今回は、子どもの習い事を検討していた時の話です。
入学当初、何か始めたいけれど何がいいかわからない…という状態で、様々な習い事体験に連れて行きました。
【速読教室】は学習塾内に設置されている
いろんな習い事体験が一度にできる!
最近の小学生向け(~高校生向け)の塾は、小学生が好みそうな習い事【算数パズル・英語・プログラミング・理科実験・そろばん・習字など】の教室を取り込んでいるところが増え、塾内で一度に体験できます。
当時、私たち親子は算数パズルやプログラミング、理科実験などの教室目的で訪れたのですが、塾の先生がぜひ体験していってくださいとすすめてくださったので、速読教室の体験にも参加しました。
脳科学者の澤口俊之先生がパンフレットに!
当時のパンフレットには脳科学者として有名な澤口俊之先生も登場していて…
どんなものか知りたくなりますよね?
澤口俊之先生は、明石家さんまさんの「ホンマでっか!?TV 」にご出演されていた時からのファンです~!
小学生から高校生向け速読講座は3種類ある
速読は社会人向けと学生向けにわかれていて、学生向け(小学生~高校生)としては3種類あります。
速読解力講座
子どもが体験した教室は、この講座のみでした。
体験したのは①速読力トレーニングです。
①速読力トレーニング
文字の色がかわていくなぞりよみをし、各自の読書速度に合わせて段階的に読む速度を上げながら、短文チェック問題で内容理解度が伴っているかを確認します。縦書きの文、横書きの文でもすばやく次の行を見るための眼筋トレーニングもありました。
②読解力トレーニング
文章を読み解くうえで必要な基礎的読解力を体系的にトレーニング。さらに文章全体の内容を把握・理解する力を養成します。
③脳力トレーニング
速読の習得に必要な検索力、短期記憶力、認識力、判断力を、脳トレゲーム形式で鍛えます。
④教科トレーニング
2,800語が学べる語彙問題、中学1~3年の理・社問題、入試対策にも役立つ時事ニュース記事も演習問題として配信されます。
思考力講座
どのようなものか、ホームページをじっくり拝見すると、算数パズル教室のパソコンゲーム版のようなものでした。
①さまざまな角度から問題解決に取り組む算数的思考力トレーニング
情報・条件を使いこなす力
筋道を立てて考える力
ものの形を認識・想像する力
②知能の基礎となる認知能力のパフォーマンスを高める13種類の脳力トレーニング
ワーキングメモリ
推論
処理速度
言語理解
もし、この無料アプリがあったら飛びつくのになと思える内容です。
画像を見たところ、ほんの少しシンクシンクに似ています。
シンクシンクのことはこちらに少し書いています。
無料の学習アプリは大好きなんです。
みんなの速読英語
3つのコース、15種類の講座があり、スモールステップ方式で、無理なく長文読解力を鍛えられます。
全単語・文章、ネイティブ音声収録。
①レベル別コース
小学校高学年から大学入試まで自分にあったコースで始められる。
会話文、物語、論説文など、多様なジャンルに触れられる。
演習の出題形式が、日本語・英語コースレベルに応じて変化。
②入試対策コース
入試に使用された過去問でトレーニングができる
理系・文系の出題傾向を捉えた英文を搭載。
③英検対策コース
4級~準1級の5つの講座。
演習問題は頻出の単語や題材で構成。
時間を要する長文パートに特化したトレーニングが可能。
英語多読の時代です。英語絵本や物語をたくさん用意してあげたいと思いつつも、私はあとまわしにしがちなので、これは便利だなと思いました。
子どもが体験してみて感じたこと
実際に子どもが体験させていただくと、次のようなものでした。
①すべてパソコンで完了
すべてパソコンのシステムで完了する個人戦。補助の先生もいるけれど、いなくてもいいくらい。
⇒わざわざ塾にいかなくても…家でできないのかな?
②交流なし
学習時間内にとなりのパソコン台の人と交流を持つことはない。一緒にテレビゲームしている感覚。
大阪のおばちゃんなので、隣のパソコン台の初対面の親子とも話をしましたが、速読時間は集中力がいるので、子ども本人は隣とおしゃべりする余裕はありません。
⇒同年代の子どもたちとコミュニケーションをとる習い事をはじめて欲しいのになぁ。
③黙読が基本。音読は✖。
口に出すと時間がかかるので、速読は音読しないで黙読が基本です。
記憶はあいまいですが、体験の時、うちの子どもは全部、声に出して読んでいました。まだ緊張する初めての場所で、黙って読んで内容を理解できるレベルではなかったんだと思います。(家では黙って読んでいます)
⇒小学校に入学したばかりで、これからたくさん音読をさせたいのに、黙って読みなさいというのもなぁ…
④眼筋運動で視力低下の心配なし?
眼筋を鍛える運動もあるし、それほど視力低下の心配をしなくても大丈夫とのお話。
しかし、まだ幼稚園児さんのような雰囲気が残る子どもが、パソコン画面の文字を集中して近距離で見続けること、パソコンゲームに慣れることに抵抗感がありました。
⇒眼筋を鍛える運動や定期的な休息もいいけれど、最初からパソコン画面を見なければ問題ないのでは?
いろいろ考えて、やっぱり速読教室は「うちの子にはまだ早い」と思い、素直に気持ちを伝えてお断りしました。
今なら受講してもいいくらいに成長したし、「子どもにパソコンはダメ」という感覚も薄らいでいます。今は感染が心配されるコミュニケーションをとる習い事より個人戦の習い事の方がいいですし、コロナの影響で、家で受講できるシステムになっているかもしれません。ふと、思い出して再度、当時のパンフレットを探しましたが、さすがに捨ててしまったようで見つかりませんでした。
気になった方は、お近くの教室で体験してみて下さい~!
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