小学生のピアノレッスンに
小3の息子がピアノを習っていて、 新しい先生になってから子どもと譜読みをするようになりました。
子どもも私も基礎知識がないので、レッスン中、先生がおっしゃっていることが理解しにくいくこともあります。
そこで、小学生も楽しく読めるやさしい楽譜の読み方や楽典の入門書を探していました。
『いちばん親切な楽譜の読み方』CD付き
ピアノの先生が紹介されていた
何人かのピアノの先生のブログを購読していて、ずいぶん前にどなたかのブログで見かけた本です。購入前に中身を確認したくて、ひとまず図書館で予約し、順番がまわってきたのでかりてきました。
楽譜を見ると音楽が聴こえてくるようになる!楽譜の読み方にはコツがあります。本書では、音楽の基本をやさしく学びながら、スコアの読み方が自然と身につくように解説しています。クラシックファン、吹奏楽部の中高生必携の一冊。
(Amazonの商品説明より引用)
大人も楽しめる一冊です!
イラストがたくさん!やさしい言葉で馴染みやすい!
表紙は大人しい雰囲気なんですが、中身はけっこうくだけています。
面白いキャラクーが出現し、イラストがたくさん使われていて、馴染みやすく読みやすいです。文章も楽しくやさしく書かれています。
目次にもこんなにイラストが散りばめられています。
まったく音楽の世界を知らない人でも楽しく読めるようになっています。小学生の息子も楽しんで、全部読み切りました。
うちの子は少し漢字の学習を先に進めているので問題ありませんでしたが、漢字にフリガナがついていないので、小さなお子さんはちょっと難しいかもしれません。
CD付きで楽譜を見ながら演奏を楽しめる
この本はCDがついているので、目で見たことを実際に耳で確認できます。
このCDに収録されている曲は聴いたことがある!という有名な曲ばかり。CDだけでも充分楽しめます。
楽譜を見て想像する時間をとってから、CDを聴くことをすすめられています。
解釈はひとつではなく、どう違うのかその違いに興味を持てるようになるとさらに楽しくなるというようなことが書かれています。最近のピアノの先生が、新しい課題曲に入る時、模範演奏をされないのはそのためでしょうね。
レッスンで学んだことの復習・予習ができる
「この曲はアウフタクトになっているって気付いている?」と言われた時、この本を読んでいたおかげで「アウフタクト」の意味がわかり、一拍目がなく、弱拍から始まっている曲なんだよとおっしゃっているんだなぁとすぐにわかりました。
レッスンでおっしゃっていることと本の内容がたびたび重なります。
ピアノの先生がフォルテは「強く」ではない、厚みを持たせるんだとおっしゃていたのが、この本でよくわかりました。
この本の「感覚や感情に置き換える」という言葉になるほどとなりました。
速度標語も、ただ単なる速さを表しているのではなく、「颯爽とした感じ」「活発な感じ」といった曲のイメージが書かれているんだということをピアノの先生もおっしゃっていましたが、こうやって目で読むとスッと入ってきます。
息子も本好きですし、たぶん、私たち親子は目からの情報の方が理解しやすいタイプなんだと思います。
本に書かれた「実は速さの捉え方には正解というものはありません。」という言葉にも、ああ、そういえば同じようなことを先生がおっしゃっていたなぁと思い出しました。
速さのことに関しては次の記事に書いています。
楽典に関しては最小限にまとめられている
この本に「楽典ミニ事典」というコーナーもありますが、楽典に関しては最小限にとどめられているそうです。
コンパクトにまとめすぎている気がしますが、 同じシリーズ本に詳しく書いているからだと思います。
『いちばん親切な楽典入門』CD付き
『いちばん親切な楽譜の読み方』のシリーズ本
先ほどの『いちばん親切な楽譜の読み方』のシリーズ本で図書館で一緒にかりてみようと思っていましたが、なぜかこちらは図書館になく、大型書店にも『いちばん親切な楽譜の読み方』の方しかありませんでした。
でも、アマゾンで「試し読み」ができました!
『いちばん親切な楽譜の読み方』より評判がいい
Amazonの商品サイトにいくと試し読みができます。先ほどの本と同様、面白いキャラクーが描かれていて、中身もカラー。読みやすそうな雰囲気です。写真入りの年表もあるようです。
“いい演奏”には理由があります。演奏の違いをつくるのは、楽譜の読み方。この本では、楽譜がやさしく読めるようになるだけでなく、演奏・鑑賞に本当に役立つ楽譜の読み方がわかります。
(Amazonの商品の説明より引用)
それに、アマゾンのレビューでは『いちばん親切な楽譜の読み方』より『いちばん親切な楽典入門』の方が評価が高そうです。
5つ星のうち5.0 学び初めに最適
子供が今後のためにピアノではなく楽典をやってみませんか?とピアノの先生に言われ、
レッスンでもこちらの本を使っています。
小学校高学年くらいの音楽が好きな子であれば、こちらを使い音楽に対する理解を深めることができると思います。
実際、楽典をちょっとでもやっているかいないかで、曲を作るなり演奏するなりと意識もだいぶ違ってきます。
5つ星のうち5.0 おもしろい!
おもしろい!わかりやすい!いろいろ読みあさったけど自分にはこれまでにはない新しい感じで発見だらけでした。
(いずれもAmazonのレビューより引用)
買ってガッカリということもなさそうなので、こちらも一緒に購入しようと思っています。
『よくわかる やくにたつ ザ・楽典』
ヤマハの【小中学生の楽典の入門書】
図書館で『いちばん親切な楽譜の読み方』と一緒にかりた本です。
求めているものそのままのタイトルでヤマハのものだったので借りてみました。
本書はピアノやエレクトーンを学ぶ小中学生の楽典の入門書として“読みやすく解かりやすい”というねらいで編纂されている。説明や用語などかみくだいた文体で書かれているので、読みすすめる内に自然に知識を吸収することができる。
(Amazonの商品の説明より引用)
ヤマハの商品だけあって子どもにしっかり学んで欲しいことが書いてあります。
昔の五線譜ではない楽譜が載っていたり、マメ知識を散りばめて楽しくしようという努力は感じられます。しかし…はっきり言ってあまり面白くないです。普通の大人は楽しめません。
1995/4/1 に出版された本なので、仕方がないかなとは思いますが、昔の子供向けの本と言うか、教師側の目線で作られている気がします。
『いちばん親切な楽譜の読み方』(発売日2016/12/7)の本を読んだ後に読んだので余計にそう感じるのかもしれません。
しかし、うちの子はあまり楽しそうでない本でも読むタイプなので読んでいましたし、一冊、しっかりとした本があるのはいいので、これも購入しようかなぁと迷っています。
他にも、子供向けの引きやすい用語辞典が欲しいなぁと思っています。
次の本よりももっとたくさんのことが書いている本が欲しいんです。
見つかれば、また記事にします!
よろしければこちらの記事もお読みください。
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