最近、いろいろあり、書きたいことはいろいろあるのですが、ブログ時間がとれません!ドンドンたまっていきます。なので、今回はとりあえず簡単に書ける日常の出来事を。
去年までは説得できず
幼稚園までは長袖派だったのに小学校から半袖派
急に気温が下がりましたよね。
そのため、今年も月曜から学校へ長袖を着ていくように説得しました。
幼稚園の頃は寒い時は長袖を着たがる子でしたが…
小学校へ入ってからは「寒い日も半袖がかっこいい!」タイプになり、頑固に半袖を着続けていました。
現代に「衣替え」は存在せず
小1・小2の冬も説得しましたが、どう話しても本人は納得せず、半袖で学校へ行かせていました。
昔のように「10月からは冬服」と、うちの子が通う学校は「衣替え」の時期を指定してきませんし(学校から配られる行事予定カレンダーにも書いてありません)、問題があれば、先生から電話がかかってくるか本人に直接注意してくれるだろうと、腹をくくって送り出していました。
ほぼ毎日「クラスで何人半袖だった?」と聞き続け、「僕のほかにも一人いたよ」となるくらいの頃に、やっと長袖を着ていくくらい、粘るタイプでした。(最後の一人もどなたか知りませんが、なかなか粘りますね~!雪が降りそうな寒い時期で、息子は半袖一枚だったのが、いきなり上着とベストとヒートテックの下着に手袋・マフラーとフル装備に変身しました)
今年は説得成功
暑い時期は何も言わず
今年も衣替えの季節になりましたが、今年は10月に入ってからも暑いですし、今は気温に合わせて服装を選ぶ時代なので(昔のように季節の先取りだとか言って、暑いのに冬服を着たりしませんよね)、先週までは特に何も言いませんでした。
しかし、さすがに気温が急激に低下したので、長袖を着るように言うと、やっぱり「なんで半袖じゃだめなの?寒くない!」と訴えます。
「部屋は暖かくても外が寒いから」では納得しません。
毎年のことなのですが、最近、親の言うことをあまり聞かなくなったということもあって、「ちょっと後でじっくり話し合おう」と気合いを入れて説得してみました。
説得内容8項目用意
子どもが朝の5分間ドリル「ぐんぐんドリル」(次の記事の教材です)をしている間に、
ネットで金曜日までの気温と毎年の気温を調べ、次のように説得しました。
①昔から10月1日は衣替えの時期である。
(壁に貼り付けてある次の子ども用のちびむすカレンダーの10月1日の「衣がえ」を見せました。)
昔は、多少寒かろうが暑かろうが「衣替え」の時期にくると一斉に冬服を着てくるものだった。
②しかし、(毎年のこの時期の気温を見せ)今は昔と違って気温が上がっているから、衣替えの時期がきても「長袖を着よう」とは言わない。気温にあった服装をしたらいいと思っている。「衣更えの時期だから」と無理に暑いの着て体調を崩させるようなことは考えていない。(「地球温暖化がおきているからね~」と子どもは嬉しそう)
③だから、金曜までは何も言わなかったけれど、今日(月曜)は金曜日に比べると最高気温が7~8℃くらい下がるという予報が出ている。最低気温は昨日よりも2℃も下がる予報がでている。
④今はコロナの流行がおさまっていないから、少しでも風邪の症状が出ると学校を休まなくてはならない。
⑤カラスの知能は8歳くらいの子と同じくらいの知能をもっているのではないかといわれていますと本に書いていたのを覚えているか?
犬は3歳くらいの子と同じ知能と言われているとも聞いたことあるね?大人の知能や経験からのアドバイスであることを忘れないで。自分は8歳の子どもで、その子どもの知能と経験からの判断であるとわかっているか?
自分も3歳の子の様子を見て、3歳の子の判断と自分の判断、どちらが正しく判断できるかわかるでしょう?
⑥戦時中、子どもが行きたいというから本人の意思を尊重して行かせたけれど、子どもの命を奪われ悲惨な結果になり、やっぱり無理にでも止めておけばよかったと後悔した人の話を聴いたことがある。親として後悔したくないから、明らかに子どもの判断が子どもにとって良くないと思われることは、本人の意思反して無理にでも止めることもある。
⑦まずは、一度、大人の子どもを思う親の話を聴いてみたらどうか。半袖を着ていくと長袖にはできないけれど、長袖は腕まくりできるから、半袖のようにできる。
もしくは、半袖を着て行って、長袖の上着を着ていくのはどうか?それなら脱ぎ着できて、どちらでも対応できる。
⑧もし、今日着て行って暑くて不快だったというなら、明日から半袖を着てけばいいと思うし、止めない。自由に半袖を着て行けばいいから、とにかく、今日一日だけでも、試してみたらどうか。気温の情報はあくまで予報だから、絶対に寒いとは限らないし。
と、長々と時間をかけて説得してみました。
自分の考えに自信を持ち、親の話を聞き入れなくなった子に
だんだんと自分の意見や考えに自信を持ちはじめ、大人と対等だ思っているような態度になり、親の話を素直にきき入れなくなっていた時期があったので、(ある程度、元に戻りましたが)それも気になり、言ってみました。
戦時中の話や、動物の知能と子どもの知能の話まで出してきたからか(←ちょっと言いすぎですよね)、子どもはしんみり聞き入って、こちらの要求をのんでくれました。
久しぶりに、作戦成功…ちょっと嬉しくて書いてみました。
カラスは8歳ぐらい、犬は3歳くらいの子どもの知能を持っている説
カラスは8歳くらいの子どもの知能を持っているといわれていると書いていた本は、次の『カラスのいいぶん』です。
子ども自身が夏休みに読書感想文を書くために本屋で選び、購入した課題書です。
「人間でいえば3、4さいの子どもくらいの知能をもっているといわれていましたが、近ごろでは、8さいぐらいの知能をもっているのではないかといわれています。」
この文を読んだとき、子どもは「自分と同じくらいの知能をカラスが持っているのか!!」と衝撃を受けていました。
8歳、小3になると、だんだん自分の意見に自信を持って、大人と対等に話をしようとしますよね。時に自分の考えの方が優れていると勘違いすることもあります。「イヤイヤ、まだまだ自分の頭脳はカラスレベルの子どもだったんだ」ということを、自覚できたのではないかと思います。
私の方も子どもと対等に話をし、つい、まだまだ未熟な子供ということを忘れ「なんでこんなこともわからないの??なんで、何度言ってもできないの?」と、もどかしく思うことが増えていたのですが、「そうだ、子どもの知能はカラスと同じなんだから仕方がないんだ」と自分の心をいさめるようになりました。(子供に対して失礼ですが…)
犬は3歳くらいの子の知能と同じという話は、「カラスは8歳くらいの子と同じくらいの知能を持っているのではないかと言われている」という話が食卓で出た時に、犬好きの夫がネット検索して調べて教えてくれたんです。
カナダの心理学者が行った犬の知能指数に関する研究によると、犬は2~3歳児ぐらいの知能を持っているとのことです。
(犬の知能指数(IQ)は人間で言うと何歳?賢い犬種ランキング・知能を育むオモチャまで|docdog(ドックドッグ)より引用)
幼稚園児の頃と違って、見た目は成長していますが、まだまだ子供。まだまだ手がかかるのは仕方ないことなんだと、この話であきらめがつきました~!
子どもの意思を尊重して後悔した話
子どもの意思を尊重して後悔したという戦争中の話は、ずいぶん前に聴いた話なので、正確には覚えていませんが、
熱が出ていて、体調も悪そうでイヤな予感がするから、学校を休ませようと思ったけれど、真面目な本人が「責任ある役目を果たしたいから行かせてください」と懇願したので、仕方なく覚悟して、当時貴重だった砂糖水を飲ませて、送り出したら…原爆の犠牲になったという話でした。
あの時、なぜ無理にでも止めておかなかったんだろうと、思いますよね。
今回の半袖を着るか長袖を着るか問題は、別にどっちでもいい話ですが、
これから先、子どもの何倍も生きて経験を重ねてきた大人の知能を持つ親として、本人の意思に反して止めることもある。それは、そういうことなんだとわかっていて欲しいなと思い、思い切って言ってみました。
子どもって何でもすぐに忘れてしまいますが…こういうことは、できるだけ覚えていて欲しいです。
※追記です。
翌日、子どもに「昨日は長袖を着て行ってどうだった?」と聞くと、
「昼間、外で遊んでいる時は暑かった。」
「朝は?」
「寒かった」
「寒いと暑い両方に対応できるのは?」
「長袖だね」
「半袖が着たいのはかっこいいから?」
「うん」
「かっこいいのがいいのね~!命にかかわるような問題じゃないから、今日は半袖・長袖どちらを着て行ってもいいよ~」
と言うと、長袖を選択しました!
あまりに単純だったので、心配になって
「大人は子どもより知能が勝っているから、悪い大人に騙されないようにね~!【ママの友達よ。ママが事故で入院したから、今すぐ車で入院先に連れて行ってあげる】(←有名な悪い人の手口。大人なら怪しいとわかりますよね)とか言われても車に乗らずに逃げるのよ~!」
と言うと、
「え?」という顔。
「知っている人が車に乗るように言っても?」
「知っている人でも、必ず、ママかパパにケータイで連絡とって、確認とってからでないとダメ」
「早く乗ってと同じ年の友達に言われたら?」
「断って走って逃げる」
厳しいですけど、今の時代、それくらい言っておいてもいいですよね。
改めて、自分の子どもは【子どもの知能】だということに気付いて、不安になりました!
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