体験学習におすすめの図鑑があります。
ひかりのくに【体験を広げる『こどものずかん』】シリーズです。
※2020年1月編集し直しました。
あそびのずかん
こどもむきに優しく解説がしてあり、すべてふりがな付。
遊びから科学の世界を知るという本で、
有名な通信教育Z会、幼児コースのペアゼットに掲載されているような遊びがたくさん載っています。
ペアゼットのお試し版にあった「うごくひかりレース」が、
『あそびのずかん』では「かがみドライブ」という名前で載っていました。
①車の形に紙を切り抜きます。
②切り抜いた紙を光が反射するもの(CDや鏡)に貼りつける。
③コースをかいて壁にはる。
④ ②で作ったものに太陽の光をあてて、くるまをコースにうつして走らせる。
こんな風に家庭にあるもので簡単に遊べます。
これ以外にもたくさん理科が好きになる遊びが載っています。
我が家にはるのは、1990年発売のずいぶん古い物で、今、販売されていませんが、後続のものがあります。
- 価格: 1100 円
- 楽天で詳細を見る
表紙デザインは昔のものと違いますが、表紙に写真掲載されているおもちゃは同じなので、中身は同じだと思います。
のやまのくさき
上の「あそびのずかん」と同じシリーズです。
立派なタンポポのイラストが表紙になっていますね。
このシリーズは子どもが赤ちゃんの時に夫が古本屋でみつけて買ってきたもので、
「あそびのずかん」は夫が時々使って遊んでいましたが、こちらの方はすっかり忘れていて、Z会の年長コースのお試し見本が来た時に思い出し、しまい込んであったところから取り出してきました。
Z会は受講しませんでしたが、こういう体験学習も大事だなと気付き、
年長の春からよく親子で歩いてあちこちの花の写真を撮り、この図鑑を見ていました。
季節ごとに花を紹介していて、しっかりいつの花かわかるようになっています。
図鑑の表紙裏までけっこうお勉強になることがびっちり。
はなのつくり・はなのつきかた・はなのかたち・はのすじなど、いろんな草花の比較もされていました。
「あそんでみよう」「ためしてみよう」「さがしてみよう」というコーナーもあり、探し方のポイントや遊び方、実験まで載っています。
花びらをしぼった液体に重曹を入れたり、レモンを入れたりと、かわいい絵と写真で解説してくれています。
これも後続のものしか販売されていないようです。
うみのいきもの
このシリーズでは他に『うみのいきもの』も持っています。
これも子どもにわかりやすく書いてあり、充実した内容でしたが、図鑑に書いてあるような恵まれた海岸に行く機会がなく、<子どもがひとりで見る>だけで終わってしまいました。
表紙右下の魚の色が気持ち悪い!とか思ってしまっています。
なんでも親があまり好きでないと、子どもに教えるのはなかなか難しいですね。
水槽を買って育てても良かったんですが、お世話が大変…。
かわりに水族館へよく行きました。一時期は海遊館の年パスを持っていました!
どれだけ図鑑を活用できるかは親次第でしょうか。
「あそびのずかん」「のやまのくさき」ほど活躍させることができませんでした。
これも、後続のものしかありません。
<ひかりのくに>の図鑑はやさしい
ひかりのくにからはもっと最新版として、下のような図鑑が出ています。
ひかりのくにの図鑑はあまり知られていませんが、有名な小学館のNEOシリーズより、小さな子が読みやすく優しい印象が残る図鑑でした。
そんなにバリバリお勉強させなくてもいい、遊びの延長が学びになるといい、くらいのお気持ちの方にピッタリだと思います。