今回は教育費の話です。
以前、貯め代 (id:tameyo)さんから次のようなコメントを頂いていたので、教育費について書いてみたくなりました。
チャレンジ3年生9月号の特別教材『言葉じてん500』・『自分でまるつけの書』など - 知らなかった!日記
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チャレンジ3年生、充実しています。ところでモッピーさんのお宅では、月にどのくらい教育費がかかっていますか?よろしかったら教えて下さい
2021/09/16 15:12
(貯め代さんは私より人生の先輩で、貯め代さんのブログから生き方や暮らし方などを学ばせていただいています。皆様、一度、貯め代さんのブログをご訪問なさってください。)
我が家の場合、公立小学校へ通学している子供が一人しかいません。
そういった場合、教育費のメインとなるのは習い事ですよね。
習い事にかける平均費用は?人気の習い事は?
一人あたり一か月いくら?いくつ習い事をする?
私の周りは、たくさんの習い事、また習い事を兼ねた学童保育などに行かせている方が多いので恐らく高めだと思いますが、一般的に、世間では習い事にどれくらい費用をかけられているのか、調べてみました。
小学校低学年
1人・月当たりの習い事合計費用 1万3,323円
習い事1つ当たりの平均費用 6,608円小学校高学年
1人・月当たりの習い事合計費用 1万6,114円
習い事1つ当たりの平均費用 7,522円
ネット上で調べたのは一人当たりの金額ですが、私の周りでは子供が2~3人いらっしゃるご家庭が多いです。
単純に計算してみると…
低学年
13,323円×2人分=26,646円
13,323円×3人分=39,969円
高学年
16,114円 ×2人分=32,228円
16,114円 ×3人分=48,342円
やはり、お子さんが多いと負担も多くなりますね。
また、「習い事1つ当たりの平均費用」を参考に考えると、おおよそ2つ習い事をされているのがわかります。
どんな習い事が人気?運動系・音楽系・お勉強系をバランスよく?
次にどんな習い事が人気なのか調べてみました。
男の子に人気の習い事トップ10
1.水泳(51.61%)
2.通信教育(22.45%)
3.サッカー(22.29%)
4.学習塾(21.60%)
5.英会話(12.47%)
6.音楽(14.60%)
7.その他の習い事・スポーツクラブなど(13.83%)
8.習字(13.64%)
9.体操(11.74%)
10.柔道・剣道などの武術(11.17%)
(回答形式は複数選択)(中略)
女の子に人気の習い事トップ10
1.音楽(45.22%)
2.水泳(42.44%)
3.通信教育(25.02%)
4.英会話(23.97%)
5.習字(21.29%)
6.学習塾(19.51%)
7.バレエ・ダンス・舞踏(17.26%)
8.その他の習い事・スポーツクラブなど(12.32%)
9.体操(10.45%)
10.そろばん(9.14%)
(回答形式は複数選択)
(2万人に調査してわかった!【男女別】小学校低学年に人気の習い事ランキング|こども教育総合研究所より引用※2020/03/26のヒューマンアカデミーの記事です)
習いごとに塾や通信教育も含むんですね。
小学校入学当時、あちこちのママ友から「どんな習い事をしている?」と聞かれ、通信教育は習い事だという意識がなかったので、「スイミング・ピアノ・英会話」と答えると、「やっぱり、運動系・音楽系・お勉強系の3つの分野をひとつずつバランスよくなのね」という返事がかえってくることが多かったです。
また、先ほど引用したヒューマンアカデミーのこども教育総合研究所の記事にも、「分野が重複していないか」ということを「習い事で意識したポイント」としてあげられていました。
習い事の「分野」が重複していないか
水泳やサッカーなどの『運動・スポーツ系』、ピアノや習字などの『文化系』、通信教育や英会話といった『学習系』と、習い事は大きく3つの分野にわけることができます。子どもにいろいろな体験させるためにも、習い事を複数習うときは、異なるカテゴリの習い事にチャレンジしてみましょう。
(2万人に調査してわかった!【男女別】小学校低学年に人気の習い事ランキング|こども教育総合研究所より引用※2020/03/26のヒューマンアカデミーの記事です)
表現やそれぞれに含むものが少し違いますが、だいたい同じような3つの分野ですよね。
私はどちらかというとあまり一般的でない習い事を小さいうちから習う方が、将来、他の人より秀でる可能性が高くて良い(何か落ち込むことがあった時、自己肯定感が持てる)と思っていましたが、特にこれといって見つからず、いつの間にか一般的な習い事を3分野でひとつずつになっていたという感じです。
小学生が通う公文や塾の費用は?
「習い事」に塾や通信教育も含めるようだったので、小学生がよく通っている公文の費用を調べてみると、1教科の月額会費は7,150円でした。(東京都・神奈川県以外の地域に所在する教室の幼児・小学生)
国語と算数2教科だと14,300円、国語と英語と算数の3教科だと21,450円になりますね。
小学生の塾も低学年だとだいたい公文の2教科分の金額です。
塾の場合は学年が上がるにつれ徐々に増えていき、中学年だと公文の2教科分の費用を超えます。(塾によって違いますが)
公文や塾は通信教育より高額なので、平均より費用をかけないと、他の習い事をさせることは難しいですね。
低学年一人っ子家庭の場合
習い事は変化する
我が家の一人っ子小3男子の習い事の内訳と変化の例をあげておきます。ピアノと英会話とスイミングスクール、それに習い事と意識してなかった通信教育のことですが、小1から小3の間に少し変化しました。
ピアノ
もともと幼稚園内のピアノ教室へ卒園後も継続して通わせていました。
月4回で6500円でした。
オンラインレッスンをされない先生だったので、コロナでレッスンがない期間が長くなり、教室をかえることにしました。
前と同じくらいの金額で今度はオンラインで教えてくれる先生を探しました。
1か月にレッスンを入れる回数は自由ですが、以前と同じように月4回レッスンをお願いして、現在は1回30分1400円×月4回=5,600円となりました。
値段は下がりましたが、レッスン内容は以前より充実しています。
海外の先生にオンラインで教えて頂いているので、時差の関係で予約を入れる時間帯に制限がありますし、個人でされているので、お子さんが急病の時は代理の方がレッスンをされるわけではなくお休みになってしまうので、低い価格設定をされているのかもしれません。
良い先生に巡り合えてラッキーでした。
英会話
小1の夏から、大手英会話教室セイハに通っていました。
小学生コース
月9,130円(税込)~(週1)
年会費 4,400円(税込)
教材費 14,982円(税込)
※地域、コースにより月謝の金額は異なるようです。
教室は再開され通常の感染対策は取られていますが、教室がショッピングセンター内で、通学のための移動時間が感染拡大につながっている気がして、小2の1月に退会しました。その後、住んでいる地域では医療現場が非常にひっ迫したので、退会して良かったです。
その代わり、英会話もオンラインで習うことにしました。学研の英検3級の対策本に無料で二次試験の模擬面接ができるオンラインレッスンの案内があり、それがきっかけです。
現在、利用しているのは、学研のオンライン英会話Kimini(キミ二)です。
「ウィークデープラン」(平日の昼間のみのプラン)が2,980円(税抜)になるキャンペーンの時に申し込んだので、しばらくは、税込み価格月3,278円で受講していました。
※記事の更新ができていませんが、今は幼児コースも新設されています。
しかし、小3になって小学校の授業時間数が増え、帰宅時間が遅くレッスンに間に合わない日が増えたので、最近、スタンダードプランに変更しました。
スタンダードプランの料金
毎月払い…税込6,028円。
一年払い…税込65,098円。(月あたり5,425円)
一年払いの方が安いのですが、とりあえず毎月払いの方を選択しているので、6,028円かかっています。
スタンダードプランは毎日受講できるので、今のところ土日も含めずっと受講しています。「英語のお勉強」というより楽しくおしゃべりの相手をしてもらっている感じです。
スイミングスクール
もともと公共のプールを利用したスイミングスクールだったので、とても安かったです。たしか、5000円台だったはずです。
コロナで小1の3月は休会し、小2になると、もともと通っていた曜日が6時間授業となったので、通える時間ではなくなり、他の曜日の空き待ち状態になり、結局、退会しました。
私はスイミングスクールに通わせたい派ですし、子どもは「またスイミングスクールに行きたい!泳ぎたい!」とたびたび言うので、他のスイミングスクールを探して仮予約までしたのですが、「水中では感染しないとしても、プールサイドではマスクを着用しないし、感染リスクが高すぎる」と夫が猛反対したのでやめました。
今となっては進級ワッペンを縫い付けることを忘れたのもいい思い出です。
小1のプール授業の進度が思っていたより早かったので、≪スイミングスクールに通わせておいて良かった!≫と思いました。
小学校のプール授業は、小2の時はまったくありませんでしたが、小3では行われ、今のところ特に問題ないようです。
通信教育
進研ゼミを小1から受講中です。(「こどもちゃれんじ」から継続受講)
「チャレンジ1年生」「チャレンジ2年生」と言われる本講座は学年ごとに受講費が上がっていきます。
小1・小2は12か月分一括払いで月あたり 3,180円(毎月払いだと月々 3,930円)
小3は12か月分一括払いで月あたり 3,740円(毎月払いだと月々 4,490円)
3,000円台にしては、充実した内容で気に入っています。
小2の時にオプション講座の「中学受験講座」も受講しはじめました。
オプション講座方は学年があがっても受講費はかわらず、
12か月分一括払いで月あたり6,946円(毎月払いだと月々7,312 円)でした。
小3からオプション講座をさらに追加し、「作文・表現力講座」も受講しはじめました。
12か月分一括払いで月あたり1,515円(2ヵ月に一度届く教材で、2ヵ月分で3,030 円です。2ヵ月に一度払いだと、2か月分で3,190円。)。
小3の現在のお勉強費用としては、進研ゼミに月あたり
「本講座」 3,740円+「中学受験講座」6,946円+「作文・表現力講座」1,515円=合計12,201円支払っています。
小2までは他の通信教育「まなびwith」(旧:ドラゼミ)も継続受講していました。
たしか、4千円台(はっきりとした金額は忘れました!)でした。
小3になるタイミングで、「まなびwith」は「コナンゼミ」になりましたが、退会しました。理由は次の記事に書いています。
※「まなびwith」は2021年4月から「コナンゼミ」になり以前よりお値段が下がっています。
小3コース
教材配送のみ¥3,080
ナゾトキ+教材配送¥3,828
小4コース
教材配送のみ¥3,740
ナゾトキ+教材配送¥4,488
※PDF版受講も可能で、PDF版だと価格はもっと下がります。
コロナ前より習い事の費用が減った
子供が小1から小2になるタイミングでコロナが流行り出し、小2の夏以降、習い事の形態を変えたりやめたりしたので、費用が減りました。
コロナ前の小1の時の月あたり費用は…
ピアノ6,500円(発表会費用含まず)+英会話9,130円(年払いの教材費は含まれていません)+スイミングスクール5,000円台(仮に5000円として計算)+通信教育「チャレンジ」3,180円+通信教育「まなびwith」4000円台(仮に4000円として計算)=2,7810円
実際はこの金額よりもかかっていました。3万円くらいです。
小3の現在は次のような金額になっています。
ピアノ5,600円+英会話6,028円+通信教育(本講座「チャレンジ」3,740円+オプション講座「中学受験講座」6,946円+オプション講座「作文・表現力講座」1,515円)=24,729円
子供が一人なので、一人におおよそ平均の2人分の費用をかけている状態です。
(低学年平均1人にかかる費用13,323円×2人分=26,646円)
1人で2人分って、ちょっと贅沢ですよね。それまで通わせていた公立保育園・私立幼稚園にかかる費用が高かったのですが、公立小学校に入るとびっくりするくらいガクンと減り、その分油断して教育費をかけすぎていたのかもしれません。
高学年は通塾するかどうかで費用が大きくかわってくる
我が家の場合、コロナの前に比べると、全体に進研ゼミへの費用が増え、他の費用が減りましたが…4年生以降、中学受験塾に通塾するかにどうかよって大きく変わってきます。
今、4年生以降(正確には3年生の2月)をどうしようかといろいろ調べ、悩んでいる真っ最中です。進研ゼミの中学受験講座を継続する・塾の通信教育をはじめる・思い切って通塾してしまう…いろんな選択肢があります。
まだ、まとまっていませんが、ある程度調べきったらまたブログに書いてみたいと思います。
習い事以外の教育関連出費
教育費は習い事だけではないですよね。
あまり話題にならないので、みなさんがどうされているのかわかりませんが、我が家の場合、習い事に含んでいない曖昧な教育関連出費は、夫婦それぞれの財布・銀行口座から都合の良い方が払う感じになっています。家計の収入として扱わず、それぞれが持っている「楽天ポイント」「アマゾンギフト券」「メルカリの売り上げ金」などから支払うことも多いです。そのため、把握しにくくなっています。
検定料
うちの子は小学校へ入学してから算数検定(数学検定)・英語検定・漢字検定に挑戦してきました。
この検定料だけでもけっこうかかります。
今、すでに取得している級の次の級を受けるとすると…
漢字検定 4級2,500円
数学検定 4級3,000円(準会場受験)
英語検定 準2級5,800円(準会場受験)
級が上がると少しずつ値上がりします。だんだん気軽に出せる金額ではなくなってきました。
検定料は楽天ポイントでも支払えるので、よく楽天ポイントを利用しています。
私たちの中で一番、習い事以外でかかる教育費として比重が大きいのが検定料です。
書籍代
検定対策本・書店で売られている教材などの費用が時々かかります。
昔からある有名な教材なら、良いものがメルカリで出品されているので、古本をメルカリで購入することもあります。
意外と図書館にも書店で売られている教材がたくさんあるので、書店で欲しがったもの、いいなと思ったものは、まず図書館のネット予約サイトで調べて、予約します。
言葉辞典系や、日本地図系、たくさん図書館にあります。
特に学習マンガ系は図書館のもので充分だと感じています。
図書館利用だけで済ませている本も、かなりあります。
子供が自分でお勉強系の本をかりてくることも、たびたびあります。
だから、それほど書籍代はかかっていません。
交通費・外食代
習い事・体験教室・検定・塾の無料の公開テストやイベントなどを受けに行く際、電車を使うので交通費がかかります。
今はコロナで行けていませんが、オープンスクールに行くのにも交通費がかかります。
いつも「ICOCAカード」にチャージをしてあげるので、それぞれ夫婦のお金からその時都合の良い方のお財布から出ている感じです。
また、外出の時間帯によってはお昼ごはんの費用もかかります。
お店によってはランチ代も楽天ポイントで支払うことがあります。
でも、それは半分娯楽なので、純粋に教育費とは言えないですよね。
どこからどこまでを教育費とするか、人それぞれだとは思いますが、我が家ではかなり曖昧になっています。
コピーにかかる費用や文房具など
教材をかなりコピーをして使っています。繰り返し使いたい教材、図書館で借りた本、無料で提供されている教材をプリントアウトするのにも費用がかかります。
プリンターインクや用紙代は、子どもの学習だけに使っているわけではないので教育費の一部にしにくいのですが、かなり使っていると思います。
また、文房具にかかる費用もありますよね。
コンパスなんかは学校用と自宅用にふたつ持っています。
文房具は好きなものを好きなだけ買い与え、贅沢をしすぎのような気がするので、今後、削るとしたらこのあたりかと思っています。
鉛筆とか家用のノートとか、もっと削減できそうです。
初期にかかった費用
教育費の中で、一番がかかった初期費用は電子ピアノです。
踏み台も結構なお値段でした。
スイミングスクール用の水着一式もかかっています。洗い替えにいるので。
また、あまりタブレット系に興味がなかったのですが、学習用のiPadとして必須だと感じて購入しました。
子供の学習目的で購入しましたが、子供専用とはせず、家族のものとしています。
学校ではクロームブックを使用していますし、これから子供用にひとつ購入を考えていらっしゃるなら、クロームブック(画面をタッチして操作できるノートパソコン)を購入されてもいいと思います。※クロームブックは持っていませんし、使いやすさなどまったくわかりません。購入される際は、充分に下調べしてからご購入ください。
私たちは購入しませんでしたが、他にお値段のする「教育費」としては「電子辞書」があげられます。
私たちは紙の辞書を購入し、
電子辞書は、私が使っていた大人用のものを「貸してあげる」ことにして、ほとんど子供のものとして使わせています。大人用のものは書いている言葉が難しいですが、調べたい言葉が載っていないということはないので、補助的に使っています。
iPadで調べることもできますが、私たちは、できるだけ使わせないようにしています。でも、インターネットで調べればいいから、電子辞書は不要としている方も多いです。私も自分が持っていなかったらそうしていたかもしれません。
今回、貯め代さんから「月にどのくらい教育費がかかっていますか?」というコメントを頂いて、改めて教育費を見直してみましたが、毎月習い事で支払う費用以外にもかなり「教育費」がかかるものですね。
今回もずいぶんと長くなってしまいましたが…小学校入学後、実際「教育費」はどれくらいかかるか検討されている方の参考になれば幸いです。
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