【まなびwith】会員サイトのサービスの一部
小学館の通信教育「まなびwith」(旧:ドラゼミ)は会員サイトから授業動画が見られるだけでなく、学習ゲームもできます。(追加費用なし)
会員サイトの画面の上の方を見ていただくとわかるように、他にもたくさんの機能があります。
学習かんり‥デジタルカレンダーに、あらかじめワークを解く予定が組まれています。それを自分で実際にできそうな日付に変更し、できたら「できたよチェック」を入れ、画面上のお楽しみパズルをひらいていきます。
まなびチャンネル‥算数・国語・英語・立体図形ブロック・思考力の授業動画です。小2までは、面白い服装をしているお兄さんやかわいいお姉さんが、NHK「おかあさんといっしょ」のような幼児向けの番組のように楽しく解説をしてくれます。(うちの子は小2コースをとっているのでよくわかりませんが、小3以降はスーツに黒板といった普通の授業動画のようです)
ダウンロードプリント‥学習プリントが追加で印刷できます。(毎月くるワークだけでなく、追加で学習したい人むけ)
小学館のデジタルコンテンツ‥小学館の百科事典や図鑑・本を見ることができます。
ナゾトキ‥東大ナゾトキ集団AnotherVisionとコナン君の謎を解くと、毎月5名に図書カードが当たるというコーナーです。
他にもいろいろありますが、今回はデジタル学習ゲームについて書いてみたいと思います。
【学習ゲームボックス】は全学年共通
言葉・図形ゲームができる「ゲームボックス」には、学年で分けられておらず、「ステージ1」からステップアップしていくタイプの学習ゲームが12種類あります。
図形ゲーム レビュー
図形ゲームは6つあります。
【立体見え方クイズ カタチカメラ】
同じものや景色でも、見る方向によって「見え方」が違いますよね。その見え方を想像するゲームです。
「ぷちドラゼミ」(まなびwithの昔の幼児版)の「ちえブック」や、うちの子がもうひとつ取っている通信教育こどもちゃれんじや進研ゼミでも出てきた形式の問題です。
これはかわいいクマさんが撮った写真を選ぶ問題です。
遊び方の説明画面です。
いろんな場面でクマさんが写真を撮る設定になっています。
これは左からとった写真はどれかな?という問題。
左右のボタンを押せば、イラストがかわるので、これというものが出てくるまでイラスト選択しつづけます。あとは決定ボタンを押すだけなので、操作は簡単です。
【ごほうびここだよ!ころころしかくネコ】
サイコロの面あてクイズです。
うちの子はネコ好きなので、猫ちゃんというだけで、喜んで取り組んでいました。
遊び方の説明です。
ネコちゃんの顔がくる正しい場所に魚を置くと、猫ちゃんが魚を食べられる!というゲーム。
猫好きの心をくすぐります。
問題は取り組むたびにかわります。
「お部屋」と「魚屋さん」と「みなと」の3ステージ。
矢印ボタンを押すと下のイラストがかわるので、これだと思うものを選び決定ボタンを押します。
上のようなシンプルな一直線の問題だけでなく、
ガタガタの道をたどる問題もあります。
【線対称で完成!ハイパーロボットコレクション】
線対称の図形の問題です。半分に折った図から、開いた図を想像するゲーム。
うちの子は男の子だからか、ロボットも大好き。
最初の頃は特に上のネコちゃんゲームとこのロボットゲームでよく遊んでいました。
【線対称で完成!ハイパーロボットコレクション】の遊び方。
3つのボタンから正しいボタンを選ぶと、ロボットのマークとなって、コレクションになります。
これも幼児期の「ちえブック」系で見かけた問題です。
はじめての方も安心。丁寧に解説してくれます。
イラストが動きます。
少しずつ開いて、こんな状態になるんだよというもの。
正解するとロボットが完成します。
ステージは4つあります。
完成すると、ロボットのマークがあつまり…
完成したロボットたちの広場へ遊びにいくことができます。
広場に
公園、
あちこちの街のロボットの人口密度が高くなっていきます。これ以上、ロボットを生み出すとちょっとロボットたちが暮らしにくくなりそう…。
【組み立てながら進め!ブロックDEトレジャーハント】
展開図を想像するゲームです。
【組み立てながら進め!ブロックDEトレジャーハント】の遊び方です。
4択です。選択するだけのゲームなので操作は簡単。
問題そのものは取り組むたびにどんどんかわっていきます。
全体に物語風になっています。
ステージをクリアすると呪文が浮かび扉が開きます。
男の子の車が道を進み、次のステージへいけます。
実際に道を車が動くので、「見てみて~車が動いてる~」と嬉しそう。
ステージをクリアする時にしか見られない貴重なシーンなんだそうです。
実際の問題画面はこんな感じ。
正しい答えを選ぶと…
箱になった!
正しい答えでも間違いでも、展開図が動いて箱になってくれます。
画面上で展開図が動いて箱になるのは楽しそうです~♪
【うごく!ひらめき図形パズル】
図形パズルの問題です。ステージごとに、完成させた図形の絵が動き出し、不思議な世界がみられます。
図形パズルは、「ぷちドラゼミ」(まなびwithの昔の幼児版)で、プラスチック製のものがついてきて、よく紙の問題の上にのせて遊んでいました。
それとそっくりの問題が画面上に並んでいるので、ひとりで好んで取り組んでいました。
【うごく!ひらめき図形パズル】の遊び方。
タブレットだと、グルグル回しやすそうです。パソコンだとクリックするのが少し大変。
3つのステージとスペシャルステージがあります。
おとぎの国の例。
すべてクリアし、「おとぎの国へ遊びに行く」を押すと…
絵が動いている!という状態になります。人魚も沈んだり浮いたりします。
女の子が喜びそうな雰囲気です。
【図形を組み立て!ひらめきパズルコレクション】
これも図形パズルの問題です。
こちらも完成すると動くものがありますが、動く世界を楽しむというのではなく、コレクションするというゲームです。コレクション好きの男の子向けかなぁという印象です。
遊び方は【うごく!ひらめき図形パズル】と同じです。
よくある厚紙やプラスチックの色板パズルと違って、画面上は板を自由自在に動かしにくいから試行錯誤しにくいです。
だから、この画面を見てじっくり考えてから、板をおくことになり、初心者には難易度が高いです。
でも、大丈夫。ヒントボタンがあります!
ヒントボタンを押せば線が出てくるので、どう組み立てればよいかすぐにわかります。
完成するとこんな画面。
完成するとコレクションが集まっていきます。
「宝石」
他のステージもコレクションが集まります。
「魔法の道具」
「乗り物」
他に「伝説の生き物」があり、全部で4ステージ。このゲームはどのステージからでもはじめられます。
言葉ゲーム レビュー
言葉ゲームも6つあります。
【すすめ!ことばキャッチャー】
「助詞・接続詞・副詞」の穴埋め問題のゲームです。
【すすめ!ことばキャッチャー】の遊び方。
画面のアップボタンをクリックすると、クリックした分だけ画面上に少しずつ宇宙船が上がります。クリックしなかったら自然に少しずつ下がってきます。
隕石に当たるとライフ(ハートマークの棒)が減ります。
正解の星とうまくぶつかればOK!
ゲーム操作の技術が必要なゲームです。
大袈裟な表現と思われると思いますが、この操作がパソコンゲーム素人には難しく、子どもは完全にゲーム慣れしていないので、子どもは言葉選択を担当、私は操作担当。
「ああ~!ひらひらって言ったのに!なんで逃したんだよ」(息子)
「大丈夫、もう一回流れてくるはず!今度こそ。ちょっと黙ってて」(私)
と、子どもとふたりでキャーキャー言いながら頑張りました。
【飛べ!ことばペンギン】
反対の言葉・数える言葉(助数詞)・こそあど言葉を選択するゲームです。
ゲームはペンギンさんたちは寝ている状態で始まります。
いつもなんで寝ているのか不思議だったんですが、改めて見ると、遊び方の説明に、「ペンギンが夢の中で自由に空を飛んでいるよ!」という設定が書かれていました。
移動ボタンでペンギンを左右に動かすことができます。ペンギンを動かし、正しい言葉の雲にぶつかるようにすると、お魚がもらえるゲームです。
「はんたいの言葉」のステージは青空。朝の空でしょうか。
これも上のゲーム同様、慣れていないと操作に手間取り、うまく移動させることができません。これも、答え係(息子)と操作係(私)に分かれて頑張りました。
ペンギンさんが正しい雲にぶつかると赤い魚が出てきます。
「数える言葉」のステージは、夕方の空。(朝焼け?)お魚は赤です。
「こそあど言葉」のステージは夜空。お魚は青です。
<間違えるとどうなるのかな?>と思いますよね。
違う言葉の雲にぶつかると、なんと「白クマ」が突然登場!
ペンギンちゃんは真っ逆さまに落ちていきます。あ~れ~!という気分になるので、間違えたくないですね…。
【くらべて、わけて、モンスターをたおせ!ことばアタック】
言葉の性質から分類する問題のゲームです。
【くらべて、わけて、モンスターをたおせ!ことばアタック】の遊び方。
子どもはこの画面を見て、「ややこしそう。難しそう」という印象を持ったそうです。
このゲームの最初の画面はこれ。
ステージクリアをすると、次のステージの、新しいモンスターの姿が見えてきます。
実際の問題は、こんな感じ。
この画面で違うところと似ているところを頭で整理してから、次の画面で操作できるようになっているので、比較的落ち着いてゲームができます。
ゲーム初心者は、ゲーム操作だけで精一杯になって考えながらの操作ができないのですが、これは事前に考えられているので、操作だけに集中でき、すぐにクリアできます!
言葉を選び入れ、これでアタック!をクリックすると…
魔女がパワーをためて、
ドカン!
敵がくたばってくれます。
このゲームはちょっと遊び心があって、最後のステージには隠れBossがいます。
最後の敵を倒したとたん、モンスターマークがひとつ増え、「ええ~?」という展開になります。
全部敵を倒したはずなのに現れたスペシャルモンスター!
子どもが怖がって、突然「ママやって~」と騒いだので、写真を撮るのを忘れました💦
最後の隠れbossも普通の問題なので大丈夫ですよ。
【かんようく忍者 バトルでござる】
慣用句の穴埋めゲームです。
【かんようく忍者 バトルでござる】の遊び方。
正しいものをクリックするだけなので、操作としてはいたって簡単。子どもひとりで出来るので楽です。
ステージが進むにつれ、巻物がほどかれていきます。
何人かの忍者でがんばります。
意味を選ぶ問題から共通の言葉を選ぶ問題まで、様々でした。
問題を選択すると、忍者が刀で言葉を切ります。正解の文字がでて、すぐに忍者はまた追いかけっこ。右下に敵の忍者との距離が表示されていて、正解すると徐々に距離が縮まっているのがわかります。
追いついた最後は、敵忍者も追いついた忍者もお互い「肩で息をしている状態」で、向かい合って終わり。「お疲れさまでした~」という雰囲気です。
ラスボスが登場するゲームもあったので、何か物足りない気分になりました。
【金太郎のことわざずもう】
ことわざの穴埋め問題です。
【金太郎のことわざずもう】の遊び方。
これも、普通に選んでクリックするだけなので、ゲーム性が低く、ゲームに慣れていない私たちには楽でした。
子どもは比較的相撲好きなので、好んで取り組んでいました。
選択が遅くなると金太郎さんが押し出されてしまいます。正しい選択ができると、金太郎さんが相手を放り投げます。
最初の画面の右端に「ことわざじてん」があります。
「ことわざじてん」は、問題を解くごとに、中身が増えていきます。
中をひらくと、これまで解いたことわざがずらり。そのことわざをクリックすると、こんな風に意味が出てきます。
子どもはステージが終わるごとに「ことわざじてん」を開いてクリックし眺めていたので、意味も一緒に吸収できているのかなぁと思います。
【四字熟語きもだめし】
四字熟語の穴埋め問題です。
【四字熟語きもだめし】の遊び方。
これも選んでクリックするだけです。操作は楽なんですが、「きもだめし」と書いているので、怖がって子どもだではなかなかしませんでした。
「ママがいるから大丈夫」と言って一緒にはじめると…
遊び方の説明と同じような妖怪さんが。
<どんな風に倒されるのかな?気持ち悪い画面になるのかな?>と思ったら、
光で退治。
こんな感じで終わり、「心配ないさ~♪」(あの劇団四季ライオンキング風…古すぎて子どもは気付いてくれません!)でした。
こちらも、「四字熟語じてん」が最初の画面の右端にあり、いつでも取り組み終わった四字熟語の意味が確認できるようになっています。
ここまでで、ずいぶん字数と時間を費やしてしまいましたが、これからが本番です!次の「学習ゲームボックス」とは別になっている、計算特訓ドリルがすごいんです!
【計算特訓ドリル ナンバー博士の計算ラボ】の感想
「学習ゲームボックス」とは別の扱いになっていますが、面白いお話があり、デジタル学習ゲームのように楽しめます。
好きな学年・好きな分野からはじめられる無学年式!
計算特訓ドリルは学年ごとに分かれていますが、どの学年のどの分野でも取り組めます。
各学年、問題をクリアするとお話の続きが読めるようになっています。
計算1ステージ10問。すべて10問連続正解しないとすすめません。1問でも間違うとやり直しです。各学年7ステージあります。
計算の種類が豊富
学年ごとに、いろんな種類の計算ができます。
えらく大きな桁の足し算のステージ。
かっこつきの計算。
分数。
小数点の計算もあります。
あまりのある割り算も。
ヒントボタンがあるので、わからなくても助けてもらえます。
このドリルの特徴は時間制限がないこと。慌てずにできるところがうちの子にあっていました。(百マス計算も時間をはかったり、競争したりするのを嫌がります)
ステージが進むと読めるお話がおもしろい~宇宙船で宇宙の旅へ!宇宙人と遭遇!
計算をしていくつかステージをすすめると、学年ごとにお話が進んでいきます。
1年生はスーパーラボで宇宙船を作り、宇宙から地球を見るところで終わります。
その後、各学年ごとに宇宙でのお話が展開されます。
博士にはロボットとおサルさんがお供でついていて、それぞれのセリフから状況が想像できます。
↓ロボットのセリフ
↓博士の日記からもわかります。
ある日、博士はエイリアンの宇宙船に宇宙船ごと吸い込まれます。
エイリアンの王様から計算の勝負を挑まれて、博士は…
勝ってしまいます!!
宇宙船同士のケンカを止めるお話もありました!
5・6年生ステージです。
このお話は最後どうなるんでしょう?まだクリアしていないので気になります~!
このゲームのよいところ
音楽がものすごくインパクトがあって、計算をするぞ~という気分にさせてくれます。「タッタラタッタ~タッタ~♪」と単純なテンポの繰り返しなんですが、私と子どもははまっていて、元気がない時にこのゲームを立ち上げておくと音楽で親のほうもやるぞ~という気分にさせてくれます。
先ほども書きましたが、ヒントボタンがあるのでわからなくても助けてもらえますし、時間制限がないので、習っていない難しい問題も落ち着いて取り組めます。
10問連続正解しないとステージクリアできないので、ミスをするとすすめません。速さ重視ではなく、正確に解く習慣が身に付きます。
なかなかクリアしないとイヤになってしまうものですが、物語が面白く、続きを読みたいという気持ちからドンドン先に進もうと自分から計算に取り組めます。
息子はもともと百マス計算や計算問題だけが並んでいる単純計算プリントを嫌がるタイプなので、どうしても気分がのらず、百マス計算系をしない時は「計算特訓ドリル」に頼っています。
どんな風に取り組んでいる?
ゲームなので、「○○が出来たら」というようなご褒美的に時々させています。
「学習」のゲームだから、積極的に遊ばせたらいいのかもしれませんが、うちの子はすでにメガネで、視力の心配があるからです。
タブレットやパソコンからできるだけ遠ざけたいのですが、いつの間にかドンドン増えています。
もうひとつ取っている通信教育の進研ゼミの英語学習は「チャレンジイングリッシュ」。これもパソコンやタブレット でしかできません。
タイピング練習(ほとんどさせていませんが)など、パソコンでしかできないこともあります。
まなびwithの授業動画はもちろん、市販の教材の授業動画だってみています。
他にも夫が学習系アプリをスマホで時々させています。(相手してくれ~と来る子どもがおとなしくなるからだと思います)
子どもの周りには自然とタブレット・パソコン系のだらけ。
これで、メインの学習もタブレット、電子書籍も利用するぞ!となると、家の中ではほとんど電子機器系にむかっていることになります。
【タブレット・パソコン時間の制限=読書・勉強時間の制限】になってしまうので、読書は出来るだけ紙の本・メイン学習は紙ベースにしています。
※デジタル教材がそろっていますが、まなびwithのメイン教材はタブレットではなく、紙の教材です。
種類や内容に片寄りはあるものの、幸い基本的に本人が紙ベースでの勉強好きで読書好きなので、息抜き・ご褒美的にパソコンやタブレット、スマホ利用の学習をすることにしています。
だから、実際に学習ゲームに取り組んでいる時間は短く、あまり進んでいません。
まなびwithの学習ゲームは受講している限り使え、全学年共通。焦らずじっくり楽しく使って行きたいと思っています。
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応援ありがとうございます。