サッカースクールの夏の短期教室へ参加したきっかけ
小4息子、セレッソ大阪のサマークリニック(夏の短期教室)に参加しました。
サッカーって、低学年の頃にはじめるイメージですよね。
「多くの子が塾通いを始める小4になって、なぜサッカー?」と思いませんか。
小1でサッカーに興味を持ち、夏の短期教室へ
私もサッカーや野球などのスポーツは低学年にはじめるイメージがあり、
小学校1年生の時にサッカー観戦をして子どもがサッカーに興味を持ち、
ショッピングセンターのイベントに参加して、
「ガンバ大阪」の夏の短期教室へ参加したことがあります。
「セレッソ大阪」もこの時、夏の短期教室サマークリニックを実施していて、スクール生だけでなくスクール生以外も参加できたのですが、小1の2019年の募集は「応募者多数の場合は選考させていただきますのでご了承ください」と書いていて、超初心者の息子には少々ハードルが高いように感じましたし、3日間の連続講座で日程が自分の予定と合わなかったので見送りました。(2022年は1日だけの参加も可。先着順で選考なしでした)
小2・小3はコロナ感染拡大で自粛・運動不足に
その後、一応、野球も試してみてから…なんてモタモタしているうちに小1が終わり、小2になる前にコロナが流行!夫の判断で感染を防ぐため習い事系全面中止方向へ。もともと習っていたピアノや英語はオンラインで継続していますが、将棋教室へ新しく通うのも止められ(将棋に限ってはオンラインも夫が禁止!)、サッカーを始めるどころか、もともと習っていたスイミングスクールも辞めることになり、スポーツ系は全滅。
コロナが流行っていても習い事を継続させているご家庭がほとんどで、ちょっと慎重すぎなんじゃないかと思うこともありましたが、反対を押し切ってさせる気になれなかったので、そのままになっていました。
習い事だけでなく、我が家は夫も息子も慎重派なので、小2・小3とコロナで外出自粛をし、運動量が減りました。
タイムが落ち「かけっこ教室」探す
たぶん、その運動不足の蓄積のせいだと思うのですが、小4になって急にみんなよりタイムが遅くなり、かけっこの教室へ行きたいと言い出しました。
ちょうどコロナ感染が落ち着いていた時期だったので、短期のかけっこ教室をネットで探してみると、偶然、セレッソ大阪の1日だけの「速く走る」をテーマにした教室を発見!サッカーで早く走りたい人向けの教室のようでしたが、今しかないと夫に許可をとり申し込んでみました。
よく探せばあちこちにかけっこを専門としている「かけっこ教室」があるのかもしれませんが、この時、私自身に時間の余裕がなく、またのんびり調べているうちにこのチャンスを逃すかもしれないので、「細かいことは気にしない!」と申し込みました。
セレッソ大阪の「速く走る教室」
サッカー教室に通う子たちばかり
サマークリニックの「速く走る」がテーマの回は夏休み前に実施されました。
サッカースクールだけあって、受付開始時刻になるまで近くの公園で黙々とリフティング練習をしている子もいました。
受付後は、教室開始時間まで会場のボールを使って練習をしても良いことになっていましたが、みんなそれぞれ自分のボールで自分の練習を個々にしていました。
つられて息子も会場のボールをかりてゴール練習やドリブル練習をしていましたが、やっぱり習っている子とフォームが違うなぁと感じました。ボールを蹴る位置も違うんです。
綺麗なフォームの子たちを見ているとちょっと残念な気持ちになりましたが、うちの子の小学校は休み時間のサッカー遊び禁止(当たって危険だからとのこと。ドッチボールは可)です。近所の公園もボール遊びは禁止されています。だからサッカー遊び経験もそのものも少ないのに、臆することなく頑張っているだけで充分!
申し込み時は、「速く走る」がテーマだからサッカーをしていない子も参加するんだろうと思っていたら、サッカー教室に通っていないのはうちの子だけでした。(先生が最初に「サッカーを習っている人」と聞いたら、うちの子以外全員手をあげていました。全員がセレッソ大阪の所属ではなく、いろんなサッカー教室から集まっているようです。)
ボールを使わない陸上部のような練習風景
サッカー教室に通っている子ばかりの中で、サッカー教室の速く走る教室。どんな練習が始まるのか心配しましたが、「速く走る」がテーマの回だけあって、教室が始まるとボールを使うことはなく、純粋に「かけっこが早くなりたい」子でも大丈夫でした。
ああ、陸上部の練習風景にちょっと似てるなぁと思いながら見ていました。
足をあげるリズムを早くしていったり、いろんな練習メニューが用意されていました。ふと隣を見ると、ビデオ撮りしている保護者の方が!あとから何度も見て、練習するんでしょうね。私も最初から最後まで撮影しておけばよかったです…。
最初と最後にタイムを測って、成果を確認。
全員が早くなっていました!みんなはもともと早いけれど、さらにスピードアップ。
サッカースクールに対してイメージがかわった!
このサマークリニックに参加して、サッカーをしている子のイメージが変わりました。
実は、サッカースクールって、ご近所のサッカーをしている子のお母さんから「トラブルの話し合いで帰りが遅くなった」という話を聞いたことがあって…ヤンチャそうな子の集まりだと思っていたんです。自己主張が強く、わがままで軽薄そうなの子がたくさんいるイメージ。
「ガンバ大阪」の親子サッカー教室も、低学年集団だったからか、ファッション感覚というか、感覚が軽いような感じのご家庭が多くて。業者による写真撮影&販売もあったし、参加料金そのものも「セレッソ大阪」より割高。室内の快適環境だったし、技術習得というようりどちらかというと娯楽できている感じで。(我が家も技術習得目的ではなく娯楽目的で参加でしたが)※何年も前の一個人の感想です。違うかもしれません。
しかし、この時、サマークリニックに参加していたご家庭は、真面目に黙々とサッカー技術向上を目指している感じで、うちの子もつられて、めちゃくちゃ真面目に率先して頑張っていました。
炎天下の中、用意された水で顔を洗ったり、各自水分補給しながら。
コロナ禍だというのもあると思いますが、子ども同士が休憩時間に冗談を言い合って笑い合うこともほぼなし。高学年クラスだからか、サッカーへの向かい方が違う。みんな真剣なんです。自分の技術向上の方が何より大事という感じ。普段、ヘラヘラしている息子も、雰囲気にのまれてこの場ではビシッと頑張っていました。これなら支払った金額や割いた時間分の価値がある!
保護者の方も子どもの技術向上に真剣に向き合っていて、保護者同士お互い遠慮し合っている感じで派手さもない。
…もう一度、この場に連れてきたくなりました。
セレッソ大阪のサマークリニック
「止める」「蹴る」「運ぶ」の教室
「セレッソ大阪サッカースクール2022サマークリニック」は、「速く走る」目的の教室以外にも、体を自在に操ることを目的としたウォーミングアップ、ボールを使って「止める」「蹴る」「運ぶ」の技術を習得する教室がありました。7日間の開催で、1日のみの参加も可。スクール生だけでなく、スクール生以外も参加可能と書かれていました。
ほとんどサッカーをしたことがない子が、小4になって本当の「サッカー教室」に参加するなんて無謀かもしれないけれど、試しに1日だけ申し込んでみました。
持ち物・料金
今度は持ち物リストに「ボール」とも書かれていました。貸し出しもあるそうですが、一応、持っていくことにしました。
進研ゼミの努力賞ポイントでもらったボールを!
こんなボールです。
他は、前回の「速く走る教室」と同様、靴はスパイクも可。
あと、サッカーのしやすい服装と水分補給できるものが持ち物欄に書かれていました。
そういえば、前回の「速く走る教室」の時に練習途中で水筒のお茶がなくなってしまった(自販機で水を買って途中で補充しました)ので、この時は大きな水筒を持ってきました。
普段使っていて、前回、練習途中で中身がなくなった水筒の大きさは800mlのもの。
一時間半の練習終了時にちょうど中身なくなった水筒は1Lのもの。
スポーツをするなら、1Lの水筒の方がいいみたいです。
練習時間は小1・2は1時間。小3~小6は1時間半。
料金は1日2000円の当日現金払い!(保険料・税込み)
高学年になると、どこのサッカー教室も真面目に頑張るご家庭ばかりになるものなのかなと、小1の時に行ったことがある「ガンバ大阪」のサマースクールの方も一応調べてみましたが、息子が参加できそうなものを見てみると、英語を使ったサッカー教室で1日2500円で事前振込。別にわざわざ英語を使わなくてもいいし、もし当日急病などで欠席しても料金は返ってこない。
ということで、セレッソ大阪のサッカー教室を選択しました。
他にもあるんでしょうけど、ネットで調べる時間と労力が惜しくて今回は調べませんでした。
パス練習で学んだこと
前回「速く走る教室」に来ていた子も、来ていなかった子もいて、前回より人が増えていました。男女混合で、とても上手な小さな女の子も来ていました。
いろんなことをしているなぁと見ていると、いつの間にか自然とペアが出来ていて、パス練習がはじまりました。
芝生の上に置かれている目印プラスチックを二人の間に置いて、それに当ててそのプラスチックをひっくり返すことができたら1点。(当てるだけなら簡単ですが、ひっくり返すとなるとピンポイントを狙わないといけないので難しいようです)というゲームをしたり、パスの回数を競ったり。
息子はとんでもないところへ蹴ってしまったので、注意され、蹴り方(足の側面で蹴って転がす。ボールを浮かさない)を教えてもらっていました。でも、意外と目印に当てることは得意のようで、ペアの相手よりも何度も当ててひっくり返してました。
パスしてもらったボールをただ足で止めればいいというものではなく、ボールの上の方の位置をしっかり押さえる止め方をして、止める・パスするという行為をトン・トンと2ステップでテンポよくすすめることが出来るように指導されていました。
また、横にパスする人と、パスをさえぎる人を間に入れて練習というものあり、横の相手とパスをしながら、向かい側の人にパスをするのですが…
いったん自分の足元に止めて、さあ向かい側の人へパスするぞと視線をそちらにしてパスをすると、当然パスをさえぎる相手もボールが来ることに気付き、ボールをとられてしまいます。
だから、なんども横の人とパスを繰り返し、ふとした時に隙を狙って、パスする方を見ないで、一瞬でパスをするということも学んでいました。
息子は他の子に比べて楽しい・遊びという感覚が出ていて、飛びあがって喜んだりと、オーバーアクションで他の人の気分を害しないかハラハラしましたが、それなりにできていたので、ちょっと安心しました。
これならきっと中学で「サッカー部に入りたい!」といきなり入部しても、強豪校以外なら大丈夫そう。(息子の小学校のクラブ活動にサッカー部はありません)
他の部活と違って、野球部やサッカー部は経験者ばかりで、未経験者がいきなり入ってはじめても、差が激しすぎて大変…というイメージないですか?ちょっと心配していましたが、問題なさそうです。
しかし、前回の「速く走る教室」でも思ったのですが、練習風景を見ていると、やっぱり身体の硬さが気になりました。
もう少し、柔軟性があるともっといろんな動きが滑らかにできるような…。
次の本を購入したので、
このサマークリニック後は、付属のDVDを見ながらストレッチを頑張っています。
高学年の試合!失敗してもパスをまわしてくれる
練習の最後は黄色と青にわかれて試合をして、楽しかった!という記憶を残してくれます。
見ていると、さすが小3以上クラスだけあって、以前参加した「ガンバ大阪」小1親子サッカー体験クラスのようにボールのまわりに集まってダンゴになることもなく、サッカーらしいサッカーをしていました。
全体に散らばっていて、動きがあって見ていて楽しかったです。
それに、超初心者の息子は相手にされないだろうと思っていたら、ちゃんとボールをまわしてくれるんです。子どもたちが。
初回でまずいパスをしたら、二度とまわしてもらえないだろうなとも思っていたんですが、どんなミスを何回しても、いろんな子がパスをまわしてくれるんです。スポーツ系って新入りに厳しいものなのに。(それは一昔前のことなのかな?)
みんな優しすぎます!!
他の子も「あぁ、それはボールとられるでしょ」というシーンが何度もあったし、先生だってミスすることあるし、お互い様なのかな。
素晴らしい子たちに巡り合えたけど
学年が違う、スクールが違う、いろいろあると思いますが、きっと同じ学年、同じ「セレッソ大阪」のサッカースクールでも、たぶん、そのクラス、グループによって違うんでしょうね。
運よく相性のいいサッカースクールに出会えるか出会えないかで、その子のその後のサッカー人生も変わってくる気がします。
とてもよいグループに巡りあえたので、残りの6日間、もともと用事のある日以外は参加したいと思っていましたが、
コロナが再び大流行しはじめ、自粛を求める「府民の皆様へ」というお知らせがスマホ画面に自動表示されました(ヤフーメール画面を開こうとした時に表示されたので、新たな乗っ取り系かと思ってびっくりしました!スクショしておけば良かったです)し、
うちの子はサッカーが好きだけれど、この「セレッソ大阪」サマークリニックで出会ったような、もともとサッカー教室へ通っていて本気でサッカー選手を目指している子たちとは違います。
マスクなしで子ども同士至近距離でボールを奪い合う競技なので、遠慮させていただくことにしました。
夫と子どもとも相談して、サッカースクール以外のものも、この夏はもうすでに申し込みをしてしまったものだけ参加するという方針を決めました。
コロナ禍で行動を制限すると、いろんな経験の機会が奪われますが、仕方ないですよね。
皆さまはどのような夏を過ごされていらっしゃるでしょうか。
いつものように、また長々と書いてしまいましたが、お付き合いくださりありがとうございました。
次こそは、書く書くと言いながらのびのびになっている塾選び、9月から2月入塾の権利を確保するキープ生の時のことを書いてみようと思います。
気分で左右されるので、もしかして、また後回しになるかもしれませんが…
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