知らなかった!日記

 子育て中の【知らなかった!】を日記にしています。~子どもとのお出かけや教育、習い事のピアノなど~

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東大寺学園の文化祭「菁々祭」へ行ってきました~コロナ後はどんな感じ?

東大寺学園の学校説明会の後、文化祭にも行きました。

shimausj.hatenablog.com

時期・申込方法・行き方

東大寺学園「菁々祭」第59回、2023年の開催日は9月9日(土)・10日(日)の2日間でした。だいたい毎年同じような時期の土日のようです。

一般(在校生の家族以外)は東大寺学園のHPから(ミライコンパスという出願システムから)申し込みが必要でした。人数制限はありませんでしたが、9月9日(土)、10日(日)のいずれか一日のみの入場となっていました。小学生以下は保護者必須。 申込期間は8月21日(月)~8月31日(木)となっていていたので、お早めにご検討されることをおすすめします。

東大寺学園文化祭のHPやX(Twitter)には近鉄高の原駅・平城駅から徒歩約20分と書かれていますが、上の説明会の記事にも書いたように、近鉄高の原駅から見えるイオンの方へ行くと奈良交通のバス乗り場があり、そこの5番乗り場から東大寺学園行きのバスが出ています。

文化祭や学校説明会、保護者会など必要と思われる時はたくさん臨時バスを出され、東大寺学園のHPの方に臨時バスの時刻表が表示されるようです。

2023年の文化祭特別ダイヤを例として載せておきます。

行き⇒8:00 ~ 14:00の間、文化祭1日目も2日目も両方15分毎最終は 14:00 発

帰り⇒10:10~12:10の間は、文化祭1日目も2日目も両方30分毎

1日目の土曜日は12:10~17:55の間は15分毎最終は 18:25発

2日目の日曜日は12:10~18:10の間は15分毎最終は 19:10発。

明らかにお母さん一人が東大寺学園の生徒である息子の活躍を見に行くという方から、一般の方まで様々。

入場門・パンフレット・テーマ

説明会の時は門をバスのまま素通りして、建物の手前でバスを止めてくださったのですが、文化祭の時は門の手前のバス乗り場で止まったので、「これが東大寺学園の門!」とちょっと観光気分で写真を撮ってしまいました。和の雰囲気!

私立中高一貫の文化祭でよく話題になる生徒手作り門はその先。木で組み合わせた個性的な門。男子校らしい男の子が好きなグリーンとブルーの組み合わせ。

※行きは人が多くて写真が撮りにくかったので、帰りに撮影しました。

この木製の門を通り過ぎるといよいよ文化祭会場!

手前のテントでパンフレットを配ってくださいます。

パンフレットの表紙を広げるとこんな感じ。

ちょっと読みにくいですがRESONANE「共鳴」という意味で、個性が響き合う文化祭というテーマのようです。シンボルマークも流動性や有機性を表現したそうで、綺麗なグラデーションになっていました。よくある漫画の人物をが描かれた表紙は…小学生でも描きますし…こういうデザインの方が大人っぽくていいかもしれないですね。

パンフレットの中も綺麗なカラー・紙質で写真も地図もタイムスケジュールもバッチリ載っているものでした。

費用が発生するもの

模擬店(食品販売)

コロナで4年ぶりだそうですが、食品の販売がありました。門から入ってまっすぐ行くと見えるインフォメーション前、左手の高校棟の方側にテントが並んでいましたが、金券がないと購入できません。門から入ってすぐ右手の方に見えるグランドで実施されている縁日遊びも金券が必要で、金券売り場はその間。ちょっと離れた場所にあるので要注意です。

フランクフルトの列に並ぼうとしましたが、ちょっと遅くて売り切れ終了のタイミングでした!

すぐに売り切れる可能性が高いので早めに購入しておく方がいいと思います。お昼すぎる前には。

私たちは教室内の展示物を先に見てまわっていましたが、それは後回しにして、先に売り切れる可能性のあるものを優先しておけば良かったです。展示物は売り切れたり逃げたりしませんから。

他にシューアイス・ドリンク、ワッフル販売されていて、ワッフルも終了間際だったので慌てて購入。フランクフルトはそこで焼いたものでしたが、ワッフルは個包装された市販のものでした。アツアツを食べたいならフランクフルトです!

食堂の営業は特別態勢

模擬店だけでなく、食堂兼多目的ホールの「雑華ホール」でもお弁当やチャーハン・唐揚げなどを販売されていました。お昼を持参されていた方もチラホラいらっしゃって、持ってきたけれどここのお弁当買って食べてみたい~!と言う方も。我が家は何も持参してなかったので利用させていただきました。食器を使わないパック入りのものばかりでの販売で、食堂が混んでいても大丈夫になっていました。飲み物も販売されていて、どれも現金で購入できました。

食堂の上のベンチ広場の写真です。

この時はお昼の時間帯ではなかったのでガラガラですが、お昼時の食堂は混んでいて、ここで食べている方もいました。

オリジナルグッズ販売

タオルやキーホルダー、マグカップなど「菁々祭」のオリジナルデザインのグッズ販売がありました。グッズ販売はわかりやすい高校棟と中学棟の間のインフォメーション前のテント。現金での販売で、販売時間が貼りだされていて、その時間になったら行こうと思っていましたが、あっという間に時間がすぎて行列に並ぶ気力がなくなり…購入できませんでした!

古本や苗の販売、お茶会も

教室で古書販売もされいて、こちらは金券販売となっていました。余った金券でどうぞという感じなのかな。

知らなかったのですが、他にも球根や苗の販売を園芸部がされていたようです。園芸部の方は現金販売。

お茶会も教室が並ぶ建物内であり、こちらも現金で支払うようになっていました。

家庭の不用品販売はない

子どもが幼稚園の頃、文化祭のバザーのために「各家庭、不用品●●円くらいのものを2つ以上提出」とかなんとかの依頼が幼稚園からあったりしましたが、イマドキはそういうものはないらしく、家庭の不用品販売会はありませんでした。昔と違って、価値のある不用品はメルカリやリサイクルショップへ持って行きますし、もう家庭の不用品販売する時代ではないですよね!

縁日遊び(射的など)

射的やスーパーボールすくいなどの縁日で行われるような遊びをグラウンドでできるようになっていました。1回100円くらいの金券が必要です。

ちょっと天気が悪くパラパラと降りだしたからか時間帯が遅かったからか、その場に到着した時には終了となりました。行列だったしもう、うちの子は小5なのでそれで良かったかもしれません。比較的低年齢なお子様が楽しんでいらっしゃいました。

金券の返金対応あり

金券は300円単位での販売で、金券があまったら、両日とも13時以降に金券販売所で返金処理をしてくださるそうです。とても良心的な対応で、子どもがお小遣いで楽しみやすい気がしました。

展示物を楽しむ

上履き不要・スリッパが用意されている

校舎内に入るとなると、上履きが必要ですよね。でも、大きなケースに大量のスリッパがあり、ビニール袋も用意してくださっていました。学校によってはスリッパが足りず、靴下で歩いていた方もいらっしゃいましたが↓

 東大寺学園は事前予約制で人数も把握できているからか充分な量だったので、大丈夫だと思います。しかし、持参したスリッパを使っていらっしゃる方もいました。特に小さなお子さんは、大きなスリッパだと歩きにくいから上靴を持ってこられた方が多かったかもしれません。

クラス展示(学年展示)・卒業生保護者の会の展示

学年ごとの展示物がある教室があり、この鹿さんは文化祭用に作られたようですが、学年によっては美術の時間など授業時間に作った作品を展示する場となっているようでした。

手作り感があっていいですよね。

キャップアートって流行っているんでしょうか。他の文化祭でも見かけましたが、楽しそうですね。

ちょっとびっくりしたのが、卒業生の保護者の会の方々の、水墨画・書道・陶芸・書道などの作品展示されている教室があったこと。卒業後も保護者同士のつながりが続くのですね。他にも卒業生や東大寺の僧侶の書の展示・販売もありました。東大寺の学校ならではですね。

部や同好会ごとの展示

折り紙同好会

やはりメインとなるのは部や同好会の展示物ですよね。東大寺学園の有名な折り紙同好会の教室は、大きな作品から小さな作品まで並んでいました。

つい、大きな折り紙作品にばかり目がいってしまいますが…

小さくてかわいいものもたくさん。

何枚の折り紙を使って作ったかなども書かれています。

鉄道研究部

子どもが好きな鉄道研究部へ。

教室内は他の文化祭の鉄道研究部と同様に鉄道模型が走っていて、大人気なので人が多い!私は教室の外で待つことに。

さりげなくこんな鉄道グッズも飾られています。

立派な部誌も2種類いただきました。

写真の下の方に写っているロケット研究部の教室展示も見に行きました。グラウンドでのロケット発射は発射予定時間が変更になっていて見に行けませんでしたが、毎年大人気のようです。

科学部

科学部の展示は生物・化学・物理と幅広いものとなっていました。

東大寺学園の学校説明会に参加した時に記事に書いたように、生物分野の展示物に驚きました。順路は一本道で嫌いなものを避けては通れなくなっていたので、苦手な生き物の前は超特急で過ぎ去る感じでのりきりました。学校の近くで昆虫や小動物を収集して標本にしたりするそうです。東大寺学園のまわりには自然が溢れているので、自然・動植物系の研究をするのに適した環境かもしれません。

最後の方は化学分野の実験・説明で、生徒さんがすごく難しい内容をまったく知らない子もわかるように、わかりやすく説明してくださいました。

数多くの部や同好会

他にもドラえもん同好会から科学部までたくさんまわりました。押してもらうのを忘れたところもありますが、スタンプラリーもずいぶんと埋まりました。

部誌もたっぷり。普通の部誌はカラーではなく、こんな感じです。

チェス研究会・デザイン研究会・VOCALOID作曲同好会も珍しいですが、紅茶研究会もあったのに驚きました。男子校、東大寺学園のイメージを覆す感じ。

イベントを楽しむ

イベントに参加する人が多い

体育館・中庭・圓融館・校舎内とイベント会場が多く常にイベントが行われていたようです。しかも、そのイベント会場はどこも盛り上がっていて、イベントの方に力を入れているように感じました。

中高一貫校の文化祭だと高校生の活躍の場になりがちですが…中学生の合唱や演劇もあり、中1からしっかり文化祭に参加できるようにされていて、その点も好印象でした。

音楽系の部に入っていない生徒も出演できる「菁々コンサート」PTAのコーラスも。音楽鑑賞にぴったりな圓融館には常に音楽が流れている感じでした。

校舎内のイベントも、自主制作映画上映、お化け屋敷、レゴプログラミング体験、紅茶実験会、模擬授業、科学部実験、マジックショー、セキュリティ競技であるCTF(Capture The Flag)体験会など、多種多様な取り組みをされていたようです。

イベントのタイトルも面白くて…「面白い地図」というタイトルのイベント内容は、「センター・中学受験+オリジナル問題の解説をする」というものでした。それって、つまり学問の地図?

和太鼓の演奏

有名な東大寺学園の和太鼓の演奏は、圓融館の中だけでなく正面の玄関のところでもされていました。

自由に立ち見できるのがいいですよね。和太鼓は他の文化祭では見られないので、しっかり鑑賞させていただきました。

クラッシク系のコンサート会場も満席で立ち見客も

室内楽部の演奏時間に行くと、一歩遅く、圓融館の座席が満席となった後でした。

とても穏やかな明るさを持つ親切な生徒さんが、「見えない位置ですが、音だけでも」と横にパイプ椅子を並べてすすめてくださり(立ち見客がドンドン増えてきたので他の方に譲って退室してしまいました)、気持ちが明るくなりました。

鉄道研究部や将棋部でその世界を楽しむ子たち、迫力あるバラエティー系のイベントで弾ける子たち、本当にいろんな個性を持つ生徒さんたちが集まっている気がします。

しっかり演奏を聴けたわけではありませんが、会場は超満員でしたし、毎年、素敵な演奏なんだと思います。室内楽部の演奏をお聴きになりたい方はお早めに。

バラエティー番組のようなイベントが多数

男子校ならではの女装アイドル集団も!

格付けチェック・漫才のT-1グランプリ・カラオケコンテストなどいろんなバラエティー系番組のようなイベントがたくさんありました。

男子校によくある美少女コンテストだけでなく、イケメンコンテスト・アイドル集団を真似した「TDJ48」、「寺ザイル」「寺マス」…ロックバンドもあったようです。

文化祭のホームページにイベント内容やタイムスケジュールなどパンフレットに載っていた内容が載っていたので、ご興味のある方はどうぞ。

seiseisai.com

後からパンフレットを見ていたら「ラブライブ!サンスクリット!! 11人の少女たちが紡ぐ、スクールアイドルプロジェクト」というのもありました。中庭ステージと体育館でされていたようです。AKB48風のグループもあったはずだし、女装して踊っていた子たちはいったい何人いたのかな。

普通のカラオケでもノリがいい

展示物を見る方ばかりに時間を使ってしまって、ほとんどイベントを見ていない!と慌てて体育館へ行くと、その時はカラオケの時間でした。他の文化祭のカラオケも見たことがあるのですが…みんなの応援ぶりが全然違っていてびっくり。

広い体育館に椅子びっしりなのにほぼ満席。掛け声をかけたり、手拍子したりしてしっかり応援しています。集団が着飾って歌って踊っている華やかなパフォーマンスステージではなく、たった一人が普通の服装で普通に「カラオケ」している状態でノリの良さがすごい!歌っている人、こんな大きなステージと大勢の観客の前で歌えて気持ちいいだろうなぁと、ちょっとうらやましくなりました。

後から「菁々祭」のYouTubeを見つけました。

youtu.be

他にもいろいろ見られるみたいです。

www.youtube.com

イマドキの文化祭はHP・YouTube・Twitter…じゃなくてX、いろいろ大変ですね。アンケートももちろんQRコード。

でも、木材を使ってドーンと造形物にしてしまうところが東大寺学園。なのかな。

最後にちょっと気に入って撮影して帰りました。

男子校の文化祭!

灘の文化祭も女装とかなんとかありましたし、共学と違って、男子校の文化祭ってぶっ飛んでる感じが面白くて楽しいですね。

shimausj.hatenablog.com

そういえば、灘の保護者さんたちはグッズ販売を任されていましたが、東大寺学園の保護者さんたちはPTAコーラスという形で参加されているようでした。中高は、学校と本人にお任せ、保護者ノータッチのイメージだったのでちょっと驚きました。

初めて参加したのは桃山学院中高でした。コロナ前のことです。

shimausj.hatenablog.com

この時も「大学の学園祭?」とビックリしたけれど、今回はビックリ方向がちょっと違いました!和太鼓・折り紙など和の伝統、ハイレベルなお勉強系・女装アイドルグループ・オタク的(いい意味で)に盛り上がる感じ。

東大寺学園はコロナ関係で控えられていた模擬店が復活しましたが、4年ぶりということもあってか生徒による食べ物関係は控えめで(事前に「お食事について、提供数が限られているため、できるだけ校外でお取りいただくようお願いいたします」という内容のメールが届いていました)食堂営業があったとはいえ食べ物関係での盛り上がりが…でしたが、そんなことが気にならないくらい、賑やかでした。

「菁々祭」の「菁々」は、草木などがあおあおと茂っている様子。まさにそんな感じで一度きりの青春を楽しんでいるのが伝わってくる文化祭でした!

 

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