国の緊急事態宣言が出ているだけでなく、大阪独自の休業要請解除前という状況で大阪市内の公立小学校で分散登校がありました。
授業参観で小学校を訪れると、子どもたちは肩組んだり抱き付いたりじゃれ合っているので、低学年はまず人との距離を保つのが難しいと思っていましたが、そんなことはなかったようです。
学校ではどんなことをしたか
文書に書かれていた【軽運動】・【図書の貸し出し】はなかった
登校日にすることの例として登校日の案内文書に「軽運動」「図書の貸し出し」と書いてあったのですが、どちらも行われず、「校舎から一歩も出なかった!」そうです。
息子は教室に座ったままで少しつまらなかったようです。
手洗い指導を数人ずつしただけ
じゃ、何が行われたかというと、手洗い指導。
4、5人ずつ先生とトイレの前の手洗い場に連れて行かれ、手洗い指導を受けたようです。
残りのメンバーは教室で待機。その間、シーンした教室で座っているだけ。本を読むことも(本がないから)できなかったそう。遠くでなんか先生の声が聞こえるなぁ~と思っていただけだったそうです。
報道を見ると、子どもの心身の状態を確認する個人面談が実施された小学校もあったようですが、うちの子の学校ではそんなことはなく、みんなと教室にいただけだそうです。
宿題の回収・配布
宿題回収と配布も行われました。
息子は、今回はじめて持って行かなければならないドリルの種類を間違えて(小2の漢字ドリルの方を出さないといけないのに、小1のドリルを持って行った。小1のドリルの最後の方も休校中の宿題として出ていたので)、かなりテンションが下がったみたいです。
結果的には、在校時間中に中身のチェックまでできないからと、先生は回収してすぐに返されたので特に問題なかったようですが。
宿題を溜め込まないように一応持ってこさせたんでしょうね💦
新しい宿題のプリント集も頂きました。また漢字の書き取りの宿題もありました。宿題の漢字の数(漢字ひとつに1ページ費やします)と残りページ数を確認すると、漢字練習ノート残りが足りません。また用意しなくては…。上靴のサイズも休校中にサイズアップしていて新しいものを用意しないといけませんが、それに気付いたのは登校日前日。とりあえず登校日は無理矢理履いてもらいましたが、慌ててしまいますね。
友達とは?
クラス替えがあって、しかもクラス内は通常の半分の人数だから、いつもじゃれ合っている親しい友だちは一人しかおらず、その子も普段はジョークを連発するタイプなんですが、大人しかったそうです。
先生から「3密を避ける」お話(窓はあけっぱなし、大勢あつまったり、人の近くによらない)はあったそうですが、たぶん、その子のご家庭でも、登校にするにあたってお子さんに注意をされていたんだと思います。
下校時に別のクラスの友だちと学校から離れた場所で出会い、その子はいつも通り様子で楽しそうでした~。
学校からの文書で保護者が登下校に付き添うお願いがありましたが、その子は恐らくお仕事の関係で付き添いなしでした。
たぶん、子どもたちだけの登下校になると、距離を保つのは厳しそうです。
結果的には、ソーシャルディスタンス…学校から離れると守れませんが、校舎内では守ることができていたようです。
いつもの学校ではなかったので「学校楽しかった!」というわけではなかったようですが、次の登校日も当然のように行く気になっているので、親としては一安心しました。
【あべのマスク】を学校からもらってきた
子どもは嬉しそうだけど、大きすぎて使えない
宿題だけでなく、「あべのマスク」も、もらってきました。
ビニールに入れられ一枚だけ。シンプル!
テレビのニュースはあべのマスクに対して批判的。私たち夫婦もあべのマスクに対してよい話をしていませんでした。
それなのに、子どもはと~っても嬉しそう。
「あべのますく~」と大切に持っていて、「あべのマスクしていい?」と聞いてきました。させてみると、残念…ブカブカでした。紐を短くしても布の下半分はあごの下。小さすぎるよりましですが、分厚くて暑そうです。
子どもも「大きすぎるからママして」と外して、「もう一度してみて」と言っても二度とつけてくれませんでした。
たぶん、子どもが嬉しそうだったのはテレビで言っていた「あべのマスク」が自分にももらえて「国民の一人」として扱ってもらえていると感じられたからだと思います。選挙権などは大人にしかないですしね。
マスクを出して数値情報を出さない政府の態度にがっかり
いらないからいいんですが、我が家の大人二人分のマスクはまだ届いていません。
10万円給付のお金は手をあげた人にだけもらえる申告制ですが、マスクは勝手に送って来るシステムですよね。
ニュースを見ていると、どうやら大人用は2枚セットで「蜜を避けましょう」と書いた台紙付きでくるようです。2回も届いた方が何人もいるようで、話題になっています。
1セットを返却する必要があるかどうか問い合わせると、「予備がたくさんあるから大丈夫、有効に使って」という返事だそう。
「予備をたくさん作るのも無駄なんじゃないかな?」と思ってしました。
「布マスクは有効で国民の安心感が得られる」と主張されているようですが、国民の安心感は確実に得られていないと私は思います。
ウィルス対策された特別な布マスクではないし、もうマスクは普通に手に入ります。
マスクより、具体的な緊急事態宣言を出したり解除したりする目安の数字が欲しかったです。「大阪モデル」を見て、なんでこんなに簡単にできることをしなかったんだろう、これだけでずいぶんと国民の信頼と安心感が得られるのに!と思ってしまいました。
多くの大切な国のお金を無駄にして、<使い捨てマスクが手に入らなくて困っている?じゃ、何度も使える布マスクを与えておけばいい>という発想。
具体的な数値を出さない態度。
なんだか国民を【子ども扱い】している気がして、とても残念でした。
数字をひとたび出せば、数字通りに宣言や解除をしないといけなくなるからという考え方もありますが、なぜ、数字通りにできないのか理由をきちんと説明してもらえば国民も納得できます。
「いろんな心配な情報で国民が混乱しないように」これも、ありがた迷惑です。
「必要以上に恐れない」の「必要な恐れ」もできません。自粛する理由がわからないと、不満がたまり、あちこちへ遊びに行ってしまいます。
緊急事態宣言前、多くの人はわかっていませんでした。
しっかりと国民に正しい情報を提供してほしいです。
子どもの話をしていたのに、マスクをきっかけに話がそれてしまいました~。
もう手配して配られてしまったマスク…多くの税金が使われています。子どもの分も含め有効活用するにはどうすればいいでしょう。
あ、真ん中に赤丸をマジックで書たら「日の丸」マスクになる!!
「あべのマスク」は来年のオリンピックグッズとして受け取り、みんなで応援しましょうか☆彡
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