今回は、子どもの無料プログラミング教材Scratch(スクラッチ)のことです。
Scratcher(スクラッチャー)とは?
Scratcherになるとできること
以前、息子が「スクラッチャーになりたい」と言い出したことがありました。
「スクラッチャーってScratchを使っている人のことだから、もうなっているんじゃないの?」と言うと、
「それが違うんだ。特別なプロみたいなものがあるんだよな。」と夫が言う。
「じゃあ、それになったら、何かいいことあるの?」と聞くと、
息子は「クラウド変数が使えるんだ!〇〇くんがスクラッチャーでクラウド変数を使わせてもらったんだ」と嬉しそうに言う。
「クラウド変数って何?」と聞くと、理解不能な説明が返ってきたので後から調べてみました。
「クラウド変数」とは、入力した値がサーバ上に保存される変数のことで1プロジェクトにつき10個まで設定することができるものです。例えばゲームの得点ランキングのプログラムを作る場合は、この「クラウド変数」を使って皆が獲得した得点をサーバー上に保存して得点ランキングを生成します。
(スクラッチのScratcherになる方法とScratcherを目指したほうがいい理由より引用)
ゲームを作る時に、この機能を使いたいんだろうなという想像はできました。
しかし、スクラッチャーというのはどういうものか…。
Scratchプログラムまたはウェブサイトを初めて使用するユーザーは、よく、New Scratcherとみなされる。ウェブサイトを初めて使用するユーザーは、しばらくの間、プログラムを使用していたとしても、このステータスになる。New ScratcherからScratcherになるためには、Scratch Teamからのアラートを受け取る必要がある。
(Scratcher - Japanese Scratch-Wikiより引用)
ユーザー登録して使い始めた人は「New Scratcher」で、Scratch teamから通知を受け取った人は「Scratcher」なんだということがわかりました。
しかし、どういう条件が整えばScratch teamから通知を受け取り「Scratcher」になることができるのかわかりません。
Scratcher(スクラッチャー)になるには?
一般的に必要とされている条件
Scratcherになる条件を調べてみると、詳しく書いているサイトが見つかりました。
「Scratcher」になるための条件として以下のようなことが挙げられますが、厳格には明示化されていません。実際に「Scratcherへの招待」メッセージが届いたときは、アカウント作成から1ヶ月程度で、作成したプロジェクト2つ、お気に入りプロジェクト2つ、フォーラム・コメントへの投稿なしで届いています。
いくつかの共有プロジェクトを作成している
一定の時間スクラッチを操作している(少なくても2週間以上)
コメントやフォーラムに投稿している(必須ではない)
Scratchコミュニティーサイトで活動している
(スクラッチのScratcherになる方法とScratcherを目指したほうがいい理由より引用)
はっきりと条件が明示されていないって厄介ですね。
いろんな条件が考えられますが、「自分の作品を共有する」というのは必須である気がします。
実際にScratcherになった時の状況は
大変そうだなぁと思っているうちに、夫と息子が「Scratch Teamから通知が来た!」と喜んでいました。
「ええ?早すぎない?何をしたの?」と聞いてみると、
「もともと作っていた作品を3つ共有して、2,3日前に友達(一人)がいくつかコメントとかをしてくれたからかな。」
もともとScratchに夢中になっていた時期なので、「一定の時間スクラッチを操作している」という条件は満たしていたんだと思いますが、スクラッチャーになりたいと言い出してから、一週間もたたないうちにスクラッチャーになれました。
友達はユーザー登録しているだけでスクラッチャーではなく、自分は他の人の作品にお気に入りやコメントをつけたりしていなかったそうです。
ただ運よくScratch Teamから通知が来ただけかもしれませんが、すぐにスクラッチャーになれるものなのかもしれないですね。
Scratch teamから来た通知
Scratch teamから来た通知は次のようなものでした。
スクラッチャーとして活動する注意事項が書かれています。
サイトが荒れないように、いろんなキャラクターが<こんなことに注意してね>と語ってくれています。
<これに同意するなら「スクラッチャー」になってね>という内容でした。
「賛成!」ボタンを押す前に閉じてしまった後でも、スクラッチャーになれるそうです。
うちの子は迷わず「賛成!」ボタンを押したので、次のような画面になりました。
ちょうど、JAXAのはやぶさやペンギンゲーム作りを楽しんでいた頃の出来事です。
夏休み前はScratch漬けにならないか少し心配しましたが、夏休み中はScratchの存在を忘れたかのようにしませんでした。
夫や私に「ちゃんと15分タイマー入れてる?やりすぎると目が悪くなる」と言われることが増え、Scratchをはじめると夢中になって他のことをする時間がなくなるのが本人も気になったのか、それとも、ただ単に熱が冷めたのかわかりませんが、ちょっとホッとしました。
1学期中は図書室からScratchでゲームを作る本を借りて頑張っていたので、また、今度はそちらの方を別の記事で紹介させていただきます。
※しばらく1日おきに投稿されるように予約投稿しています。新型コロナワクチン接種関係で恐らくブログから離れると思いますが、復活次第、皆様のブログに訪問させていただきます。
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