算数脳パズルを与えようとすると
最近、教育改革だとか、入試がかわるとか、算数脳パズルだとか、思考力だとか、謎解きとか、ロジカルシンキングだとか、なんだかんだ入学前の子どものまわりに小難しい話がわらわらとあります。
そういうたぐいの本を一冊ぐらい買ってあげたいなぁと思っていた時、本屋で算数脳パズル本で有名な「なぞぺ~」(5歳~)があったので 渡してみたら、
(Amazonの商品画像です。クリックすると商品画面になります)
「なにこのぞう!!へん!!」と断られてしまいました。表紙を見ただけで拒否です!
↓算数タブレットRISUでは、算数脳パズルのような問題が好きだったんですが…
国語の読解系を欲しがる
それより、こっちがいいと表紙を見て持ってきたのは、次のふたつ。
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こちらも「なぞぺ~」の著者、花まる学習会の高濱正伸が監修された本。
中身を一緒に見てみると、全部ふりがな付!謎解きで子どもが好きそうな内容!
すごく欲しそうでしたが、表紙を見ると対象は小学4年~と書いてありました。
まだ早すぎる(大人ベッタリならできると思いますが)と保留にし、他のものに目を向けてみると…
国語・算数の枠がない複合思考力系ワークで落ち着く
なんとなく気になったのが「思考力ひろがるワーク」です。
かわいい芽が出る表紙だし、これなら気に入るかなと息子に渡してみたら、嬉しそうに中身を見る。
「ワ~これ欲しい!」
やった!息子の心に響いたぞ!!
改めて私も中身を確認してみると、算数・国語の枠を取り払い、バランスよく思考力を育てるワークでした。
ときどき書店で買っていた知育ワークの小学生版のように見えました。
〜算数系〜
〜国語系〜
初版は2018年9月でした。参考書って、古くから使われているロングセラー商品もいいですが、今の時代に変化に対応していくという考え方で選ぶなら、比較的新しいものの方がいいのではないかなとも思い、購入しました。
写真の左下にあるハガキが本に挟まれていて、これを出すと全員に文房具がもらえるとか書いてあります!!ロボット工作キットやボードゲームの抽選にも自動で応募できるっていうのも嬉しい~!
↓その後、全員もらえる文具は届きました。
購入後の様子
中身は完全に子どもがひとりで取り組み、ひとりで答え合わせをし、解説を読んで考えるというもの。わからないところは飛ばしてやっていくように書いてあります。(しばらくしてから、再度取り組むように書いてあります。)
解説も「せつめい」と書いてあり、子どもにわかりやすい言葉でふりがな付で見やすく書いてあります。(保護者向けのワンポイント解説も時々あります)
【親にとっても楽なワーク!!】と、思っていたのですが…
やっぱり、まだまだ親が必要な年齢のようで、「ここと、ここと、ここなんだよ~」(間違い探しの問題)とか、「これはこうだから、こうに決まってるよね~」とか…
コミュニケーション時間が必要でした。
見ていて驚いたのは、「わし」という言葉が自分のことを指す言葉だと気付かなかったこと。
自分のことを表す言葉をぜんぶえらび、〇をつけましょう。
きみ・わし・ぼく・おれ・わたし・あなた
「『鷲(わし)』は鳥だよね〜!」
普段、使う人が周りにいないしね…
でも、数回しか見てないけど、NHKのアニメ「わしも」に「わし」が出てくる、昔話とかでも時々出てきてそうなのに。
そんな発見や、子どもとのやりとりが面白い。
大人から見ても、問題そのものも楽しいし…【親子で楽しめる本】でした。
こちらからご購入できます。
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Z会 小学生のための思考力ひろがるワーク 入門編 (Z会考える子供を育てるドリルシリーズ)
- 作者: Z会編集部
- 出版社/メーカー: Z会
- 発売日: 2018/09/11
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Z会 小学生のための思考力ひろがるワーク 基礎編 はっけん (Z会 考える子供を育てるクイズ50選)
- 作者: Z会編集部
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- 発売日: 2018/09/11
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Z会 小学生のための思考力ひろがるワーク 基礎編 あなうめ (Z会考える小学生のための学習参考書)
- 作者: Z会編集部
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※2020年1月追記・編集しました。