今回は、2学期末に行われた小学校の個人懇談の話です。
2年生1学期の課題だったミスや字の雑さ改善
まず最初に「勉強に関してはもう申し分がない」と言っていただきました。
算数のミス問題は、ほぼ解決し、満点が取れるようになったし、文字も「丁寧に書くようになった」とのこと。習字に行っているわけでもないので綺麗とは言えませんが、先生から見て丁寧に書いているとわかる文字になりました。
これまでは、文字が汚くて読み間違い計算ミスをすることがあり、それが課題だったんです。次の一学期末に行われた個人懇談の記事に書いています。
少しでも改善がみられて良かったです!
国語の力が目立つ
文を書く力と発言力
前回の懇談同様、特に国語の力が優れているとのことで、漢字の小テストが安定して満点なのに加え、文を書く力や発言力を特に褒めてくださいました。
今年は読書感想文を学校から出して頂いて、コンクールで賞を頂きました。
それでかなと思います。作文力は親の目から見て、それほどあるように思えません。
まだ、作文練習をさせたいなと思いつつ、それほど作文練習できていません。
論理的思考力がついている
何か特別なことを家庭でしてきたか?
さらに、「特にこれからの時代に必要とされる力、論理的思考力が優れています。何か家庭で取り組んでいらっしゃいますよね?何をされていますか?」と聞かれました。
文で表現するのはもちろん、授業内の発表や話し合いの発言がとてもいいらしいんです。
でも、思いつくことがなく「進研ゼミをとっているくらいで…」と言うと、
「本当ですか~?」と信じられない様子だったので、
「図鑑や説明文系の本が好きだからかもしれません。逆に、人の心の動きがわかる物語系はあまり読みません。これからは物語系を読んで心を豊かにして欲しいと思っています」と答えておきましたが、信じられない様子で、絶対何かあるはずだ、隠しているという表情でした。
しかし、本当に何も思いつきません。
これからの時代に必要な力をつけたい人は多いでしょうし、それが何かをしてついた力なら、記事にすれば他の方の参考にしていただけると思うのですが…。
思考力ワークくらい?
他はやっぱり進研ゼミなどの通信教育かな?
遺伝かも?
国語系の特に論理的に話す力がついているのはなぜか。
よくよく考えてみると、遺伝かもしれません。
学力は後からつけることができるものですが、遺伝による部分も多いという本を読んだことがありますし、
私が小学生の頃も似たようなことを言われたことがあります。
国語や道徳の時間に、誰も先生が求めている意見を言ってくれなくて困った時に、当てるとスッと的確によい発言をしてくれて、授業の進行がしやすいと。
相手が何を言って欲しいのか、わかるタイプの子どもだったんです。
大人の顔色をうかがう優等生タイプでした。
うちの子は全然、顔色をうかがわない、はっちゃけたタイプですが。
親の小学校時代を振り返ると
私は小学生の頃は進研ゼミ(中学からとってもらいました)すらとっていなくて、
本当に学校の授業のみ。
本好きでしたが、学校から帰った後はしぶしぶジャイアン的な子がいる集団登校のメンバーで外遊びばかりしていました。
小学生のうちはのんびり過ごし、元気に集団で外遊びをして人間関係を学び、体力をつけるのがよいという教育方針だったからです。
それでも満点が当たり前でした。しっかり授業を聴いていたら何もしなくても満点がとれるのに、みんなどうして?という感じでした。学校の宿題のみで、家庭学習の習慣がついておらず、中学に入ると授業を聴くだけでは足りず、英語でつまづきガクッと落ちましたが。
当時、私の周りで中学から急に伸びた子は、公文に行っていたり、密かに小学校の頃から家庭学習を頑張っていた子たちでした。みんな小学校の成績は悪く、自慢しないから家庭学習を頑張っているとは気付かなかったんです。今から思えば、小学校の成績が悪かったからこっそり家庭学習を頑張っていたのかな?
いずれにせよ、後から勉強したり訓練して備わる能力がすべてではなく、
人によって、もともと持っている能力や伸びる時期、伸びる内容は違うと思います。
皆と遊んで人間関係を学んでいる
友だちと遊んでいることまで褒めてくれる先生!
生活面に関しては、休み時間ごとに必ずお友達と遊んでいて、1人で遊んでいるということがまったくないということを褒めてくださいました。
本当に褒め褒め度が高い先生です!保護者も褒めて伸ばしてくださいます~!
友だち同士でたまにトラブルはあるけれど、そうやって人間関係を学んでいってくれたらとのことでした。
きっちりした先生で、大きなトラブルがあると学校から電話がかかってくるので、そんな大きなトラブルではなかったんだと思います。
何でも話してくれるタイプの子でなくてもいい
子どもの口から一度もトラブルがあった話を聞かなかったので少し寂しい気もしましたが…
うちの子は幼稚園の頃から少し悲しかったことは言わないタイプ。話をするために思い出すのがイヤだからのようです。
私もあまり愚痴を言いたくないタイプですし、
最初は何でも幼稚園や学校であったこと話すように言っていましたが、
思い余るスペシャルな悲しいことイヤだったことは言うし、自分の中で消化できて、暗い気持ちになりたくないならそれでもいいかなと、
最近はあまり私の方も「何で何でも話してくれないんだろう~!」と思わなくなりました。
大人だって話したくないことありますしね。
低学年と中学年の違い
給食の配慮がなくなる!
低学年用の給食だった
低学年の給食はいろいろ配慮がされていたそうです。
例えばリンゴ。低学年は皮をむいたものが出されていましたが、3年生からは皮付きのものが出されるそうです。
そういえば、うちの子、皮付きのリンゴを食べたことがありませんでした~!
大人になって困らないように、ちょっと食べにくい形状のものも出るんだとと思います。
量の調整は担任次第
うちの子はもともと給食を食べるのが遅く、時間内に食べきることが出来ないタイプでした。
そのため、これまで時間内に食べきることを目標に、先生が子どもに食べられる量を事前に確認して、量を減らしてくださっていたそうです。
だから、「今日は給食、クラスで2番目に食べ終わったんだ!」と言ってくれる日もあったんですね…。
量を減らす・減らさないは担任の先生の考えによるそうで、3年生になってもその配慮をしてもらえるかどうか不明。
それに、今の担任の先生も「これから3年生になって、身体がどんどん大きくなっていくのに量を減らして大丈夫か?」という心配をされていました。
3年生になったら、今の担任の先生でも量を減らさない方針になるようになる気がします。
3学期は3年生に向けての給食指導をしていってくださるそうですが、家庭でも…とのことでした。
家で食べる量は増えているし、今のところ、少しやせ気味ですが身長も体重も平均的なものなので、それほど神経質にならなくてもいいとは思いますが、もっと給食を早くたくさん食べられるようになるよう、見守り助言していきたいです。
指示が一度にたくさん出る!
時間がかかる行動をしていた
これまでは、1つずつ指示を出してくれていたそうです。低学年は、ひとつの指示をし終えるまでは次の指示を出さないという丁寧な指導をしてくださっていたそうです。
ところが、中学年(3・4年)になると指示が一度に2・3飛ぶようになるとのこと。
今まで、1つの指示でも丁寧に時間をかけてしていたので、今後、いくつもの指示を同時に出されてやっていけるのか、心配が残るというお話でした。
帰りの準備も、一度に荷物を運ばず、2回に分けて運ぶなど時間がかかる行動をしていることが多いようです。
普通に「早くしなさい!」とガミガミ叱ってきた方が良かったかも
家庭ではと聞かれ、思い浮かべてみると…
家庭での生活はいつも一定の型にはまっていて、何か段取りよく動くように考えるシーンがないように思えました。
朝起きてすることも決まっているし、夜寝る前にすることもだいたい決まっている。
習慣化しているので、考えて動くことがあまりないんです。
それにもともと、何か指示されても素直に行動するおりこうさんタイプではなく、本など何かに熱中していると、中断したくない!という我がまま坊主です。シブシブのろのろと取り掛かります。
それに対して「早くしなさい!」と叱らずに済むように、これまで充分に時間を確保し、心理学的なテクニックを使ったり、あれこれ工夫して自分から段取りよく動くように仕向けてきました。
でも、そんな配慮は学校・社会ではしてもらえませんよね。
今どきの子育て本に書かれている工夫やテクニックを使わず、普通に子どもの行動にイライラして「早くしなさい!」と叱り、自分からどうしたら早くできるのか考えさせた方が良かったかもしれないと思いました。
いろんな情報に惑わされず、子育ては「自然に」が一番ですね。
一人一人、発達は違う~焦らずに
全員がバランス良く発達するわけではない
小学校に入る少し前から学習面はガンガン成長してきましたが、生活面はもともと幼稚園に入る前の保育園時代からゆっくり発達してきた子なので、それもこの子の特性なんだと思います。
生活面はグングン伸びるけれど、学習面がのんびりの子もいるように、一人一人、違うもの。
学校生活に支障が出なければ、学習面も生活面も、社会に出るまでに何とかなったら大丈夫。
2年生3学期の目標&新年の抱負
焦らなくても大丈夫ですが、とりあえず3年生を目標に、3学期は先生から教えていただいた部分、
「たくさん早く食べる」
「指示が出たら素早く段取りよく行動」
を伸ばしていけるように導きたいと思っています。
子どもに「新年の抱負は何にする~?」と聞いたら、「考え中」と言って全然答えが返ってこなかったので、
「指示が出たら素早く行動できる子ってカッコいいよね?」と誘導し、新年の抱負にさせてしまいました。
具体的に何か取り組んだらまた記事にしたいと思います。
※2021/1/10追記です。
ブックマークコメントにて、中学年はギャングエイジと呼ばれる時期にあたり、これまでと違う問題がおこりやすい指摘をいくつか頂きました。
ギャングエイジとはどういうものか、簡単に岩手県立生涯学習推進センターのサイトの「子育てワインポイントアドバイス」から引用しておきます。
小学生も中学年になると、「何でもできるぞ」と行動的になってきます。今まで柔順だった子が、反発したり、強く自己主張したりします。
これは立派な「自我の芽生え」で、あわてる必要はありません。ゆったりとした気持ちで見つめる心が大切です。また、この時期は急に仲間を求め、友だちづき合いも増え、集団で行動することも多くなり、「ギャングエイジ」とも呼ばれます。仲間意識が一段と強まる時期なのです。
(小学校中学年編より引用)
他にもこの引用元の記事に中学年の子どもを育てる時のワンポイントアドバイスがたくさん載っていたので、中学年を迎えるお子さんをお持ちの方はぜひご覧になってください。
一般的に塾通いが3・4年頃からはじまるのは、親に対して反抗心が強まり、友だち同士のつながりが強くなる時期だからかもしれないですね。
うちの子は生活面は一年くらい遅めに発達しているようなので、反抗されるのは4年生くらいからかなぁと思っていましたが…そろそろ反発心を持ちはじめる時期なので、これまで通りにはいかなくなるんでしょうね。心づもりしておきます!ご指摘ありがとうございました。
それから、誤解されている方も多いようなので書いておきますが、うちの子は内申点とれるタイプでもないし、やんちゃで甘えん坊で我がままで手がかかる子です。ずいぶんと緩和されてきましたが、図画工作等、保育所時代から超不器用で苦手なものもたくさんあります。
「手のかかる子ほどかわいい」とはよく言ったものですね~!
この記事の内容とはあまり関係ありませんが、少し前に投稿した人生ゲームの記事に「やる気スイッチボタン」に関するコメントを頂き、
過去に次のような記事を書いたのを思い出て、追記しました。
良かったらこちらの記事もご覧ください。
☟下のバナーをクリックしてくださると嬉しいです。
3つのカテゴリーに参加しています。
応援ありがとうございます!