今回は、最近、書いていなかったピアノレッスンのことを。
お正月もピアノレッスン
オンラインレッスンの予約が可能となっていた
息子はオンラインでピアノを習っています。
毎週1回だけお願いしています。
ある程度まとめて予約したり、予約するタイミングはマチマチなのですが、ふと、年末年始もいつも通り予約できることに気付きました。お正月料金などの特別な追加料金もなしで。
いつものペース、一週間ごとで時間的に私たちにとってOKな日は元日でした。
≪元日から失礼かもしれないけれど、入れられるようになっているから、レッスン入れていいのかな?まずかったら、キャンセル申し出てくれるはずだから、とりあえず入れよう!≫と入れてみました。
※年明けにコンクールを控えているとか、そういうレッスンを無理にもお願いしたい特別な事情はありません。
いつも通り!ピアノレッスン最優先!
すると、キャンセル連絡は来ることなく、普通に「あけましておめでとうございます」とメッセージが来て、いつも通りレッスン!さらっとした感じで、レッスンスタート。特に「お正月なのに」という感じは全く感じられません。
家庭を持っていらっしゃるのに、お正月も休まない先生、すごいです…。
たぶん、小さなころからそんな感じで練習してこられたから、今の先生があるんでしょうね。
日々、先生のピアノに対する意識の高さを感じます。
プレッシャーを感じる!
親が練習に付き合うように指示が出る
マイペースの息子のために、選んでくださった『プレインベンション』『ギロックこどものためのアルバム』をまだ頑張っているのですが、
すすみの悪さ(「テーマバリエーション」はバリエーション2まで、「ワルツエチュード」は曲の前半部分しか譜読みができていなかった)に気付き、何かあったか聞かれました。
私が忙しく、子どものレッスンにお付き合いしていなかったことを正直に伝えると、
「この曲は技術的にも音楽的にも難しいので、お母様の補助なしでは厳しいです。お忙しいかと思いますが…」
声のトーンや言葉はとても柔らかいのですが、子どもではなく、私の方に暗に「何をしているんだ。もたもたしていないで、さっさと仕上げて次に進まないと!遅すぎる!」と言われているのは間違いないです。
よく考えると、わざわざお正月にレッスンをお願いしているのに、充分に練習しないでレッスンに臨むなんて失礼ですよね。
だんだん気持ちが緩みいい加減になってしまっていたと反省しました…。
次のレッスンまでに質問を送るように指示がでる
いつも「次のレッスンまで一週間も間が空くから、その間に質問があれば送ってください」とおっしゃってくださるんですが、
今回はより具体的に「次のレッスンまでに指番号など質問を送ってください。後半、無理な指で弾く子もいるので、変な癖がつく前に」とまで、申し出て下さいました。
また1週間、亀の歩みでわずかしか前進しないことを心配してくださっているんだと思います。
「質問があれば送ってください」ではなく「質問を送ってください」と言われているので、今回は必ず送らないといけません。残念ながら私は早くにピアノをやめてしまったので、ピアノの能力は息子より明らかに低く、技術的にも音楽的にも役立たずで、何を質問していいかすらわかりません。楽譜の記号などの疑問点は先に解決していますし、的外れな質問をしてしまうのも…。
無料でレッスンしてもらっているのと同じ!
質問を動画付きで送ってみる
とりあえず、「指番号など」とおっしゃっていたので息子の練習風景を動画で撮って、この指遣いでいいか、リズム感?拍?などもこれでいいかどうか聞いてみました。
以前、オンラインレッスンをしてくださる先生を探したときに、生徒が演奏動画を送ってそれにコメントをするという形式のレッスンもされている先生がいるのということを知りました。それもかなりの高額で。
それを知っているので、今まで通りメール文で質問を送るのと、動画で質問を送るのとでは違って有料ですと言われるかなぁと思いつつ送ってみたのですが、まったく無料で、しかも、送ってすぐに返信が返ってきました。
時差も考えて、先生にとってご都合がよいと思われる時間に送ったからだと思いますが、あまりに早くてびっくりしました。
動画で返信が返ってくる
文章と書き込み入りの楽譜の画像と、先生の説明動画が届きました。質問した内容だけでなく、他の部分の説明もありました。
予想以上に私たちの歩みが遅く、出来が悪いので、30分のレッスン中に伝えたいのに伝えきれなかった部分を説明して送ってくださったんだと思います。
あまりに熱心で、本気で頑張らないと!という感じがしました。
先生のすごさと懐の広さを再び実感!
お金じゃない!早く上達することを望んでいるだけ
お正月から普通にレッスンしてくださるし、いつも質問への返信は早いし(外出中などで返信が遅れる時は、そういう連絡をくださいます)、画像や動画を使って説明してくださるし…これ以上はないくらい、熱心に教えてくださいます。
普通だったら、特別料金が発生するところをすべて無料でしてくださっています。
毎回のレッスン料も、子供向けのお得な料金にしていただいています。
私はついお金のことを考えてしまいますが、先生は料金を求めているわけではなくて、子どもが正しい練習をして、早く向上すること望んでいらっしゃるんだと気付きました。
先生のご厚意に応えるには?
息子が習っている先生によると、子どもだけだと好き勝手に間違った練習するから、親が先生から聞いた通りに正しい練習するように、子どもの横について指導する必要があるそうです。
だから、お礼のお金を払うとかそういうんじゃなく、親がしっかり子どもの隣について練習に付き合うことが先生のご厚意に応えることにつながります。
そろそろ子育てから離れ、もっと自分のことを増やそうと思っていたんですが、キャパオーバーするので抑えることにしました。ピアノ以外もまだまだ幼く手がかかりますし!(また、すぐに、子育てから離れたい!となるかもしれませんが。子育てから離れようとするたびに、今回のように引き戻されます)
コロナがきっかけでオンラインレッスンを探して先生に出会ったのですが、今のところ、新規の生徒は受付停止されているようですし、本当によいタイミングでよい先生に巡り合いました。
それにしても、きっと先生のお母様はすごい方だったんでしょうね。中学受験で有名な佐藤ママのピアノ版?
どの世界も、子どもの頑張りはもちろん、先生・親の力も大きいですね。あと、運も!
この記事を書き終えた頃、次の子育て先輩のブログ記事を読んで、自分の方向性に自信が持て、ああ、私も将来、こんな風に子育てを振り返りたい…と思いました。
少納言 (id:syounagon) 様のブログです。
子育てだけでなく、多くの経験・知識をお持ちでいらっしゃるので、ブログ記事の内容は幅広く、子育て中ではない方も生き方の参考になるのではないでしょうか。
堅苦しくなく、楽しく書かれているので一度ご訪問なさってみてください。
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