タブレット購入後、便利なアプリに気付く
電子ピアノはBluetooth機能があれば、タブレットやスマホとつないでいろんな機能を楽しむことができます。
このタブレット購入後、次の<Piano Partner 2>というアプリがあることに気付き使い始めたのですが、便利な機能がたくさんあって驚きました。
アプリを使って練習!~<Piano Partner 2>
<Piano Partner 2>はローランドのアプリです。
最初の画面はこんな感じで大きく分けて7つの機能があることがわかります。
小さい子ども向けの機能から順に、大人向けの機能まで紹介していきます。
聴音や譜読みの力が身に付く「フラッシュ・カード」機能
小さな子ども向けに「フラッシュ・カード」機能というものがあります。音あてゲームで楽しみながら聴音や譜読みの力をつけるというものです。
小さい子向きの機能なので、すべてひらがな。カタカナすらありません。
「かんたん・ふつう・むずかしい」のレベル分けがされています。
音符を見て弾く問題と、音を聴いて弾く問題があります。
正解したらキャラクターが出てくるというようなものではなく、「せいかい!」というだけなんですが、ゲーム感覚で遊べます。
点数化されるので、なんとく高得点だと嬉しいですね。
これ、ピアノを習いはじめの頃に役立つ機能です。わざわざピアノ教室で先生に教えてもらえる貴重な時間を使って、音符クイズなんかしてもらわなくても、電子ピアノとタブレットに任せておけば良かったんですよね。
日々の練習が記録できる「ダイアリー」&「レコーダー」機能
「ダイアリー」機能と「レコーダー」機能もあります。
Bluetooth機能を使って電子ピアノとタブレット類に接続してから演奏をすると、記録が残ります。
ピアノを弾いた時間や使った鍵盤の種類、強さなどが出てきます。
これを見て分析される方もいるのかもしれませんが、私たちはまだよくわかっていません。
「レコーダー」機能は後で振り返りに使えて便利です。
ずらりと録音した日時が表示されます。
もともと電子ピアノそのものに録音機能があり、使っていましたが、電子ピアノ本体の表示画面が小さく、弾いた日時までは表示されていませんでした。
断然こっちの方が後から振り返りやすいです。
贅沢を言うなら撮影機能もつけて欲しかったです。音だけの記録だと指づかいや姿勢などの確認まではできないからです。
内蔵曲の楽譜をタブレットに表示!「デジスコア・ライト」機能
伴奏データと一緒に演奏を楽める
もともと電子ピアノには名曲がたくさん内蔵されています。
これまではそれを聴くだけでしたが、譜面表示され、伴奏データと一緒に演奏を楽しむこともできます。ただし、譜面に書かれているのは音符だけで、強弱記号やいろんな記号は表示されないようです。
演奏する部分は赤色で表示されます。曲と共に赤の部分はどんどん進んでいき、勝手に譜めくり(次のページを表示)されていきます。
もちろん、片手ずつの練習もできます。
※もともと電子ピアノの機能として内蔵曲を片手分ずつ流したり、伴奏を入れたり消したりできます。
内蔵曲は一般的な練習曲や子どもが好きそうな曲もあります。
子どもが大好きな「夢をかなえてドラえもん」も内蔵されていて、譜面表示させることができます!
内蔵曲の中で今、子どもが気に入ってよく弾いているのは「メヌエット ト長調」です。以前、先生からもらった教本にも載っていて、なんだか気に入っているみたいです。
うちの子は課題曲を真面目に練習し仕上げることよりも、いろんな曲を不真面目に…いえ、自由に楽しみたいタイプです。
いろんな曲を弾きたい子には楽譜がたくさんあって夢のようなシステムです!
譜めくりはペダルでもできる
電子ピアノ&タブレットならではの機能として、ペダルで譜めくり機能があります。
内蔵曲の譜面表示をさせている時、内蔵曲の伴奏などと共に弾くなら自動で譜めくりさていきますが、ただ自分のペースで弾き、自分のタイミングで譜めくりをしたい場合、ペダルで譜めくりできます。
譜めくりのタイミングも、踏んですぐめくれるのがいいのか、踏んだ後少したってからがいいのか、数字で微調整できます。
小さな子どもでも補助ペダルがあるので、この機能を使うことができます。
補助ペダルは高かったけれど買って良かったです!
電子ピアノのいろんな機能をタブレット上で設定、操作できる
電子ピアノのさまざまな機能をタブレット上で設定、操作できる「リモコン」機能もあります。
私たちはそれほど凝ったこともしないですし、滅多に使わないですが、電子ピアノの表示窓は小さくわかりにくかったので、これが意外と助かります。
自分の音色を作りたい方は重宝されるのではないでしょうか。
子どもは時々いろんな設定をして遊んでいます。
メトロノームの設定も見やすくて変更しやすいです。
普通のメトロノームがあるので普段はそちらを使っていますが、気がむいた時に使っています。
鍵盤を演奏するだけでコードを認識、リアルタイムに自動伴奏を楽しめる「リズム機能」
使ったことがないのですが、「リズム機能」というものがあり、自動でコードを認識して伴奏してくれるようです。
※ FP-10、GO:PIANO88は非対応。
うちの子は伴奏をあまり好まず、使いたがりません。
大人で音楽を楽しみたい方向けだと思います。
アプリの解説動画・対象機種
いろいろ説明してきましたが、この動画を見ればイメージしやすいと思います。
youtu.be
対象機種は以下の通り。
GP609、GP607、LX-17、LX-7、HP605、HP603A/HP603、HP601、RP501R、RP102、KIYOLA KF-10、DP603、F-140R、FP-90、FP-60、FP-30、FP-10、GO:PIANO (GO-61P)、GO:PIANO88 (GO-88P)、GO-PIANO with Alexa Built-in (GO-61P-A)
子どもが使っているのはHP603です。
次にローランドのこの機種を選んだ理由を書いています。
購入後の感想です。
3年ほど前に購入しましたが、まだ同じ機種が販売されています。
《HP603》
他の対応機種も載せておきます。
《DP603》
《HP601》
対象機種以外でも楽しめるアプリ~<Piano Every Day>
これまで紹介した「Piano Partner 2」よりも新しい ローランドの「Piano Every Day」というアプリも見つけました。こちらは対象機種以外も一部の機能が使えるようです。
Piano Every Dayは、ローランド デジタルピアノLX700/HP700シリーズをお使いの方には、とても良いパートナーとなるアプリですが、そのほかのデジタルピアノやアコースティック・ピアノをお使いの方の日々の練習にも役立ちます。
(Roland - Piano Every Day | iOS/Android Appより引用)
70,000曲を超える楽譜の中から演奏データ付き楽譜を手に入れることができる
LX700/HP700シリーズは400曲を超える内蔵曲を搭載しているので、それだけでも充分ですが、内蔵曲以外の曲を手入れたい場合、
70,000曲を超える世界最大のオンライン楽譜ストア「Sheet Music Direct」の中から、お気に入りの曲を、アプリから直接アクセスし、購入することができます。
購入した楽譜データはピアノの演奏データ付きなので、ピアノがない場所でも、スマホ等で音を聴きながら譜読みをすることができます。
「1-Week Master」で選んだ曲をマスター
「1-Week Master」には、童謡やポップス曲、クラシック、ジャズなど、比較的簡単に、楽しく演奏できる曲が用意されています。その中から選んだ曲を1週間でマスターすることができます。
右手、左手、両手の演奏、ゆっくりとしたテンポでの演奏、3回繰り返して練習するなどの練習メニューがあり、毎日の練習範囲は楽譜に緑色で示され、ステップ1からスタートします。そして、最終日には演奏を録音して完成!
長い間ピアノを弾いていなかったけれど、再開したい人にぴったりの機能ですね。
「Timeline」で記録チェック
対応機種と接続しておくと毎月どのくらい練習したか自動的に記録され、どんな曲を演奏したかなど、練習内容も一目で振り返ることができます。昨日と今日の演奏を、スマホなどで聴き比べることもできます。
練習をしばらくしていないときには、もう一度ピアノに向かいたくなるような、練習のヒントやアドバイスがもらえます。
ピアニスト・マッチング
AI技術によってどんなピアニストの演奏スタイルに似ているかを判定できる機能です。判定結果はSNSでシェアすることもできます。面白い機能ですね!
LX700/HP700シリーズも掲載しておきます。
《LX700》
《HP700》
アプリのイメージとしては、
<Piano Partner 2>…習いはじめの子供~音楽を楽しみたい若者向け
<Piano Every Day>…ピアノを再開したい大人向け
だと思います。
これからピアノをはじめる、再開するという方の参考になれば幸いです~!
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