今回は久しぶりにお勉強系の教材の紹介です。
高学年でつまづくポイントは立体図形
立体図形でつまづく子が多いとあちこちから聞くので、今のうちに何か遊び半分で立体図形問題に取り組める教材はないかなと探していました。
そんな時、ふと本屋さんで目に付いたのは次の「受験脳を作るシリーズ」の『立方体の切断の攻略』です。
「受験脳を作る」シリーズで楽しく立体図形対策を
シリーズは4つ~現在販売されているのは立方体のみ
「受験脳を作る」シリーズはもともと4種類あったようです。
①受験脳を作る『立方体の切断の攻略』
2012年11月22日発売
②受験脳を作る『回転体の攻略』
2013年03月14日発売
③受験脳を作る『円の転がりの攻略』
2013年09月26日発売
④受験脳を作る『図形の回転移動の攻略』
2014年04月17日発売
しかし、今、販売されているは『立方体の切断の攻略』のみのようです。
![立方体の切断の攻略 ([バラエティ]) 立方体の切断の攻略 ([バラエティ])](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/3844/9784057503844.jpg?_ex=128x128)
- 価格: 1540 円
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中古品を確認すると、メルカリで出品された形跡は立方体が多く、次いで回転体でした。
一時期、価格高騰したらしい
アマゾンのレビューを見るとコロナの臨時休校中、価格高騰したようでした。
メルカリで中古販売されているものも、新品の正規の値段より高く、またそれなりに高いお値段で購入された方もいる形跡がありましたので、それなりに人気商品だったんだと思います。
渡したいタイミングがあり、本屋に再び出向く時間もないため、すぐに届くアマゾンで『立方体の切断の攻略』を購入しました。
ビジュアル体験できる教材=子どもの遊び道具!
お誕生日プレゼントのひとつに
問題集だといかにも教材という感じになりますが、「立体図形のビジュアル体験できる教材」=子どもの遊び道具という感じですよね。
そのため、子どものお誕生日プレゼントとしてお誕生日当日に、丁寧にラッピングして渡してあげました。
(自分のお誕生日ケーキなのに、作りたがったので一緒に作りました。間に息子が大好きなバナナが入っています~)
先にお誕生日プレゼントとして購入した自転車が到着したのは、お誕生日当日ではなかったため、当日に何もないのは寂しいなと思ったので。
「図形問題のおもちゃだよ~」と言って渡したので、喜んですぐに組み立て遊びたがりました。(「立体教材=楽しいおもちゃ」の感覚は、「こどもちゃれんじ」「進研ゼミ」をとってきたおかげで染みついています!)
立体だと、おもちゃっぽいですよね。
『立方体の切断の攻略』レビュー
『立方体の切断の攻略』の教材は次のような内容です。
ドリルブック、立方体ケース、切断面カード、透明シールが入っています。
立方体ケース・切断面カード
透明シールまで入っていて親切!
教材の透明の立方体ケースは、最初ぺったんこの状態です。
おこして箱の形にして底の部分をとめるんですが、その時にとめる透明シールまで入っていて感動しました。「セロハンテープで止めてください」で済むのに、わざわざこれだけで全て完結するようになっているところがいい!
それはいいんですが…ちょっと困ったことがおきました。
組み立て方を読まないで組み立てると歪みが生じる
息子はすぐに遊びたいようで、組み立て方を読まずに組み立てようとしました。
「きちんと組み立て方を読んでからにしたら?」と促したんですが、「書いていないもん」とそのまま適当に組み立てようとします。
教材の組み立て方は、普通、最初か最後のページに書かれていますよね。そのため、パッと表紙と裏、最初と最後のページを裏表確認したんですが、載っていません。
面倒になり、そのまま適当に作らせたら、やっぱり微妙にいびつな感じに。
こんな感じなのかなぁと思ったら、やっぱり違いました。
教材の組み立て方が問題集の中の方に書いてある!
組み立て終わった後に、さあ、遊び方をみようと本をもう一度開くと…
「あ、組み立て方が書いてある!」
と組み立て方が書かれているページを見つけました。
なぜか8ページに書かれているんです!できれば、表紙裏に書いておいて欲しかったです…。
組み立てなおしはできる
透明シールを綺麗に剥がせるか?また剥がした後、再びシールとして使えるか?とちょっと躊躇しましたが、どうも歪みが気になっていたの、組み立て直しにチャレンジしました。
透明シールをそーっと剥がし、説明通りに組み立て直し、貼りなおしてみるとビシッとした立方体に。透明シールは再度しっかりついて、剥がれてくることもないし、組み立て直して良かったです。
我が家のように、いったん勢いで作ってしまって歪んでしまった方、再び組み立て直しできるので、再チャレンジしてみてください。たぶん、大丈夫ですよ!
さらに、切断面カードのつなぎ目を綺麗にハサミで切るように書かれていることに気付きましたが、「そこまで見た目の美しさを求めていないし、まぁいっか~」とそれはそのままにしておきました。
切断面カードは13図形分ある
切断面カードは思ったよりもたくさんありました。
①正三角形(大)
②正三角形(小)
③二等辺三角形
④正方形
⑤二等辺三角形
⑥長方形(小)
⑦長方形(大)
⑧長方形(中)
➈正六角形
⑩ひし形
⑪台形
⑫五角形
⑬六角形
立方体ケースはすべての辺の真ん中に白い点が打ってあるので、それを目印にいろんな大きさのいろんな形の切断面カードを入れることができます。
ドリルブック
立方体ケースを使う問題
ドリルブックの問題は、問題の裏に解答がある形式になっています。
立方体ケースの写真が印刷されているので、すごくわかりやすいです。
全部で14問ありました。この問題で立方体ケースの使い方を練習する感じです。
目安の時間が3分など表示されていましたが、立方体ケースと切断面カードのおかげであっという間に、全部やってしまいました。
チェック欄があり、同じ問題を5回するようになっているのですが、とりあえず一通りしておしまいという感じでした。
基礎~実践問題(最難関中の入試問題)まで
その後、基礎問題から実践問題があり、そこで悩んだときに補助的に立方体ケースを使うようになっているようでした。
基礎問題…11問
練習問題…11問
実践問題…8問
実践問題は、桜蔭中・開成中・灘中のような有名中学で実際に出された入試問題が載っていました。さすが…それぞれ凝った問題を出してくれますね~。
息子はまだ練習問題の段階で、「ぼくできるも~ん」という気分を味わって楽しんでくれていますが、これで打ち砕かれると思います。そのうちチャレンジしてみて欲しいです。
他にも遊び半分で取り組める図形教材を本屋でみつけました。そちらはクリスマスプレゼントにするつもりで購入してまだ渡していませんが、それもまたそのうちブログに書いてみたいと思います。
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