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視力1.0未満の小学生は3割
こんなニュースをご存知でしょうか。
埼玉県がまとめた平成30年度学校保健統計調査で、裸眼視力1.0未満の小学生が、県別集計が始まった平成18年度以降、初めて3割を超えたことが明らかになった。県統計課は「スマホやパソコンの使用が増えて目に悪影響が出ている可能性がある」と懸念している。一方、虫歯の割合は大きく減少した。
(小学生の3割が視力1.0未満 スマホやパソコンの使用影響か 埼玉県の学校保健統計調査 - 産経ニュース)
うちの子も小1ですが、眼鏡をかけています。入学前健診で視力低下が発覚しました。入学前健診の少し前あたりから、電車の吊り広告の話をしたら「そんな文字見えない」ということがあったので、もしかして…と思っていましたが、かなりショックでした~。
藁にもすがる思いでお医者さんに相談したら、「現在の医学では完全に視力が回復する方法は見つかっていないけれど、今わかっている最新のことは…」と、意外な視力低下防止策を教えてもらえました。
あまり知られていない視力低下原因・視力低下防止策
①日中は太陽の光をできるだけ浴びる
外で太陽の光を浴びることが視力低下の防止につながるそうです。
毎日2時間くらいが目安だったと思います。
私はそうとは知らず、太陽の光は皮膚に悪いからと日陰を歩くようにし、日光を避けていました💦
②夜は真っ暗にして寝る
昼間はしっかり日光を浴びて、夜は真っ暗にして寝る。この光の生活習慣が意外にも大事だそうです。
私は真っ暗にするのが嫌で、少し明かりをつけて、子どもと一緒に寝ていました。
おやすみ灯くらいのほんのりとした明かりでもダメだそうで、本当に真っ暗にして寝るのがいいそうです。
今は頑張って真っ暗闇にしています!
後でネット検索したら、こちらにも似たような内容が載っていました。
一般的に知られている原因を考察
一般的に知られている視力低下の原因を振り返ってみました。
広い場所での外遊びが少ない(遠くを見る機会が少ない)
平日は保育所や幼稚園(預かり保育で夕方まで)で長時間を過ごし、園庭で遊ぶくらいで、あまり外遊びができていませんでした。
また、私が生まれ育ったところは田んぼがたくさんあり、遠くの方の山まで見えましたが、今住んでいるところは、ビルに阻まれ山なんて見えない環境です。
外遊びをしていても、遠くを見る機会が少なかったと思います。
遺伝
私も夫も、親族も近視です。眼球の形に関わってくるところなので、これは仕方のない部分だとお医者さんもおっしゃっていました。
長時間、近距離で何かを見る
幼稚園児になると、自由な姿勢でゴロゴロと本を読むことが増え、読んでいる時間も長くなりました。
進学塾などに行くとメガネ率が高いのはこれもあるんじゃないかと思います。
テレビやDVD
テレビをつけっぱなしにしてるわけじゃなく、見たい番組がある時だけつけていましたが、トータルで見ると、少し多かったかなと思います。
幼児期に、子どもがいつも視聴していたのは次の番組。
①朝のNHKの子供向け英語番組
②シンカリオン
電車好きです!
③ こねこのチー
ネコ好きです!
赤ちゃんに近い幼児期は、気がむいた時にNHK「お母さんと一緒」、「機関車トーマス」を見ていました。
ちなみに現在、欠かさず見るようにしているのは、「ドラえもん」と「サザエさん」!最近はタイミングがあえば、スポーツやニュースもできるだけ見るようにしています。囲碁番組は長いし夢中になるので封印!息子は相撲も好きです…おじいちゃんみたいなシュミ…
DVDはどうだったかというと、
「 こどもちゃれんじ」と「こどもちゃれんじEnglish」にDVDがついてきたので、それを見ていました。
幼児向け雑誌の付録のDVDも!
そういえば、ハッピーセットのプラレールDVDも見ていました。
テレビとの距離を保つアイデア
テレビを見る距離を保つ工夫はしていました!
「近くで見てはダメ」といっても、具体的にどのあたりか、わかりにくかったようなので、夫のアイデアを採用しました。
ジョイントマットって、普通、このように交互に色を配置しますよね?
それをテレビ前には緑色を敷き詰め、白をソファー側へと配置しました。
こうしておくと、「緑で見ないで白で見ようね」と言うだけで済みます♪
パソコン・スマホ・ゲーム
パソコンは幼児期にはほとんど触らせていませんでしたが、幼稚園の年長になってからは、通信教育なまびwithの授業動画などを少し見ていました。
スマホアプリは外出時に夫が使っていました。ベネッセの教育系のものだけだったはずです。
仮性近視を治す目薬・視力回復訓練は?
ネット上でチラホラ見かけるのは目薬&回復訓練。
特にお願いしたわけではないですが、眼科医さんの方から、仮性近視を治す目薬を出してくれました。目の筋肉の緊張を緩和する目薬だそうです。
これで少し視力が回復しましたが、やっぱり目薬をやめると元の視力に。
この目薬は一時的なものでずっと処方し続けるわけにはいかないそうで、これ以上の回復は見込めないとあきらめ、眼鏡の処方箋を出してもらいました。
特別な視力回復訓練を実施している眼科もあり、それを実行している方のブログも多数拝見しましたが、通院時間と費用に対して効果があまりなく、そこまで苦労しても結局メガネ…ということで、私たちはそういった選択はしませんでした。
ネット上の「メガネをかけることで、日常不自由なく過ごせるなら、それでいいではないですか。」たったこれだけの書き込みを見て、ああ、なるほどそうだな、と心が落ち着き、なにがなんでも回復というより、私たちは現在の視力より低下しないことを重視して生活することにしました。
この経験が、どなたかの子育てのお役に立てれば幸いです。
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