大阪・光の饗宴2021
大阪・光の饗宴とは
あちこちのブログでイルミネーションを拝見して刺激を受け、大阪のイルミネーション「大阪・光の饗宴2021」のコアプログラムとなっている中之島と御堂筋に行ってきました。
大阪のシンボルストリート・御堂筋で実施する「御堂筋イルミネーション」、
中之島で繰り広げられる光のアート「OSAKA光のルネサンス」、
これら2つのコアプログラムに加え、大阪府内の様々な場所で開催されるエリア
プログラムが大阪の夜を美しく幻想的に輝かせます。
今年は、大阪が明るく元気になるよう"希望の光"を発信します。
(大阪・光の饗宴2021より引用)
小さな子がいると夜は外出しにくいし、コロナが流行り出してからは人が集まるところは…と長い間控えていたので、すいぶん遠ざかっていましたが、遠~い昔に中之島の芸術的な光のアートと音楽に感動した記憶があります。
子どもにも感動して欲しくて、家族で行くことにしました。
中之島「OSAKA光のルネサンス」
京阪なにわ橋駅
中之島公園内にある京阪なにわ橋駅を降りると、こいのぼりのようなものがお迎えしてくれました。
改札の真上に泳いでいます。よく見ると、こいのぼりの側面に子どもたちのイラストが並んでいます。他にも現代アート的な模型がいくつかあり、子どもたちの作品をひとつのアートとしてまとめているような感じでした。
ちなみに、中央公会堂側の駅出入口は世界的な建築家である安藤忠雄さんが設計したデザインだそうです。
中央公会堂と対峙する出入口には、円狐状に湾曲したガラスブロックの内側にLED照明を設置することで、光の強弱が濃淡のグラデーションを生み出しています。 あたかも「水に浮かぶ島」のように、階段を上り下りすると水中から浮上したり、水中に潜水したりする感覚を覚える印象的な出入口です。
(なにわ橋駅のご紹介 | 駅と施設 | 中之島高速鉄道株式会社より引用)
ロボット登場
会場へ向かうと、ロボット君たちが通路の左右にズラッと並んで、お迎えしてくれました。
写真は一体しか撮れませんでしたが、いろんな形のロボット君たちがたくさんいました。
公式サイトには次のように書かれていたのですが…
空間を照らすライトアップや音楽と声を出すオブジェを設置。センサーで歩く人をキャッチして「RE-YOU完了」を告げるロボットボイスと共に「WALL ALONG」へヒトカゲを送ります。
(コアプログラム:OSAKA光のルネサンス|大阪・光の饗宴2021より引用)
人の声や音楽に混ざって、なんか言っているなぁ~くらいしかわかりませんでした!
子どもが描いた絵の光のアート
ロボットゾーンを過ぎると、子どもたちが光に戯れて遊んでいました。
最初は上の写真のように地面を照らしていたので何かわからなかったのですが、しばらくすると、子どもたちが遊んでいた光は、かわいいイラストとして壁に映し出され、簡単なアニメーションとなりました。
最近オープンした子ども専用図書館「こども本の森 中之島」の壁面に映し出されているだけあって、子ども向けのかわいいイラストだなぁと思っていたら、子どもがたちがワークショップで作ったアニメーションでした。
日中に開催されるワークショップでは「大阪→日本→世界」をテーマに、タブレットを使って絵を描いていただき、スタッフと一緒にアニメーションを作成します。
こどもたちが描いた絵は、OSAKA光のルネサンス2021の開催期間中、「こども本の森 中之島」の外壁にプロジェクションマッピングとして投影されます。
(OSAKA光のルネサンス2021 SAMPO_MAPPワークショップ|大阪・光の饗宴2021より引用)
対象は5歳~12歳で、無料のワークショップなので、申し込んでおけばよかったです。
※私が確認した時点では、12月25日(土)11:30~13:00以外の募集は終了していました。
プロジェクションマッピング
続いて、隣の東洋陶磁美術館の壁面に本格的な光のイラストアニメーション…というかプロジェクションマッピングがありました。
大阪城?!
目と手があり、石垣はピンク色…
大阪城がキャラクターとなって動いていて、ちょっとびっくりしました。
次のようなアルファベットをモチーフとしたものも出てきます。
このアルファベット君たちの目と同じ丸が、上からたくさん落ちてくるようなアニメーションや、人が一方向へ歩くようなプロジェクションマッピングが続きました。
ずいぶん昔…プロジェクションマッピングが流行り出した頃に、中之島のこのイベントに来た時は、もっと違う方向の感動する芸術的な作品だったはずなんですが、今回のは現代アートすぎて私にはよくわかりませんでした!
昔を知らない子どもは「城が動いている~目玉が落ちてきた~」とはしゃいでいましたが。
【BIGスノーマン】と【クジラのオブジェ】
メイン会場と思えるところが見えてきました。
右側に見えるビックスノーマンは、写真撮影ポイントとして人気でなかなか撮れませんでした。
スノーマンは真正面から撮りたいところですが、クジラのオブジェは360°どこから撮ってもそれほどかわりないので、撮影しやすかったです。
大阪芸術大学の学生さんが作ったものだそうです。
ここから、イルミネーションストリートや大阪市役所玄関前に行こうとすると、一方通行で行けませんでした。
警備員さんが誘導する方へ行くと、一応、人の流れができていて、その流れにのっていくと自然と向こう側の入口付近に着きました。
イルミネーションファサード
大阪市役所正面玄関の【イルミネーションファザード】は、「広がる絆」がコンセプトだそうです。
綺麗ですが、「絆」というより、私には星に見えます~。
下の方に「大阪」と見えるのは、【フォトモニュメント】です。
フォトモニュメント
この【フォトモニュメント】、東京オリンピックの開会式の時に話題になった「ピクトグラム」を思い出しませんか?
「大阪」という漢字を使って、人が支え合い歩む姿を表現したそうですが、どうも東京オリンピックを思い出してしまいました。東京じゃなくて、大阪なのになぁ。
気を取り直してイルミネーションストリートへ!
中之島イルミネーションストリート
全長約150mのイルミネーションで、先ほども書いたように一方通行となってました。
遠くの方にアーチが見える状態が一番きれいだったかもしれません。
途中でワンちゃんとの撮影タイムをじっくり楽しむ人もいるくらい、人はまばらでした。
そのため、息子はズンズンすすみ、あっという間に終わりです。
神戸のルミナリエ(2021年度は中止です)に行きた~い!という気分でした。
シューティングライト
イルミネーションストリートのアーチが終わり、もとのビックスノーマンやクジラのオブジェコーナーに行く間に【シューティングライト】コーナーがありました。
このコーナーもそれほど長くなく、あっという間に終わってしまいます。
全体にガラガラでスイスイ移動できるのもあって、息子はズンズン進んでいき、写真を撮る間もじっくり鑑賞している暇もない状態だったのもありますが、何か物足りない!
夜店というか、屋台…路上の飲食店がコロナでひとつもないから?
会場で「コロナが流行る前はこんなもんじゃなかったのよ。もっとすごかったのよ~!人もたくさんいたし。」と子どもに言う見知らぬお母さんもいて、そう感じたのは私だけではないんだなぁと気を取り直し、以前はいつも中之島だけで満足して帰っていましたが、今回は「御堂筋イルミネーション」の方も行ってみることにしました。
「御堂筋イルミネーション」
木をラッピング?街路樹一本一本にリボンが巻かれている
街路樹に光がついているという感じでした。
仕事帰りに見て歩くのにちょうどいい気がします。ピンクゾーン、青ゾーンと場所によって色が違います。
歩いた道の大部分は、色をミックスしている感じではなく(単色の方が経費がかからないから???)「ピンク!!」という感じで、息子には不評でした。
どの木にも赤の布が巻かれ、その上からピンクのリボンがかけられていました。
木をラッピングしているみたいでかわいいですよね。
子どもの作品が木にくっついている!
ただのイルミネーションだけだったら、残念…という感じでしたが、ちょっと楽しいことがありました。
子どもの作品が木箱に入っていて、木の幹にくっつけられているんです。
近くの堀川小学校の子どもたちがペイントした作品だそうです。
トラさんのように色を塗っている子もいれば、パンダ?牛?のように白と黒だけの子もいるし、服を着ている動物なのか水色の体に模様がある作品もあって、子どもたちの個性が出ていておもしろかったです。
梅田に近づくと、色合いが複雑になってきて、いい感じになってきました。
例年通り、梅田阪急ビル南北コンコースにイルミネーションがあるらしいのですが、そこまで見に行く時間も体力・気力も残っておらず、この日はこれで終了。
開催されただけでもありがたく思う時期
昔の華やかさを知っているだけに、ちょっと物足りなかったのですが、開催されただけでも奇跡のようなものなんですよね。
先ほど書いたように、神戸のルミナリエもコロナで中止になっていますし、
梅田スカイビルの「ドイツクリスマスマーケット大阪2021」も中止になっています。
⇒【ニュースリリース】ドイツクリスマスマーケット大阪2021 中止のお知らせ|梅田スカイビル・空中庭園展望台
数少ない冬のお楽しみイベントに健康に参加できただけでもありがたいこと。
ちょっぴり頭が、贅沢になっている自分に気が付きました!
最近、ブログやスマホから遠ざかっていたのでストレスが溜まっていて、パーッとイルミネーションでも見てスッキリしたい~となっていたのかもしれません。(テレビで見たのですが、スマホ時間も読書と同じようにリラックスタイムになるそうです)
今後は今の時代に合ったストレス解消やリラックスタイムをとって、気持ちよく年越ししたいと思います。
☟下のバナーをクリックしてくださると嬉しいです。
3つのカテゴリーに参加しています。
応援ありがとうございます!