昔からの牛乳石鹸を使っていて良かった
薬用せっけんに害がある可能性があり、抗菌効果なしとのニュースを見て、昔からのものを使っていてよかったなと思いました。
米食品医薬品局(FDA)は2日、抗菌作用のあるトリクロサンなど19種類の殺菌剤を含む抗菌せっけんやボディーソープなどを販売禁止にすると発表した。通常のせっけんより殺菌効果があるという根拠がなく、長期使用の安全性も検証されていないとしている。
(日本経済新聞2016/9/3 11:11Web版引用)
※2017/10/25掲載していたリンク先が消えていたので、ニュース記事を引用させていただきました。
赤箱と青箱を使い分け
長い間、愛用している牛の絵の箱の牛乳石鹸。
赤箱はお風呂場の体洗い用に使っています。
青箱は衣類のシミ落としや食卓の台布巾を洗うのに使っています。
昔は特にこだわりなく、いろんなボディソープを使っていたこともあるんですが、子どもが産まれて、肌荒れでいろいろあったときから、ほとんどこの固形石鹸になりました。
赤箱と青箱の成分の違いから
なぜ、青箱と赤箱を両方買って使い分けているかというと、赤箱の方が値段が高いけれど、しっとりとするから。下記は牛乳石鹸のホームページからの引用です。
「カウブランド青箱」は、お肌の保護成分としてミルク成分(乳脂)を配合し、ジャスミン調の香りで、ソフトな泡立ち、さっぱりした洗いあがりの商品です。
「カウブランド赤箱」は、ミルク成分(乳脂)を青箱に比べてより多く配合しています。さらに、うるおい成分(スクワラン)を配合し、ローズ調の香りで、豊かでクリーミィな泡立ち、しっとりとした洗いあがりの商品となっています。
※ホームページがリニューアルされて引用元が消えてしまいました。
箱にも赤箱には「しっとり」、青箱には「さっぱり」と書かれています。
※基本は固形ですが、泡や液体の商品もあります。
「手や体を洗う」以外にも使える!
衣類のシミ落としに~ウタマロやハイター並みに落ちる!
普通に手洗いにも使いますが、ほとんどシミ落としの目的で洗面台においています。
シミ落としに「強力泡ハイター」とか、「ウタマロ石鹸」が良いと聞いて使ってみたことがありますが、なんだかんだいって、青箱の牛乳石鹸と同じくらいの効果だと思います。
牛乳石鹸でゴシゴシ真剣にシミ落としをして、落ちなかった…というシミを、すぐにハイターやウタマロでゴシゴシ洗っても、やっぱり落ちない。
逆に、ハイターやウタマロで洗って落ちないもの汚れは、牛乳石鹸でも落ちない。
どっこいどっこいです。
それなら、安くて肌荒れの心配のない牛乳石鹸の方がいい!
素手で洗っても手荒れがないんです。
子どもが産まれると、普通に洗っても取れないシミを下洗いしたり、手洗いするものが増えて、手袋をしないと自分の手もボロボロになってしまいます。でも、私は手袋が嫌いで、手軽に洗いたいタイプだったので、重宝しています。
手洗い用の石鹸として、子どもは泡で出てくるポンプタイプの手洗い石鹸が大好きなので、それも洗面台に常備しています。保育所などでも泡タイプだし、お客様も固形石鹸を使うのに抵抗感がある方がいると思うので、そこはこだわりなくポンプを置いています。私もポンプの方が早く手が洗えるので、ポンプタイプをよく使っています。
台布巾にも
布巾用の石鹸も売っているけれど、わざわざ布巾用の石鹸を買わなくても、牛乳石鹸だって同じ。テーブルを拭くたびにハイターにつけなくても、石鹸で泡だらけにすると雑菌を除去してくれるので、水洗いだけして放置してしまって雑菌の臭いがしていたような布巾も、臭いが消えてすっきりします。(雑菌の数を調べたりしたことがないので具体的なことはわかりませんが、使ってみるとわかると思います)
ここ(キッチン)にも、固形石鹸だけでなく、ポンプの液体せっけんをひとつ置いています。料理中にいったん手を洗う時に便利なので。
いろんな商品がありますが、基本的に固形の牛乳石鹸だけで済むことが多いと思います。
一度、使ってみて下さい!
※軽い気持ちで書いた日記ですが、たくさんの人に見ていただいたことに気付いたので、9/30追記します。
アメリカで禁止になった薬用石鹼の科学物質は
日本の薬用せっけんに使われている可能性のあるものは
タイトルについているアメリカで禁止になった科学物質19種類の中で、日本の薬用せっけんに使われている可能性のある危険なものは、トリクロサンとトリクロカルバンのようです。
もちろん、日本で使われている薬用せっけんすべてに入っているわけではなく、また、同じ種類でも、購入するタイミングによって入っている成分が違うそうです。購入するときに裏の成分表示をしっかりと確認して購入されるとよいと思います。
また、危険といってもただちに危険というものではなく、
感染症に弱くなる
母乳にも移行し腸内細菌叢に影響がある
耐性菌を作る
といったものらしいので、
「キャー薬用せっけんを使っている!今すぐこれ捨てなきゃ!」
というたぐいのものではないので、ご安心を…。
牛乳石鹼は安いのに成分・品質がいい!!
最新の高価なものにこだわりすぎない
薬用せっけんがどうのこうのというより、私が言いたかったのは、牛乳石鹸がいい!!ということ。
こだわると「無添加せっけん」と表示されたものや「薬用」などと表示されたもの、良質なものを…となるのですが、こだわりすぎると、お値段が…。
そこそこ安くてそこそこいい品を手に入れるのが大好き。
3個100円の石鹸には負けるけれど、青箱はかなり安い。
青箱はひとつあたり70円していない。
赤箱だってひとつ100円以下。
こんなに安いのにニキビのお顔の洗顔にもいいし赤ちゃんにもいいと言われています。
「値段が高いもの=品質がよいもの」ではない
無添加商品や「天然の…」と表示されたもの、ニキビ専用の洗顔フォーム、赤ちゃん用の沐浴剤、アトピー用の商品などはたくさんあります。
が、かなり高額なものが多い。高ければ高いほど良い商品のように思ってしまいがちですが、そうでもない。
そこが一番伝えたかったところです。
しっかり洗ってしっかり保湿がおすすめ
出産前の沐浴講習で助産師さんからも、いろんな成分が入っている沐浴剤を使うよりシンプルに牛乳石鹸でしっかり汚れを落として、しっかり保湿をすすめられましたし、実際、それが一番だと実感しました。
そして、肌の弱い子の場合、私はシンプルにワセリンで保湿することをおすすめします。(ワセリン保湿に至った経緯については、こちら↓)
いろんな成分が入っている最新の高価なものより、
昔から使われているシンプルで安価なものを日常で使う。
これがおすすめです!
※2021/2/26編集・加筆しました。
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