小学生の子どもの教科書と資料の袋をもらってきました。
新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言が出されたので、始業式・登校日がなくなり、保護者が取に行くことになっていたんです。袋の中に新しいクラス名入りの名札が入っていて、嬉しかったです。やっと子どもが2年生になれたんだという気がして、進級お祝いの日にしました。
教科書の切り替え時期
新しい教科書をもらってきて、教科によって前年度と違う出版社の教科書があることに気付きました。
教科書対応の進研ゼミに申請する必要ある?
うちの子はずっと進研ゼミを受講しています。進研ゼミは教科書対応の教材なので教科書の種類を登録しているはずです。
慌てて進研ゼミの登録情報の画面にいくと、登録教科書名が新しい出版社にかわっていました。令和2年~の教科書採択された時期はずいぶん前なので、その時点で自分で登録してすっかり忘れていたのか、それとも自動で切り替わったのか…。
自分で登録した記憶はまったくないので(すっかり忘れているのかもしれませんが)、登録住所から自動で切り替えてくれたんだと思います。さすが大手企業のベネッセ!
ただし、4月号で届いた「パワーアップタイマー」というゲーム機の教科書登録は各自手動で変更することが必要です。
算数の教科書登録はなく国語だけで、漢字の問題に影響があるようです。
教科書は4年に一度かわる
教科書は4年に一度かわります。忘れていましたが、ちょうど教科書の切り替え時期でした。特別なことがない限り来年は同じだと思います。
教科書は地域によって違う
教科書は地域によって違います。公立学校は学校を設置してる市町村や都道府県の教育委員会が決めます。
公立学校で使用される教科書については、その学校を設置する市町村や都道府県の教育委員会にあります。また、国・私立学校で使用される教科書の決定の権限は校長にあります。
(大阪府/教科書の採択より引用)
しかし、市町村ごとではなく、大阪市内でも地区によって使用教科書が違います。
全教科QRコード付きの教科書がある!
QRコード付きの教科書をもらってきた!英語だけじゃない!
今回もらってきた教科書にQRコードがついてました。
英語の教科書にQRコードがあるというのは、いつも拝読しているぱんだママ(id:pandamama-ikuj)さんのブログに書かれていて知っていたのですが、うちの子はまだ英語を学習する年齢ではないのでびっくりしました。
ぱんだママさんは英語育児に力を入れられているとても教育熱心な小学生ママです。お子さんは英検1級を目指し、順調に英検2級まで合格されておられます。
そういえば去年、「教科書にQRコードを使用することが解禁になった」と話題になったなぁと思い出しましたが、教科によってQRコード付でないものもありました。
どうやら全教科、去年と同じ出版社の教科書だったら、QRコード付きの教科書を目にすることはなかったようです。
そこで、ふと、「全教科QRコード付き教科書が出されているのかなぁ」と調べてみることにしました。
QRコード付き教科書の例~動画で学べる
QRコード付きの教科書を出されいる出版社のリンクを貼りました。矢印(⇒)の次の文字をクリックするとその出版社のページになります。どんな動画か公開している出版社もあるので一度ご覧になってください。
子どもが家庭でも楽しめるようになっています。
QRコードといっても、出版社によっては独自の動画・アニメーションはもちろん、外部WEBサイト(NHK for Schoolなど)の動画が流れるもの、
スマイルゼミのような通信教育と同じようにタブレットで問題を解く演習教材(一覧には「フラッシュカード」と表記されています)もあり、充実しています。
【光村図書】(動画公開あり)
国語・書写・生活・道徳・英語
【啓林館】
算数・理科・生活・英語(動画公開あり)
⇒2020年度用 算数 QRコンテンツ一覧 | 小学校 | 啓林館(一覧表のみ)
⇒ 啓林館WEB | 小学校 | 啓林館(こちらでQRコードのコンテンツ動画が見られます)
【教育芸術社】
音楽
⇒QRコードの扱いについて 令和2年度版(2020年度版)小学校音楽教科書のご紹介
【教育出版】(動画公開あり)
国語・書写・社会・算数・理科・生活・音楽・英語・道徳
【開隆堂】
英語・家庭科・図画工作
【学研】(動画公開あり)
保健体育・道徳
【光文書院】(動画公開あり)
道徳・保健体育
他にも教科書を出されてる出版社はたくさんありますが、教科書がある教科すべて(国語・書写・算数・理科・社会・生活科・音楽・道徳・図画工作・保健体育・家庭科・英語)にQRコード付き教科書があるんだとわかり満足してしまいました。
QRコード付きとなると、それを読み取る機材が必要。これからは小学生もスマートホン・タブレットの時代ですね。
家庭学習を学習動画などで充実させる
臨時休校期間の宿題は前学年分の復習のみ
教科書と一緒に臨時休校期間中の宿題もいただきました。
宿題プリントは漢字のみで、あとはもともと教科書と一緒に配られるドリルなどの副教材だけでした。(「家のお手伝いをしましょう」などの宿題はあります)漢字の書き取り練習プリントは新学年のものでしたが、新しくもらった副教材のドリル類は前学年分の復習ページだけが宿題となったいました。
未習の部分を臨時休校期間中の宿題に出されている学校もあるようですが、うちの子が通っている学校は、まったくそんなことはないようです。
家庭によって、未習部分をしっかり家庭で学習させることができないからだと思います。
きっと学校が再開してから、1年生の3月分~2年生の休校期間終了までの分の授業をしてくださるんだと思います。
教育格差が広がる?
今回の臨時休校で、全国の学校によって対応が違い「教育格差が広がる」と思いました。
でも、最近増えている登校拒否や入院生活などで学校へ通えない時期あり、長い間、学習をまったくしていない時期があった方も、後から勉強して優れた能力を発揮している人たちもいいます。小学校の一時期に多少休んでも大丈夫。
長い人生、それほど神経質にならなくてもいいですよね。
一番大事なことは、心身ともに健康に過ごすこと。特に「コロナ疲れ」「コロナ鬱」という言葉が流行っている時期ですし、勉強よりも家族仲良く過ごすことの方が大事です。この時期に親も子どもも、また先生もムリをして体調を壊しては元も子もありません。
学力は後からいくらでも取り返せるので一時的に教育格差が広がったっていいと思います。
無料動画で学ぶ時代
それに、学校でしか学べないこともあり、学校の勉強も大事ですが、最近は動画で多くのことが学べます。
主要教科の学習くらいは家庭でいつでも学習できます。
YouTubeの無料動画で算数・国語・理科・社会すべて小学校6年間分の学習ができます。この記事に詳しく書いています。
※「やさしくまるごと」シリーズは、テキストを購入していない人も授業動画を見ることができます。(⇒やさしくまるごと小学シリーズ 改訂版)
※中学版もあります。(⇒やさしくまるごと中学○○)
無料授業動画で有名なものはイーボードです。しかし、小学生の授業動画は漢字と算数のみ。(⇒教科の一覧 | ICT教材eboard(イーボード))
算数・国語・理科・社会がそろっていて、私がおすすめなのはやっぱり「やさしくまるごと」シリーズです。各教科、テキストが一冊ずつでています。一冊で6年間分なのでお得感があり、算数は購入しました。テキストを購入しなくても授業動画だけで充分学習できるので、小学生の学習でお困りの方は一度お試しください。
もちろん、先に書いたように教科書のQRコードの動画などでも学ぶことができます。教科書によってはかなり手の込んだものを用意しています。実際、うちの子はQRコードの動画を見て、新学年の教科書を読んで勉強していました。
まだORコードがない教科書もあり、どの教科書も充分なコンテンツが用意されているとは言えませんが、次の教科書改定の頃には充実するんではないでしょうか。
これからの時代の子どもたちの学習は昔に比べ格段に楽になると思います。
その分、求められるレベルは私たち親世代の時代より高くなるとは思いますが、それほど机上でできる勉強に関しては心配いらない気がします。
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