幼児・小学生向け通信教育「まなびwith」が2021年4月から「名探偵コナンゼミ」になります。
以前、こちらにざっくりと書きましたが、
今回は、新しく始まる「名探偵コナンゼミ」について「まなびwith」会員しかわからないと思われる点を書いていきます。
「まなびwith」から【名探偵コナンゼミ】に継続されるサービスは?
小3コース2月号に会員向け説明冊子が同封されていた!
もうすぐ3月号が届く時期になってしまいましたが…ずいぶん前にこの記事を書こうと撮影しておいた写真です。
この中に次のような冊子がありました。
一部はこんな感じで、Q&A方式。
会員のみに関わる部分が多かったですが、これから「名探偵コナンゼミ」の受講を検討されている会員以外の方も気になる部分を取り上げてみました。
デジタル学習ゲーム・スゴロクイングリッシュ(英語学習ゲーム)は?
名探偵コナンゼミにはコナンのストーリーの「謎解きゲーム」があるので、これまでのデジタル学習ゲームはなくなるかと持っていたら、名探偵コナンゼミにもあるそうです。次のように書かれていました。
学習ゲーム・スゴロクENGLISHは3/24で一旦終了しますが、名探偵コナンゼミにて引き続きご提供いたします。プレイデータの弾き継ぎに関してはその他のよくある質問をご覧ください。
どんな学習ゲームがあるかは、次に記事に書いています。
「スゴロクENGLISH」のことは次の記事に少し書いています。
学習ゲームが継続して使えるのは嬉しいですね!
思考力テスト・実力診断テスト・毎月の添削テストは?
毎月郵送して提出していた添削テストは廃止されます。子どもが添削の先生へのメッセージを書く欄があったので残念です。
親としても細かい指導をしていただけて、とてもありがたかったのですが…
しかし、 「思考力テスト」「実力診断テスト」は、教材配送コースにのみあります。年に1回ずつ、計2回になります。
「思考力テスト」は8月号、「実力診断テスト」は3月号につきます。
「思考力テスト」は「思考の達人ツール」と「複合教科問題」で構成されたテストです。
「実力診断テスト」はその学年で学習した内容すべてから出題されます。
会員サイトのテスト提出ツールでカメラ撮影して提出し、添削されたテストとアドバイスシートは会員サイト内の「テストの記録」で画像掲載されるそうです。
商品と交換できるご褒美シール制は?
商品と交換できるご褒美シール制度が廃止されます。添削テストや作文などを出すと貰えるシールを集めて、欲しい商品をもらうということができなくなります。
うちの子はこのシールをたくさん集めて天体望遠鏡を手に入れました。
毎年あった作文コンクールも2021年は中止になっていた(理由はコロナのためだそうです)ので、たぶん「名探偵コナンゼミ」でも行われないと思います。
ひらめき立体図形ブロックは?
2年生コース受講中は、ブロック学習がありました。これがなくなるそうです。
レゴと違い立方体のブロックなので、積み木問題にも使えるブロックで重宝しました。
大手中学受験塾の公開テストで積み木を真上から見た問題に遭遇し、積み木問題に取り組んでいなかったのに正解して不思議だなぁ~と思っていたんですが、
このブロック遊びのおかげだったのかと後から気付いたので、これがなくなのるのは、ちょっと残念かもしれません。
ブロック問題(ワークシート)は毎月2年生コースのみ届くようになっているので、3年生コース以上の学年をとる方には関係ないですが…。
理科と社会の教材は?
理科と社会の教材が4月に一年分届いていました。
しかし、今後は理科と社会の教材がなくなるそうです。
理科は会員サイトに教材と連動する実験動画がたくさんあり、子どもが喜んでいたんですが、たぶんそれもなくなると思います。
保護者向けの情報冊子(会報)や子どもの読み物「わくわく研究所」は?
会報もなくなるそうです。これは毎月それほど読んでいなかったので不要ですが…。
毎月の子どもの読み物「わくわく研究所」に関しての記載はありませんでしたが、恐らく廃止されるんじゃないかなぁ…と思っています。
会員サイト内の学習計画カレンダー・ダウンロード学習プリント等は?
会員サイト内のナゾトキ学習・ダウンロード学習プリント・学習カレンダー(ワークに取り組んだら開くお楽しみパズル・図鑑)・おうちの方マイルーム(保護者用の情報サイト)・お子さんの学習状況・今月の教材のポイントもなくなるようです。
ダウンロード学習プリントがなくなるのはちょっと残念。
学習動画(授業動画や学習アニメ)は?
「まなびwith」になってから、無料で学習動画を視聴できるようになっていました。(ドラゼミ時代は有料オプションでした)
国語・算数だけでなく、英語や「思考の達人ツール」「ひらめき立体図形ブロック」の動画まで。学習アニメ・先生が出てくる授業動画など様々な動画がありました。
次の記事に書いています。
これも廃止になるようです。
※追記です。まなびwith3月号に次のような案内が同封されていて気付いたのですが、
「まなびチャンネル」(小1・2の英語を含む学習動画)は継続されます!
「名探偵コナンゼミ」にかわるという最初の案内の時に、こんな風に紹介して欲しかったです!
これまで「まなびチャンネル」の継続の記載がなく、
「…ひらめき立体図形ブロック・理科社会・会報誌等その他会員サービスにつきましては…ご提供はございません」の文章の「その他会員サービス」に「まなびチャンネル」(学習動画)も含まれるのかと思ってしまいました。
間違った情報を載せてしまい申し訳ございません。
海外での受講は?
PDF版のみ利用できるそうです。
現行のワークブックとの比較
キャラクターがかわるだけで、内容はこれまでとまったく変わりません。
これまで通り「きほんページ」もありますし、「ちょうせんページ」もありますし、「総合教科問題」も「思考の達人ツール」もあります。
「難易度の変化はありません」と書いてありましたが、キャラクター以外、本当に変化がありませんでした。
まなびwithのサイトから、PDFで小3以下のコナンゼミのお試しワークブックの中身を確認しましたが、難易度どころか問題すべてこれまで届いたものとまったく同じでした。
私は少しくらい問題を見直してくれてもいいのにな…と思ってしまいましたが、
よく難易度が高めの通信教育として取り上げられ、中学受験を考えている低学年の家庭学習にも定評があった教材なので、内容を変えて欲しくない方もいらっしゃったのでは。
小3コース2月号と小4コース(4・5月号レベルお試し見本)
2月号の教材に小4コースの「名探偵コナンゼミ」のお試し見本が同封されていたので、比較掲載してみました。
しかし、今回比較したのは小3コースの2月号の内容と小4(4月号5月号レベル)のお試し見本です。学年が違うので問題がまったく違います。どんな紙面がどんな紙面になるのかのイメージがわかる程度です。
表紙
これまで
↓
これから
ずいぶんと大人っぽい雰囲気になりました!
国語(基本ページ・挑戦ページ)
<基本ページ>
該当学年の通常の国語問題です。
これまでは「まなだくん」が活躍していました。右側の玉子みたいな子です。
他にもまなびwithのキャラクターが何人か出てきていました。
↓
これからはコナンの主要キャラクターが出てくるみたいです。
<挑戦ページ>
基本ページは必ず、挑戦ページは余力がある子は取り組もうというもので、応用問題のような部分です。
国語の挑戦ページには作文力・語彙力・漢字力が伸びる問題が載っています。
これまでの「ちょうせんページ」は「ウィズ博士」というまなびwithのキャラクターが先生役のような感じで登場していました。
↓
これからは「阿笠博士」になるようです。
算数(基本ページ・挑戦ページ)
<基本ページ>
該当学年の通常の算数問題です。
これまでは女性の先生のキャラクター(写真左側)も登場していました。
↓
これからは、「阿笠博士」が大活躍?
<挑戦ページ>
算数の方も、基本ページは必ず、挑戦ページは余力がある子は取り組もうというもので、応用問題のような部分です。
算数の挑戦ページには算数パズル系問題や図形の問題があります。
これまではまなびwithのキャラクター「ウィズ博士」が挑戦状を出していましたが…
↓
これからはやっぱり「怪盗キッド」からの挑戦状になりますよね。
複合教科問題
国語・算数・理科・社会といった教科の垣根を取り払い、複合させた問題です。
毎月、それぞれ見開き1枚(2ページ)ずつあります。
これまでは控えめにキャラクターが出てきました。下の写真の右側のキャラクターは「りょうくん」です。
↓
これからは…やっぱり控えめに出てきています。
私の知らないコナンキャラクターでした。「安室透」らしいです。
思考の達人ツール問題
こちらも毎月、それぞれ見開き1枚(2ページ)ずつです。
これまでは「ワザ仙人」が活躍していました。
↓
これからはやっぱり「阿笠博士」。
全体にコナンのイラストの方がお兄ちゃんっぽい雰囲気でピリッとしているような気がします。
これまでの「まなびwith」独自のキャラクターである「まなだまくん」や「りょうくん」「あみちゃん」「ウィズはかせ」「ワザ仙人」といったキャラクターは、のほほんとしていて、やさしいのんびりした雰囲気。
マイペースでぽや~んと楽しく学習するうちの子にはこちらの方があっていたかなぁ~と思います。
だんだんコナン好きになってきて、自分からコナンの学習漫画を読むことも増えてきましたが。
⇒名探偵コナンのキャラクターと一緒に思考力を育てる通信教育「ワークブック」
「ドラゼミ」「まなびwith」からの会員としては
子どもは「まなびwith」のキャラクター「まなだまくん」とお別れしたくない
子どもは同封されていた冊子を見て、「コナンゼミになるのはいいけど、まなだまくんはどうなるの?」と言い出しました。
「4月からは出てこなくなる。コナンゼミに申し込んでも申し込まなくても、何をどう頑張っても、これまでのまなびwithは終了になり、『まなだまくん』のワークは届かなくなる」というような内容を伝えると、複雑な顔をして、
2月号の添削テストの先生へのおたより欄に「まなだまくんとお別れするのが寂しいです」と書いていました。
前回のお別れの時は、《ドラえもんのワークブックはなくなっても、ドラえもんの学習教材はたくさんあるからまた会えるよ。大丈夫!》というような内容が書かれていて、小学館の市販のドラえもんの学習教材の広告がありましたが…
まなだまくんの学習教材はどこにも販売されていないので、本当にお別れです。
ちょっとかわいそうになっちゃいました。
今回も、2月号の教材と共にドラえもんの学習教材の広告が入っていました。
ニンテンドースイッチでドラえもんと楽しく学習できるそうです。
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭の方、よろしければどうぞ!
でも、幼児さん用でうちの子にはちょっと合わないしので、
「まなだくんがいなくなるって寂しね~」で、我が家は終わりましたが…
なぜ「ドラゼミ」からすぐに「名探偵コナンゼミ」にしなかったのかな
「まなびwith」の前身、「ドラゼミ」をとり始めたのは幼稚園の年中から。
進研ゼミの幼児用教材「こどもちゃれんじ」をとっているのに、幼稚園の友だちから何か聞いたのか、年少からいきなり「ぷちドラゼミをとって欲しい」と言い出して悩み、年中から1学年先のコースをとることにしました。
でも、もともとドラえもんのアニメを視聴することもなく、ドラえもんグッズも持っていませんでしたし、「ぷちドラゼミ」をとる前はドラえもん好きではなかったんです。息子のドラえもん好きはこの「ぷちドラゼミ」からスタートしたようなものです。
その大好きになった「ドラゼミ」の ドラえもんとお別れして、せっかく「まなびwith」のまなだまくんに馴染んだのに、またお別れ。
いろいろ事情はあると思いますが、会員としてはまた?という気分になります。
どうせなら、ドラえもんの「ドラゼミ」からすぐに「名探偵コナンゼミ」になっていたら良かったのに。
「ドラゼミ」時代からずっと継続している会員としてはちょっと複雑な心境でした。
あ、でも、「ぷちドラゼミ」をとっていたから、知る楽しさを感じ学習が遊びのようになったのかもしれないし…これまで息子に楽しい学びを提供してくださってきたことには感謝していますよ!
「名探偵コナンゼミ」の「ナゾトキ×ストーリーのデジタル学習コース」の体験版が1月中旬にスタートし、子どもと体験してみました。
体験した内容を次の記事に書きましたので、よろしければお読みください。
※2021/2/22追記・編集しました。
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