるなら、入ってすぐに行く。
売店で買ったものや持ち込んだものを椅子で食べるなら、すぐに椅子を確保する。
椅子を確保できなかった時のために、ピクニックシートを持って行く。
これ、覚えておいた方がいいと思います。仕方なく立ったまま、おにぎりを食べている人もいました。
スケジュールと船内の構造を把握する
船内ではイベントが盛りだくさん。できるだけ、楽しみたいものです。でも、のんびりする時間も欲しい。だから、これには参加したい!!というものだけ先に確認しておくといいと思います。
さて、子連れの場合、予定をたてても思うようにいかないのが常。
我が家のお子様も初めてのフェリー、大きな船に大興奮し、階段をのぼり船内をあちこち探検したがりました。
客室の廊下に行っても、大人の私たちは特に感動しないんですが、子どもはウキウキ。あちこち歩き回る子について歩くと、今、いったいどこ?という気分になります。船の案内図も把握しておいた方がよかったなと思いました。
車両甲板イベントへ参加
夏祭りのようなイベントをされていました。子どもが楽しむのにちょうどいい。
終了間際にいくと、景品が余ってももったいないからか、多めにもらえました!
船内で人気者だったのはペギ機関長。特に若い女性に人気でした。
子どもが気に入ったのはこちら。お名前、なんだったかな~。
船長がいちばん寂しそうでした。
ここで、キャラクター入りハンカチや船乗りのアニメDVDをもらいました。
日本人船乗りを増やそう大作戦のようです。
帰ってからDVDを見ましたが、とてもよくできた楽しいDVDで驚きました。
もともと、乗船時にもらえる資料など一式が入った袋(大人とは別の子ども用)に、子ども向けの船のお勉強DVD(船での輸出や輸入の話など)も入っていたのですが、そちら、うーん。かたすぎて、大人でも退屈。無料でもらったものなので、仕方ないですが、この時にもらったアニメDVDがあまりに良かったので、もう少しなんとかならないものかなと思ってしまいました。
子どもブリッジ(操舵室)見学会へ
今回だけのようですが、乗船時にもらった子ども用の袋に、こんな用紙が入っていました。
普段入ることができない部屋に入れるとあって、ウキウキ。
本物なので、触ると動いてしまうから、絶対にボタンやハンドルを触らないで!ということでした。つい触りたくなるけど…我慢我慢。「これなーに?」子どもが指を指したのは「巨大なコンパスのようなもの」とのことでした。不思議なものがいっぱい。子どもも質問したいことがたくさんあったようですが、短時間で終了してしまったので、ほとんど聞けずじまい。聞いてもわからないことだらけだったとは思いますが、もう少し時間が欲しかったかな。
船員さんのお仕事に触れることができた一日でした。
うちの子どもはまだ4歳なので、まだよくわかっていないと思いますが、小学生くらいの子どもだったら、将来、本気で船員さんになりたいなと思った子もいたんじゃないでしょうか。