知らなかった!日記

 子育て中の【知らなかった!】を日記にしています。~子どもとのお出かけや教育、習い事のピアノなど~

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馬淵教室の通常授業を体験・見学した個人的感想

あちこちの大手塾の授業見学をした

子どもが体験授業と通常授業を体験する際に

ほぼ一年前のことですが、浜学園・日能研・馬淵教室の通常授業に入れてもらい、体験授業を受けさせていただいたことがあります。

各塾、感染予防のため、保護者が教室内に入って見学することはできませんでしが、日能研はモニターで、馬淵教室はガラス越しに廊下から見学できました。

浜学園はWebコースの体験版で授業を見ることができました。(実際に入る校舎・クラスのものではないですが)

能開センターは低学年用の保護者と授業を受ける「体験授業用の授業」と保護者見学なしの「体験用冬期講習」、希学園は保護者が教室の後ろで見学できる「公開学力テスト後の体験授業」を受けました。

これから時々、そういった塾探しをしていた時の感想を書いていきたいと思います。

今回は、馬淵教室のことを。

校舎・クラス・状況によって違うもの

塾によってだけでなく、校舎によって(あちこちの地域の塾に顔を出しています)、またクラスによって、時期によっても違いますし、各々の状況が違うので感じ方も違うと思います。「そんなことなかった!」という方もいるでしょうし、ご不快にさせてしまう場合もあると思いますが、私が見て感じたことなのでご了承ください。客観的に塾の良し悪しを語るつもりはなく「私たちに親子にとって」どうか目線で見学して感じたことなので、軽く流していただければ幸いです。

授業について

スライド教材利用で講師による差が少ない

国語の授業を見学して驚いたのは、ほぼスライド教材通りにすすんでいくことでした。どの講師でも同様の授業を再現できるので、講師によって差が出ることがなくいいですよね。見学した講師はキビキビしていてテンポ良く、恐らくスライドなしでも上手に授業を進めていける方だと思いますが、何かで突然代替講師になって、そうでない方になっても大丈夫そうなところが少し安心です。たまたまその日は最初から最後までスライドを使っていただけで、常に使うというわけではないかもしれませんが。

スライドの内容は、イラストがたくさん出てきて子ども受けしそうな内容で、楽しそうでした。

算数の授業はスライドなしで、講師オリジナルの普通の授業でした。恐らくテキスト通りなんではないでしょうか。内容はその時まだ小学校で習っていなかった分数の計算の仕方だったと思います。

一コマの時間が長い

授業時間は短く待ち時間が長かった

確か馬淵教室は、他の塾よりその学年の一コマの授業時間が長かったはずです。体験授業の時間を事務の方にお聞きした時も、「うちは一コマが長いんです」と自慢げにおっしゃっていた記憶があるので。そんなに長時間、子どもたちは集中して授業を受けるんだな、すごいなと思って行ったのですが、実際は一コマ時間すべて授業というわけではなく、「な~んだ、そうなのか」という感じでした。

授業時間内に復習テストがあるのは他の塾でもそうですが、授業時間がはじまってから授業アンケート用紙やお知らせ文書(低学年の入塾を促す広告など該当学年に必要ではないもの)を配ったり、講師が隣の教室へ行ったり…なんだかんだで授業時間内に待つ時間が長いなという印象を受けました。「実際に講師の話を聞いて授業受ける」時間は短く他の塾の一コマの時間くらい。

でも、他の塾でもその一コマ時間内にアンケートや文書配布や待ち時間があるとしたら、もっと短くなりますよね。そう考えると、長い方なんだと思います。

拘束時間が長すぎて時間がもったいないかも

様子を見ていると、ずいぶんと「待ち」時間が長く、慣れると退屈そうだなぁと思いました。授業時間内はクラス内に「拘束」されている状態なので、勝手なことはできませんし、その時間がもったいないような気がします。

入塾テストを受ける前に体験授業をさせていただいた状態だったので、一番下位クラスだったということもあるかもしれませんが、授業そのものも、まだ4年生ということもあって、やさしい計算問題。すでに既習範囲で無駄と言えば無駄でした。小学校では未習の範囲でしたが、我が家の場合、進研ゼミの中学受験講座を2学年分先取り学習をしてしまっているので、基礎は一応できます。ミスは多いですが。

shimausj.hatenablog.com

うちの子はもともと既習範囲も「自分は知っている!できる!」という顔で喜んで授業を受けるタイプですが、≪それは小学校の授業で充分なのでは?≫という気分に。

ガラス張りクラスだらけで隣のクラスの授業も見えるので、少し見ていたら、こちらの方が楽しそう。たぶん、中くらいのクラスだと思います。上位クラスになるともっと楽しくなるのかもしれませんが、テストの成績によってクラスが決まるんですよね。

本人体調が悪くてミスを続出したり、欠席したという場合でも成績は下がり、クラスも下がりますし、実際にその授業がその子にあっている・あっていないとは関係なく、決まってしまいます。(上位クラスの子が下位クラスを望めば、下位クラスの授業を受けられるようですが)

無駄な授業を受ける時間がもったいないですよね。それがイヤで自主学習を頑張るという方もいますが、うちの子はハングリー精神がないタイプなので、たぶん、ただただ、無駄な時間が流れるだけのような…。それは、どの塾でもそうですけど、拘束時間が長ければ長いほど、その無駄な時間が長くなります。

教室内の机と生徒の状況

長机に3人で真ん中は窮屈かも

教室はとても美しく、ピカピカで気持ちの良い環境でした。

でも、教室の大きさに対して生徒数が多く、長机はひとつに付き三人座り。真ん中に座る子は窮屈そう。カバンを机の横にかけることができないので、足もとに置くしかありません。長机そのものもそれほど余裕のある大きさのものではありませんし、その机もギッチリ教室に入っているので、「席を立って教室を出る」行為が簡単にはできない状態でした。

他の塾が一人に一つの独立した机で、机をくっつけるとしても2つくらいだったので、ちょっと気になりました。

教室が過密ぎみで他の子の影響を受けやすい

また、そのクラスの後ろに座っている子でどうも落ち着きのない子がいました。水筒を何度も何度も倒して大きな音を立てたり、3人で使っている長机を動かしてしまったり。

すぐ隣に座っている女の子は迷惑だろうなぁと思って観察していましたが、驚くくらい気にするそぶりを見せず、集中して授業を受けていて感心しました。その子の斜め前に座っている男の子はそれほど影響を受けていないはずなのに、後ろを振り返って顔をしかめています。

教室内の人口密度が高く、生徒間の距離が近い分、他の子の影響が大きいですし、息子も迷惑をかける方なので、誰かの迷惑になるかもしれません。また、その女の子のように集中できるほど素晴らしいタイプではないので、あの男の子のように敏感に感じて不快な思いをするかもしれない。息子は一番前に座っていて、音がするたびに振り返る程度で気にしていない様子でしたが、そんなネガティブな気持ちになってしまいました。

※人数が少ないクラスや長机ではない教室もあるのかもしれませんが、たまたま見た教室はそんな感じでした。

校舎内の様子

ガラス張りで安心感がある

入ってすぐに驚いたのは、教室がガラス張りで良く見える状態であることでした。これなら、教室内が密室になっていないので安心ですよね。私が以前、英会話教室を選んだのも窓からいつでも教室内が見えることがポイントでした。

shimausj.hatenablog.com

掃除が行き届いている

ビルそのものが新しいからか、とても綺麗な校舎で掃除が行き届いていました。ビルのお手洗いで、トイレも綺麗!校舎そのものは大変快適な環境です。カウンターや机や椅子も綺麗でした。

成績トップ陣は写真付きで張り出し!

どの塾も上位は成績順に名前が壁に張り出されていますが、個人情報がどうのこうのとうるさく言われる時代です。近ごろは馬淵教室含め希望すれば名前をふせることができるようになっていて、ふせている方もいます。だんだん名前をふせる人が増えるんだろうなと思っていたところに、写真付きでバーンと掲示されている子が数名いるのを見て、ちょっと驚きました。

顔写真付きで合格体験記を雑誌に掲載しているお子さんもいるので、そういう感覚なんでしょうね。

自習室は

立派なブース!でも満員!

立派な個別ブースが並んでいる自習室がありました。

授業の前後にちょっと自習というより、「自習」が目的で来ている子が多数で、ものすごい量の教材をリュックでドン!と持ってきて、長時間勉強するようでした。ブースを取れれば、すごく環境が良くていいと思いますが、すぐに満席に

廊下に簡易の自習用の机と椅子が

自習室に入れなかったのか、廊下に出されている机と椅子で勉強をしている子がいました。たぶん、空き教室があればそこで自習ができるんでしょうが、埋まってしまっていたんでしょう。人数に対して、校舎のスペースがちょっと狭いように感じました。

事務スタッフ・職員

気持ちのいい対応

電話対応も受付対応もひとりで対応されているように見えました。あれだけの規模を一人の女性がまわしているのはすごい!大勢いて、女性スタッフ同士いがみ合うよりいいのかも。とても忙しそうなので、講師陣も協力的で見ていて気持ち良かったです。

塾のスタッフや講師はその時間の子どもたちの保護者であり、親代わりのようなものなので、家族の仲が良い方がいいように、事務所内の雰囲気がいい方が子どもに良い影響を与えてくれそうで、いいですよね。大変、好感が持てました。

常に質問受けをしている

受付カウンター内に講師陣がいるのが見えるので、子どもがカウンターに質問に行くと、すぐに対応してくれているように見えました。質問しやすい雰囲気があり、とてもいいなと思いました。

講師と子どもの距離が近い

子どもが講師に懐いているように見えました。遅刻に厳しい塾もあるようですが、受付では特におとがめなしで、教室に入る時に「●●で遅刻しました!」とサラッと理由を言うと教室に入れてくれるようでした。上級生ほど遅刻が多く、慣れているようでした。先生と子どもたちのやり取りが活発で、小生意気な発言をする子供たちにも優しく対応されていました。

魅力的なところ・残念なところ

事務所内のスタッフや講師陣の人柄に惹かれました。営業力がすごそうですし、営業用の愛想よさなのかもしませんが、それでも愛想がいい方がいいですよね。

ただ、やっぱり教室が窮屈に感じましたし、過密ぎみなのが気になりました。拘束時間もの長さも。(他の塾も拘束時間が長いですが)

長机を使うとしても、間はひとつ開けて欲しかったです。空気の入れ替えは万全にされているとしても、やっぱり距離が近すぎて気になりました。

個人的に見学した感想はこんな感じです。今から思えば、他の教室もすべて長机なのかどうかなど、もっといろいろ質問しておけば良かったです。

これから塾を選ぶ方は、可能な限り「体験授業用」の授業ではなく通常授業を、できれば入塾テストを受けた後、実際に入るであろうクラスの授業の体験・見学し、気になる点を素直に徹底的に質問してみることをおすすめします。

 

一昔前の井戸端会議のようなものに、長々とお付き合いくださりありがとうございました!次回は違う話題にしたいと思います。

 

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