知らなかった!日記

 子育て中の【知らなかった!】を日記にしています。~子どもとのお出かけや教育、習い事のピアノなど~

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刺激の強い映像や絵って大丈夫?ー少年漫画が苦手。

赤ちゃんや幼児向けのテレビや絵ばかり見たり、子ども向けの場所にばかり行っていると、自分もそれに染まり、すっかり刺激のあるものに弱くなっています。

少し前に書いたこの日記でも書いているように、
shimausj.hatenablog.com
ハリーポッターエリアですら、少し怖いと思ってしまいます。
時々、テレビで刺激の強いコマーシャルを見ると「ウッ」となって、早々にチャンネルをかえます。昔は全然平気だったものでも、今は無理。すごくショックを受けて、後々まで響きます。

幼児に刺激の強い物を見せてはいけないというのは、こういう状態だから、すごくショックを受けて、心に傷が残るからなんだろうな…と思います。


この日記、気分のままに書いたので、脱線が多くて5千字超えています。
後から小見出しつけて番号を振りました。
最後の⑥だけ読んでサクッと終わるもよし、ダラダラとお付き合いくださるもよし。




①生まれた時から刺激が強い環境

新生児の時から大人が見るテレビを普通につけっぱなしで見せていたり、平気で人を叩いて喜んだりするような、ちょっときついコメディアニメを見せている人もいるし、
まったくテレビなし、動画なし生活で、かわいい絵本だけの世界で育てている人もいる。
(話はズレますが、よくテレビを見せっぱなしの子は言葉の発達が遅れると言われますが、むしろ逆。私のまわりは、種類を選ばず、いろんなテレビをつけっぱなしで見せていた子の方が言葉の発達がダントツ早くて、テレビなし、絵本をものすごく読み聞かせている子の方がのんびり発達でした。)

幼児の時点で、「こわい」の基準に開きがありますし、行動も違います。
私はテレビも動画もOKだけど、中身は気をつかって育ててきました。
子育てに正解はないと言われていますが、どうなんだろう?と時々思います。

近頃、小さい子向けのイベントや番組でも、平気で人体解剖図や模型が出てきたり、グロテスクな描写のものもあります。
科学の不思議も大切だし、戦争などの事実を知るのも大切です。

でも、私はけっこうつらい。

赤ちゃんの時から見せていたら、平気なんでしょうが、まったく平気でいられる心を持つ子って…将来不安じゃないでしょうか。

いろんな知識はどんどん入ってくるし、それはそれで頭のいい子に育ちそうですが、心は大丈夫なんだろうか?

小さい子が見てはいけない映画と指定されるものもあるし、度が過ぎたものは見せないで済む世の中と言えばそうなんですが、基準が…私にとってはまだまだ甘い。もっと細かく年齢ごとに規制をしてもいいのにと思ってしまいます。


②情報制限

その反面、子どもが受け取る情報に制限がかかりすぎると、情報に片寄りがあったり、成長を阻害させる恐れもあるような気がします。

有川浩図書館戦争

有名な本で読まれた方も多いと思います。私も友だちにすすめられて読んで、「検閲がすすみすぎると良くない。」と、思いました。(どちらかというとこの本は検閲がどうのこうのという難しい話ではなく、少女漫画のようなピュアな恋愛ものです)
どれが有害で有害でないか。その基準も難しいし。

でも、気持ち悪くて不快になるものはなる。不快の基準もひとそれぞれ。
本なら、パッと刺激を受けないで途中で引き返せるけれど、画像は一瞬で目に入ってしまい選べない。子どもは取捨選択できない。

難しい問題だな~将来、インターネットとか使いだすようになると、もっと難しいなぁと、早々に危惧しています。


③気持ち悪いは必要?

以前、子育て番組で気持ちの悪い本を読む子どもが理解できないという母親の話がありましたが、それは「人間には必要なこと」というようなニュアンスの話を尾木ママが語られていて、そんなものかなと思っていましたが…

その気持ちの悪いものを避けて生きてきて、問題なかったし、本当に人間に必要なんだろうか?と疑問に思うことがあります。

多様なタイプの人間がいるからこそ、人間という種類が絶えないんだという考え方がありますが、それなら、なんとなく、納得できます。

少なくとも、私には必要ありません。
必要ある方は、ご覧になってよいかと思いますが、必要ない人間にはむやみに見せないようにしてほしいものです。


④どちらのタイプだろう?

さて、自分の子どもはどう成長するのか…。母親としては気になるところです。

夫と私は正反対。
先ほど述べたような絵などは「気持ち悪い」「こわい」と感じますが、現実の手術の様子や少しの血、傷口などはそれほどではありません。(テレビの手術シーンはちゃんとボカシが入るので)
しかし、夫は採血で倒れるタイプ。手術の話などはすぐにチャンネルをかえます。戦争の傷跡などもってのほか。みたいですが…
少年漫画の血みどろシーンは平気です。むしろ、好んで読んでいます。
人体解剖図やホルマリン漬けにされたようなものは、ふたりとも苦手です。

どちらに似るのか、また別のタイプになるのか楽しみでもあり、心配でもあります。

④少年漫画が苦手

私は少年漫画が苦手です。
少年漫画を読む夫に
「少年漫画は血みどろシーンやむやみやたらと戦う話が多いし、女性の描き方もなんだか変!」
というと、
「少女漫画だって目がキラキラで気持ち悪い」
と言われました。
そういわれるとそうかもしれません。今は遠ざかっていますが、私は昔、少女漫画が大好きだったので、好きなものに文句を言われると嫌な気持ちになるもんだなとわかりました。

最近は女性も少年漫画を読むし、世の中に広がっています。
少し前は『進撃の巨人』も流行りました。
コンビニのポスターから大阪の環状線のトイレの美化計画ポスターまで。トイレのポスターはあの巨人ではなかったけれど、登場人物が泣いている絵で、大きなポスター。夜トイレで見るとこわい。夫ですら、等身大の絵にびっくりしたそう。「女子トイレにもあるの?」と驚いていました。

女性にも大人気の少年漫画と言えば『ワンピース』
ストーリーが情がとよく聞きますが、私はこれも苦手。
簡単に火あぶりにされたり、恐ろしいシーンがたくさん出てくる。
結局は盗賊じゃないの?と思ってしまいます。
ワンピースのCMはたくさんあるし、お店もあるけど、ちょっと不快。ワンピースを使ったCMが流れるとすぐにチャンネルをかえるし、お店にも入らない!

有名な手塚治虫の『火の鳥』も苦手。図書館にあったので、少し読みましたが、絵や描写だけでなく、世界観が気持ちついていけず、生理的に気持ち悪い部類に入ってしまいました。名作だと言われているし、頭では理解できるのですが、気持ちが無理です。

進撃の巨人』『ワンピース』『火の鳥』は世の中のほとんどの人が好きだろうし、好きなものをそんな風に言われると不快だとは思うのですが…でも、そういう人間もいるんだって、わかって欲しいなと思う時があります。

あだち充の『タッチ』は好きでしたし、少年漫画のすべてが苦手ではないですが、基本的に苦手です!
タッチ 完全復刻版 コミック 1-26巻セット (少年サンデーコミックス)


⑤産後の女性

こんなに少年漫画が苦手なのに
産後、大変な時期に、読みかけの開けたままの少年漫画が床に散らばっていて、片づけてもまた新しい漫画が床に…ということが何度もありました。

心がトゲトゲしている時期だったので、気持ち悪い絵に、さらに気持ちがドーンと落ち込みました。
何度優しく言っても片付けない!
片付けても片付けても新しい漫画が床に登場し、増えていく。
何冊か紐でくくってしまって紙袋に入れて納戸へポイ。
「そのうち、リサイクルショップへ持って行ってね」
と、言うも、
「シリーズがそろっていないと持って行っても金額にならないし」と、どんどん増えていく。
一度読んだらポイって、こんなに大量にもったいない!!

子どもも成長してきて、絵本と同じように手にとって、驚いた顔しているし、子どもにも良くないし…と、友人に相談すると、「お酒やたばこもしないし、安い趣味じゃない」
確かに、たいした問題でない。
でも、産後のデリケートな時期にはつらかったです。

男の人が少年漫画を読むのは普通だとか、そういう人と結婚したんだからとか思われるかもしれませんが、結婚前はそんな様子を見せなかった!あるあるの話かもしれませんが。
奥田英朗の小説などを「これ良かったよ~読んでみる?」と貸してくれるタイプの人だったのに。

↑この表紙、赤ちゃんがこわくて好きじゃありませんが中身は好きです。話はどんどん脱線しましたが、そう、そんなことがありました。

今、解決しているのは、なぜか。
それは電子書籍にしてもらったから。
ソファの上でゴロゴロしながら、スマホで読んでもらっています。
ふと、スマホを見ると、「イヤー」と思うような絵もありますが、ゴロゴロしている時の夫のスマホを見た方が悪いと納得することができます。それに、部屋のあちこちにある漫画を片付ける手間もない。

その点で電子書籍ばんざい!です。

最近は絵本も電子書籍化しているようですが、絵本や童話類は目に優しい紙の方がいい。古いタイプの人間です。

それは、どうでもいい話ですが、よく妊婦に火事を見せてはいけないと言われるように、妊娠中はお腹の子どもに影響が出るからと気をつかう方が多いのですが、産後はあまり気遣いがなくなる…。

産後はホルモンバランスが崩れている上、ずっと子どもと一緒にいて、刺激のあるものから遠ざかっているので、たいしたことがないものでも、ものすごく心に響きます。だから、産後の子育て中の女性に刺激の強いものを見せない方がいいと思います。本人が好むなら、それはそれでいいと思いますが。

⑥ 何が言いたかったかというと…

パッと見て不快になる画像、絵を、見る意志がなくても自然に見えてしまうようにしないことが大事。
そして、その基準はもう少し厳しくして欲しい。
見たい人は見ていいんだから。

よく、最近はブログでも、「ここから先は暗い話なので、明るい気持ちのままで過ごしたい人はこれ以上読まないでください」表示をされていますが、映像や絵もそうであってほしい。

逆に、ブログなどの文章は、パッとひとめで不快になるわけではなく、読み進めていくと、なんとなくそんな気配は感じるわけで…早々に引き戻すことができるし、それほど断りは必要ないんじゃないかなと思います。

一瞬で見えてしまうものに対して、もう少し気遣いが欲しいと思います。

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