前回の更新から一ヶ月が経ってしまいました。書きかけては下書き保存を繰り返していて、どれもフレッシュさが失われていますが、順次更新していきます!
今年も大阪クラシックに参加してきました。
去年の記事はこちら。
今年は子ども向きマークがついている公演に行くことにしました。
会場
今回は普通のビルのロビーです。開始時間少し前に到着すると、絨毯が敷いているわけでもないんですが、電子ピアノの前の床にみんな座っていて、私たちも三角座り(体育座り)をすることにしました。
ふと上を見上げると、二階三階にも人が!
あっとう間に後ろに人が来て、後ろの方の人は立ってみていました。
姿勢としては立っている方が楽だから、二階三階か、後ろの方がよかったかな。
ちょっと残念な話
今回聴きに行った公演はフルートの男性とピアノの女性の2人。
フルートの方が曲と曲の間に話をしながら公演をすすめてくださいました。
この回の公演はあとから突然やってみないか?という話が舞い込んできたもので、もともと出演予定だった次の公演がメイン。その公演の場所まで移動しないといけないから、公演のあとのアンコールに応えることはできないと、まぁ、ちょっと残念な話をはっきりおっしゃってくださいました。
少しがっかりしましたが、去年聞いたものと違って今回は電子ピアノだし、ずいぶんと違うけれど、それはそういう公演なんだから仕方ないなという気分になりました。
曲名
子ども向けの公演ということで、幼稚園児の子どもがいるので、幼稚園で使われている曲を選んだ、また、幅広い年齢の方に楽しんでもらうように、曲を選んだと、おっしゃっていて、次のような曲を演奏されました。
となりのトトロ
糸…中島みゆきの曲
にじのむこうに…NHK「おかあさんといっしょ」の歌
さとうきび畑…森山良子の曲
日本の歌メドレー…『赤とんぼ』など
ありがとうの花…NHK「おかあさんといっしょ」の歌
大人はフルートの音色でうっとり
フルートがメインでピアノはサブといった雰囲気の演奏で、フルートが冴えた曲は「糸」「さとうきび畑」「赤とんぼ」などの大人の曲。(私の個人的な印象です)
「糸」は「さとうきび畑」はフルート演奏者の方の雰囲気にあっていて、心に染みわたりました。「赤とんぼ」はお年寄りが懐かしそうに目を閉じて聴いていました。
子どもの曲は楽しいメロディーですが、<わざわざフルートの音色じゃなくても>という印象を受けました。子ども向けの公演だったら、フルートだけじゃなくて、いろんな楽器を短時間で演奏してもらう方がよかったかも。演奏者を集めるのが大変だから、難しいんでしょうけど。
子供たちは元気
小さな子供たちは本当に短時間しかもちません。
私の子どもは来年小学生になるぎりぎり幼児さんの年齢なので、大丈夫でしたが、
ある子は親から離れ、座っている人たちの隙間を一人でトコトコ。見ず知らずの方のかばんもグシャ~と思いっきり靴のまま踏んでいきます。
保護者の方は大人が通れる隙間ではないから、見守ることしかできず、気持ちが疲れた顔。
おもちゃを広げ、周りの人を靴のままの足でついたり。
ベビーカーに乗ったり、降りたりを繰り返したり。くるくる人の回りをまわったり。
赤ちゃんの泣き声もロビーに響き渡っています。早く帰ろうよ~という子もいました。
<子ども向け公演で、小さなお子様もいるから、温かい目で見守って下さい>と事前に話があったので、怒る人はいませんでしたが、子どもの様子を驚いた顔で見ていた人もいて…
クラシックというと、静かに聴くイメージもあるし、
未就学児は入れない公演があるように、子どもや子連れの親しか入れない公演があってもいいかも、と思ってしまいました。
NHK「おかあさんといっしょ」の曲の時、踊り出している子もいたし、どうせなら、おもっきり自由に踊ったり歌ったりできる公演であってもよかったかも。
次は…
去年はグランドピアノとバイオリンを間近で聴くクラシック公演へ行ったものだから、それと比較すると…親しみやすい曲で電子ピアノ、あとから設定された準備期間の短い子供向け公演。
来年は、もう小学生。未就学児じゃなくなります。来年はちょっと大人向けの公演に行こうかなと思います。
冬にもある!
大阪クラシック、夏だけのものだと思っていたのですが冬の公演もあるそうです。
夕方からの公演なので子連れには少し不向きですが、気軽にクラシックを楽しみたい方は、ぜひ。
年に一回でも無料でクラシックを楽しめるなんて、充分嬉しいことなのに、【簡単なクラシック公演なら、毎月してくれてもいいのになぁ】と、だんだん贅沢になってきています。