新学期が始まりましたね!
息子は小3になり、「教科書が12冊(副教材も含む)もあるんだよ~重い~」と帰ってきて、これまでとの違うことが予想以上にあったことを教えてくれました。
小学校で3年生から始まること~理・社・英だけじゃない!
これまで、小学校で3年生から始まるのは理科・社会・英語(これまでも朝に少しミニ学習がありましたが、教科として登場!まだ成績はつかない)という認識しかありませんでしたが、意外といろんな変化があるようです。
体育のお着替えが男女別に!
教科書や学校からの連絡文書(15枚もありました!去年もこんなにあったかな?)のご披露が終わると、
「これからは男女別々に体育をすることになるんだって!」
「え~~!そうなの~!」
「ズコーでしょ?」
とズッコケてくれました。
※ズッコケるのが好きでよくズッコケますが、使い方おかしいですね~
1 ずり落ちる。「汗で眼鏡が―・けそうだ」
2 まとはずれなことをする。「―・けたことを言って笑わせる」
3 はめをはずす。
(ずっこけるの意味 - goo国語辞書より引用)
小3になると「理科や社会が始まる!」「給食の量が増える!食べにくいものもでる!」くらいの認識しかなかった息子にとってすご~~~くショックな出来事だったようです。
最近、学校で学んできたのか「男の子だから青、女の子だからピンクじゃなくて、その人によって違うんだよ」と言うこともあるし、「男女の区別なく」が良かったんでしょうね。
幼稚園児の頃はすっかり幼稚園の「男の子は青」「女の子はピンク」の教育に染まっていました。次の記事の最後の方に少し書いています。
体育は気持ちの問題じゃなくて、対格差の問題があるから仕方ないですよね…。オリンピックも男女別だし!
しかし、実際は「体育」ではなくて、「体育のお着替え」だけが男女別だったそうです。翌日、嬉しそうに帰ってきました。ママの方がズコーとズッコケそうです。
はっきり覚えていませんが、男女別に体育をするのはたぶん、中学からですよね。違ったかな?
算数・理科専門の先生が登場
学年だよりを見ていると各クラスの担任の先生だけでなく算数・理科担当の先生のお名前も載っていて驚きました。
子どもの話によると、小3・4は理科の専門の先生だけで、小5・6になると理科・算数両方専門の先生から学べるそうです。(子どもの話なので本当かどうかわかりません)
なんとなく、私は高学年(5・6年生)だけが専門の先生から学ぶと思っていたし、小学校にいる教科専門の先生は、英語や専門性の高い副教科だけで、国語・算数・理科・社会の主要4教科の専門の先生はいないと思っていました。
小3で理科の専門の先生って、恵まれていますね!どんな理科の授業を受けてきてくれるのか楽しみです。
それにしても、なんで理科と算数だけなんでしょう。うちの子が通う学校だけなのかな?
学年だよりに他にも小3から始まることがたくさん書いていました。
【総合的な学習の時間】もはじまる
学年だよりには「社会・理科・総合的な学習の時間など新しい学習も…」とサラッと書かれていました。
もう新しい教育になっているんだから当たり前なんでしょうが、私は《おお~!ついに総合的な学習の時間?!》という気分に。
時代はドンドン進んでいますね。
そういえば一昔前にはなかったキャリアパスポートらしきものを小2の最後に書いて家に持って帰ってきました。
様式はそれぞれが作成するようです。ワードのニコちゃんイラストが文部科学省らしいなと思ってしまいました。
うちの子は小3で頑張りたい事として作文と書いていました。作文が上手な人になりたいらしいです。
小3から「作文・表現力講座」を受講したいと言うので、受講しはじめました。
書写に【毛筆】・音楽に【リコーダー】が加わる
小3から書写に「毛筆」、音楽に「リコーダー」が加わるそうです。
小3からリコーダーが加わるのはわかっていたので、100円ショップでリコーダーを事前に購入したり、
動画で自宅練習できるようにしたり、
ランドセルの横につけるリコーダー入れを購入したりしていました。
しかし、毛筆はすっかり忘れていました。毛筆って小3スタートなんですね。
私は小1からしていた気がしますが…小学生の頃は習い事として「習字」に行って、毛筆も硬筆もしていたから、それと混同していたのかもしれません。
それとも学校によって違うのかな?
小2で絵の具セットを購入しましたが、小1で絵の具セットを購入する学校もあるようですし…。
保護者の出費が1学年に集中しないように配慮してくださっているのかもしれません。
書道セットの案内は後日あるのそうなのですぐには始まらないとは思いますが、まったく未経験ではないので、たぶんそんなに戸惑うことはないはず…。
教科書・副教材が充実!
QRコード付きは当たり前に
去年、QRコード付きの教科書を持って帰ってきて、こんな記事を書いていました。
今回は驚かないぞ~という感じですが、
小2ではQRコードがついていなかった教科の教科書にも今年はついていました。途中で内容がバージョンアップ?学年がかわったから?
社会の充実ぶりがすごい!
今回、一番驚いたのは社会です。社会の教材がものすごく充実していて驚きました。
社会は地域について学ぶ教科書のような教材もある
子どもが「社会の教科書が2つもある!」と並べてくれて気付いたのですが、奈良県・大阪など地域の名前が書いた教科書と同じような大きさと表紙の教材がありました。
副読本として無償で用意されていて、小3では地域のことをしっかり学ぶようになっているようです。
小3からの【小学生の地図帳】がすごい!
地図帳っていつから手にしたのか私はあんまり記憶にないんですが、今は小3からなんですね。
学校から配られる小学生の地図帳って、もっとあっさりしたものだと思っていたので驚きました。キャラクターが案内してくれる本格的な地図帳です。
クイズや資料が楽しめるコンテンツもあるそうです。
世界の地図に日本地図、歴史年表、生産物の順位など盛りだくさんです。
次のサイトを一度ご覧ください。
Amazonでも販売されています。
小3以降は市販の学習用地図帳を買ってあげる必要ないと思います。学校で配られるこれだけで充分!
※追記です。
先日、大型書店の子ども地図帳関係が集まっているコーナーに行くと、しっかりこの地図帳がありました。
次の記事に書いたような市販の教材と同じように!
私は人気の佐藤ママ推薦の「るるぶ」より、この「楽しく学ぶ 小学生の地図帳」の方が断然いいと思います。
しかし、子どもたちの荷物の負担を減らすため、先生はこの地図帳を「お預かり」として、回収したそうです。(授業で必要な時に使えるように集めて教室の棚に積んであるらしいです)
これまでも道徳の教科書等、家で使わなさそうな教科書を荷物負担を減らすため「お預かり」されていたので、不思議ではないことなのですが、家で読めないのが非常に残念!
子どももそう思っているそうなので、「今度、今図書館でかりている地図を返す頃にでも『家で読みたいので持って帰ってもいいですか?』って先生に聞いてみたら?」と言うと、子どもは素直に「そうする」と言ってくれましたが、
今回は面識がまったくない先生が担任となったので、どんなタイプの方かわかりません。
もしかして、余計なことを言うと「厄介な生徒」として目をつけられても困るし…
個人懇談の時にそれとなく親が伝える方が無難かなぁ、波風立てない方がいいなら、もったいないけど自宅用に買おうかなんて思っています。
教科書にドラえもん登場!!
なんと社会の教科書にドラえもんが登場していました。
街を空から眺めるにタケコプターが一番ですね~。
要所要所に出てきてくれます。
うちの子はドラえもんが好きなので、早速社会の教科書が一番のお気に入りになりましたが…
息子と同級生の女の子のママから、ドラえもんが好きではないという話を聞いたことがあります。
好みではないキャラクターだと、逆効果になるかもしれませんね。
進研ゼミでももう、「鬼滅の刃」を採用しているし、次の教科書改定では「鬼滅」登場?
私たち親子は好きではないので、とりあえず今回は「鬼滅」じゃなくて良かったです!
もちろん、QRコードがあってタブレットを使った学習ができるようになっています。
今は教科書関連マークというのもあるんですね。他の教科の内容とかかわりがあるところにあるようです。
英語の教科書は楽しさ重視
英語の教科書「Let’s Try!」は楽しさ重視のようで、ほのぼのした可愛らしいイラストが中心。
教科書の最後に最後に単語の絵カードがついています。
Amazonでも販売されていますが、
「レッツトライ1」で検索をすると文部科学省のPDF版が出てきて内容がすべて把握できます。音声データもあります。
小3ではどんな英語活動が始まるのか参考にしたい方は検索してみて下さい!
たぶん、本当に初心者でも大丈夫そうです。
保健の教科書にびっくり
保健の教科書は、健康的で衛生的な生活を送る内容だけでなく、3・4年生用だからか、思春期におこる男女の身体の変化が書かれていました。
昔は高学年に男女別れて学んだ内容です。
今は身体の変化も低年齢化してきているので、小5では遅いんでしょうね。
具体的なことも書いているので、つっこんで質問されて、「あれ、前に思いきって教えたはずなのに!なんで忘れているの?」という気分に。
さらに、安全な生活をおくるために自然災害や緊急事態に備えましょうということまで書かれていました。保健って幅広いですね!
「Jアラート」や「ミサイルなど」の文字を見て、
親世代の子どもの頃と本当に違う「保健」だなぁ~と思いました。
図画工作は作品を写真に残すことまで
図画工作の教科書に「作品や活動の記録を残そう」というページがあり、「タブレットコンピュータでもさつえいできるね」と書かれていて、これも時代が変わったなぁという気分になりました。ひとり一台タブレットの時代ですね。
そういえば、学校のノートパソコンは、タブレットにキーボードがくっついたタブレットパソコンのようなものらしいです(子どもから聞いた話なのではっきりとわかりませんが)。
たぶん、次のようなものだと思います。
今のところ、学校から持って帰って家で使うということはなさそうなので、家庭用があってもいいですね。
ちょっとお値段が張りますが…
次のものなら、Amazon認定出品者による検査、テスト、クリーニングが済んだ再生品、中古品、展示品、開封品ということで、お手ごろ価格となっています。
※追記です。
次のようなものもあるようです。
満月ママ様(id:fukutsuno_toushi)のブログで知りました。他にも勉強に役立つグッズを書いていらっしゃるので、ぜひご参考に。
図画工作の教科書には、撮影の姿勢、ピントを合わせること、どこから撮影するかなど、細かく載っていました。
登場人物の目線から撮影してみる例も載っていて、今どきの教科書という感じです。
音楽の教科書も本格化
旋律の重なりを楽しむとか、ハ長調・イ短調とか、楽譜の基本的な読み方や書き方や記号と、結構、ちゃんと音楽を学べるようになっていました。小3は何でも本格化ですね。英語の歌も載っているのが現代的!
小3から学習が本格化!時代にあった充実した教育に
今から思えば小1、小2は幼稚園の延長みたいなものですね。(←ちょっと言い過ぎですね!すみません。地域差もあると思います)幼稚園でも作文を書いたりしてましたし…担任の先生も「低学年のうちは学校が楽しいところだと感じて欲しい」とおしゃっていて、楽しさ優先だった気がします。
小3から学習が本格化し、今の小学校の教育内容は時代にあったものとなり、昔と違ってかなり充実していることに気付きました。
また小5になるとさらに難しくなり、深く学ぶことになるんだとは思いますが…
息子が通っているのは公立小学校だから授業料や教科書は無料。無料でここまでしっかり教えてもらえるなんて。
皆様の税金で、子どもが新しい時代の教育を受けさせてもらえていることに感謝しています~!
関連した記事を載せておきます。よろしければお読みください。
そういえば今年は「家庭学習の手引き」が入っていなかったような…
そのうち持って帰ってくるのかな?
(2021/4/12追記・編集しました)
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