今回は今週のお題「メモ」。いつか書こうと思ってメモをしていたことです。
「浜ノート」はどんなもの?
大手塾の塾オリジナルノート?授業ノート?
浜学園の『浜ノート』って何だと思いますか?
サピックス・四谷大塚・日能研など大手中学受験塾には塾オリジナルの教科に合わせた枠線や問題番号を書く欄があるノートがあるそうです。
四谷大塚の塾オリジナルノートはサイトから簡単に購入できます。
だから、私はそういう塾オリジナルノートで、授業に使うノートなのかな?と思っていました。そして、浜学園の場合、公開学力テストでもらったオルパスくんの絵がついたノート(普通の方眼ノート)のことかな?と思っていたら、違いました!
浜学園の場合、授業中に使うノートは、同じようにマス目があるノートなら、なんでもいいそうです。(恐らく他の塾も塾オリジナルノートを使うかどうかは自由だと思います)
塾テキストの解答用紙ノートだった
『浜ノート』は入塾時の購入テキスト一覧に入っている、テキストの問題と連動している家庭学習用ノートでした。つまり、宿題提出用ノート。
真っ白の紙にそれぞれの問題の専用解答欄があるだけのシンプルなものでした。4教科分あります。
テキストは第一分冊、第二分冊…と数冊に分かれていて、それぞれに浜ノートがあり、ノート1冊220円!(2022年当時)
解答用紙(宿題提出用)ノート購入の利点
解答欄(宿題提出用)ノートは、教科別に書くと次のような利点がありました。
国語…記述問題の指定字数分のマス目があるので数えやすく便利。
理科・社会…解答欄の大きさでどれくらいの長さの言葉をかけばよいか判断できる。記述問題も字数指定がなくともだいたいどれくらいの字数書けばよいか、解答欄の大きさで検討がつく。
算数…「解き方欄」として問題番号と大きな枠がザクッとある(別に解答欄があるわけでなく、式や図、答えを真っ白の大きな枠内に書くようになっている。マス目がないので実際のテスト用紙に書く練習になる)。左は解答ぺージ、右は間違い直しぺージ。右ページに正しい答えが書けるので後で見直しできる。
各教科、余白が多めで先生のハンコやコメントがたくさんかけそうです。うちの子も少し嬉しいコメントいただきました。
算数に関しては問題に対してきっちり枠の大きさが合うわけではなく、おおざっぱな印象(記述の少ない問題にも大きな枠があったりする)を受け、自由帳(真っ白なノート)に問題番号を記入して横線一本引くだけでいいような気もしました。通塾生の場合、他の子の目もあるので浜ノートを買わないという選択肢はない気がしますが、Web生だと宿題ノートを出すこともないので自由帳でいいと思います。
ノートなのでファイリングする必要がないですし、教育相談(面談)に行く時に浜ノートを持って行けば状況がわかるからいいそうです。(浜学園は一人一人の状況を先生が常に把握していてる塾ではないので資料を持参する必要があります。定期的な面談日があるわけでもなく、保護者が希望すれば教育相談を受けることができるというスタイルの塾です)
他塾のテキストの解答用紙は?
宿題プリント配布の塾も
実は、テストの解答用紙のような宿題のプリント集(ホッチキス止めしたもの)を希学園で見たことがあり、どの塾もそういうプリントを無料で配布されるものだと思っていたので、ちょっとびっくりしました。
四谷大塚『予習シリーズ』は切り離せる解答用紙付きテキスト
今、息子は浜学園を退塾して四谷大塚の『予習シリーズ』で自宅学習をしていますが、その四谷大塚のテキスト『予習シリーズ』だってテキストや演習問題集と別冊になってついている「解答と解説」の後ろに解答用紙があり、切り取り線で切り取って使うようになっています。※算数にはついていません。
しかし、使い始めた頃は「解答と解説」冊子の後ろの方に切り離し式解答用紙があるのに気付かず、普通の方眼ノートに書かせていました。
家庭での自主学習はノートがいい?解答用紙がいい?
切り離し式解答用紙があるのに気付いてから息子はそれを利用したがりますし、私たち親子は今のところ一枚一枚切り離しの方式の方がお気に入りです。復習が必要な解答用紙だけ取り出せますし、4教科の解答ノートをわざわざ開いて後から振り返ることがあまりないので。復習が必要なものはコピーして貼りだしたり、復習プリント集にしてしまったりしています。
補足が必要な情報はインターネットで調べてプリントアウト。それをわざわざ切ってノートに貼って書き込んで…なんてしていられません。閉じるのが精いっぱい。ザクザク雑に処理していく方が、今の私たちにはあっていました。
ノートを丁寧に作ってそれで復習というのに憧れますし、以前、こんな記事も書きましたが、今のところそこまでの余裕がありません。
ノートまとめの練習は時々小学校の宿題で出るので、それで練習してくれたらいいかなと思っています。(凝りすぎて時間がかかります!)
以前、SNSで家庭での自主学習(問題を解く)はたくさん書き込んで記録できるノート方式がいいか、テストと同じような形式の解答用紙方式がいいか、という話を見かけたことがありますが、それはその親子の(中学受験は親が手伝うことが多いので)性格や状況、好みですよね。どちらも試してみて、合う方を採用されたらいいんだと思います。
ノート派なら必要ないと思いますが、『予習シリーズ』は問題それぞれに専用の解答用紙がついていて楽に解答ができますし、やっぱり私たち親子は【浜学園へ通塾するより『予習シリーズ』を使って家庭学習】が一番あっているような気がします。
他にもそう感じた点を次の記事に書いています。
一般的にいいと言われているものでも人によって合うあわないがありますし、まずはいろいろ試してみることが大事ですね。
そいういえば『浜ノート』誕生のきっかけは有名な佐藤ママがそういう形式のノートを作っていたからという話をどこかの講演で聞いた気がします。
大手塾に在籍していると教育講演を聞く機会が多くておなかいっぱい状態になります。
この本の著者ではないですが、東大赤門前にクリニックがあるという心療内科医吉田たかよしさんが「受験うつ」のスペシャリストとして登場し、脳科学的に…という話をされていたこともありました。またそのうち聞いた話の感想もメモを見ながらボチボチ書いていきたいです。
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